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日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


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8月3日 白峰工業高校戦3

 今日は、朝から夏休みの宿題に取り組んでいた。ここのところ野球でまともに勉強に取り組めていなかった。他の生徒は、夏休みの宿題ではなく、受験勉強をしているという言い方の方が正しいのだろうか。


 ー8月1日ー


 1点を返した淮南高校は、6回裏の白峰工業高校の打線を0点に抑えた。俺は、7番の長尾に変わり、ファーストのポジションに変わり、ピッチャーは、佐藤から2年の直江へバトンタッチされていた。

 ベンチに帰った俺たちは、勢いよくハイタッチをした。"まだまだいけるよ!"。先頭にたって声を出した。7回表の攻撃は、2番の賀川が打席に入った。5回まで投げていた佐藤が前のめりに、声を出す。なんとか、勝ってもう一度、佐藤に投げれるチャンスを与えたい。そんなことが頭によぎった。

 "カキーン"。綺麗な金属音が鳴り響いた。打球は、センターの前にポトリと落ちた。この試合、初めての先頭打者が出塁となった。点差は、10点あったが、監督は、バントのサインを出した。3番の園山は、きっちり役割をこなした。

 続く、4番の高橋は、セカンドゴロとなり2死3塁となった。打席には、5番の南が入った。"ここで打つためにやってきんだろ?"。南と仲が良かった山口が声を出した。山口の言うように、南は、チーム1の努力家だった。努力だけなら俺も負けないが、南にはなかなか勝てなかった。

 "ボコッ"。バットに当たったのに、まるでデッドボールのような音がした。打球は、ショートの前に転がっていく。"走れ、南"。園山、山口が声を出す。白峰高校のショート丹生が前に出す。丹生、譲れよ、ここは!!

 中学校チームメイトの丹生に心の中で話をした。でも、あいつがどれだけ努力して、こうして試合に出てるかは痛いほどわかった。それでも、、、、。丹生は、捕ったが投げることは出来なかった。俺たちの一塁アルプスから歓声が湧いた。

 佐藤と山口は、ハイタッチをした。白峰高校からしたら、たかが、1点。でも、俺たちにとっては大事な1点だった。バックスクリーンのスコアボードに1点が刻まれた。勢いにのる俺たちは、7回裏のピンチを凌いで2対11で8回表を迎えたのだった。しかし、直江、新内と連続で打ち取られた。俺は、1打席目と同じ、ツーアウトランナーなしで打席が回ってきた。

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