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(1)探索者はじめます

 よろしくお願いします。主に色ごと方面でのご指導をお願いします。


(6.9k)


 王都の貴族学園に入園してはや四年。都で調べ、事情も分かってきました。そしてついに私は探索者ハンターギルドへ飛び込みました。


 いや、学園の休みの日に、ですよ。なまけたワケではありません。この事は親元に知られずに進めないといけませんから。


 ともかく探索者ギルドです。下町よりの場所に位置するそこは、日が昇り混雑する時間が過ぎて、先輩探索者はほぼいません。フロントに隣接する酒場の方にはまばらに探索者さんを見かける程度です。もうとうに依頼を受けて皆さんは出かけた時間です。


 私は特に注目を集めずに済みました。ギルドのフロントには受付けのお姉さんが片ひじを付いてこちらを見ています。あの人です、決めました。


「あの~……」


「何か、ご用かしら? 坊っちゃん」


 私は短くて赤い茶髪の彼女の前へ進んで声をかけると、少しきつめの眼差しをこちらに向けて答えました。男と知られると厄介やっかいと思い、ズボン姿の女のよそおいにしましたが受付けのお姉さんにはバレていました。せっかく、腰まであった銀の髪をバッサリ切ったというのに……。


探索者(ハンター)になりたいんですけど……」


「坊っちゃん、探索者は危険なのよ。親御さんに許可はもらったの?」


 何気にいいとこの子供だともバレているようです。もっと身形みなり小汚こぎたなくするべきでした。上辺は古着のローブと棒っ切れのようなスタッフを装備していますが、中の服装は普段着に近いからでしょう。


「も、勿論です。それにもうすぐ成人なので親は関係ありません」


 探索者登録に難色を示すお姉さんに、親には許可を取ったとウソをきました。父上、ごめんなさい。受付けのお姉さん――マルティーさんは困った顔をしますが、渋々しぶしぶ手続きはしてくれるようです。

 

「ミカ様、探索者登録できました。こちらが見習いの木証になります」


 晴れて探索者になれました。首にかけるひもを通したぺらっぺらな見習いの木証が、そのあかしです。それには、名前、年齢とジョブが手書きで記されています。


 マルティさんは、探索者の規則や注意する事を延々と教えてくれました。でも、一度に覚えられません。分からない事が出来たら、その都度聞く事にします。


 私は魔法が使えますが初級の水魔法です。見習いになりましたが仲間もおらず大した依頼が受けられないのは仕方ありません。初めは雑用や有用な薬草などの採取で稼ぐまでです。


 でも仲間はすぐにでも欲しいですね。護衛を兼ねて探索者仲間を雇うのを相談しましたが、とてもお金が足りません。探索者パーティーに入れてもらうのも危険そうです。

 酒場でくつろぐ先輩方に聞くと、夜の相手をすれば護ってやるとか、本末転倒な提案をする探索者ばかりでした。貞操の危機です。


 従順なドレイを求めるのも手だと受付けのマルティさんからアドバイスをもらいましたが、それこそお金が足りないでしょう。なにせ、これから稼ぐのです。でもドレイの護衛ならば貞操はかなりセーフですね。


 貴族の子の私が探索者になって何をしたいのかと思うでしょう。十五になり学園を卒業すると、婚姻が待っているのです。この地は少し、男女関係がおかしいのです。母上は小さな領地を治める領主で、父上は庶務で母上を支えています。そう、女系社会なのです。


 第五子の私は、継嫡けいちゃく外であり、近い将来婿入りという政略的役目が待っています。自由はありません。平民ならば少しは自由でしょうか? 家に縛られず自立して、もっと世界を見てみたい。自由が欲しい。そこで探索者なのです。


 今のところ、縁談の話は聞いていません。水面下ないしょで進んでいる可能性もあります。恐ろしいですが既に決まっている事も考えられます。だから早急に自立を目指しつつ、かつ自立失敗に備え貞操も護らねばなりません。


 もしか、貞操を無くして無価値になれば好きに出来るかも知れませんね……。いやいや、もし私が自立に失敗した上、婿入りの際に貞操喪失が発覚などしたら御当主の母上に恥をかかせるばかりか御相手方との信頼も失います。領地領民の未来は無いでしょう。貞操は死守です。文字通り、今の私にとって命イコールの貞操はなんとしても護らねばなりません。


 探索者は、孤立無援、裸一貫でできるのです。元より貴族の味噌っかすの私には、自立の道はそれしかありません。


 依頼が貼り出された掲示板の前まで行って眺めてみました。木証ウッドで出来るのは、雑用や薬草類の採取です。ドレイ雑居房の清掃とドレイの洗浄、商人のせ物探し、研究者の部屋の掃除と書類の整理、用途の異なる四種の薬草の採集などなど。


 ドレイ居房の清掃は規模によりますが水魔法の得意とするところでしょう。魔法でも片付かなければ実際に体を使ってキレイにするしかないですね。場所はかなり下町で、治安が悪く危険も伴うでしょう。でも一度購入の下見にドレイ商も見ておきたいものです。


 失せ物探しは依頼者の商人に会って話を聞かないとダメみたいですね。場所は上町うわまちでも下級貴族か裕福な平民の住まうところです。ここは比較的安全でしょうか。


 研究室のは上町もかなり上で王宮近くの場所です。上級貴族の営む研究室でしょう。探索者に依頼して秘密保持とか大丈夫でしょうか。でも一番安全そうですね。


 薬草採集は、採取地までかなり歩くので往復に時間を取られるし、魔物が現れれば独りでは危険ですね。都の近くで凶悪なモノはいないでしょうが、周囲の警戒をしながらの採集は大変そうです。薬種については薬学の学習で学んでいるので知識を活かせますね。さっそく初仕事したいところですが……。



「すみません、マルティさん。これらの依頼を説明して頂けますか?」


かしこまりました。ミカ様」


「あ、私の事はミカで良いです」


 私はめぼしい依頼について聞いてみると、マルティ嬢は分かっている事を話してくれた。


「ミカさん、お独りでの作業は大変ですが研究室がお勧めです」


 上級貴族の構える研究室の掃除・整頓は、丁寧にやれば問題ないとの事。以前、研究資料の破棄や資材の損傷があり、依頼主ともめているので指図は必ず守る事。対価は普通だそうだ。


「次に、商人の依頼ですが――」


 失せ物探しは、大店おおだなを営む商人の無くした思い出の品を探して欲しいと言うもの。対価は標準より少し上だが、依頼内容の詳細は明かされておらず本人から聞かねばならない。不安要素がありますね。


「――何ぶん不確かですので直接かれて判断されれば良いです。あちらも了承しています」


 こちらで受ける受けないを決められるのは良いですね。


「残り、ドレイ商の依頼はとてもお独りでは無理な作業量です。――」


 ドレイ商の清掃は、大部屋二つと小部屋六つを掃除する、かなり重労働で探索者四人からの仕事量らしい。


「――だれも請けないのはギルドが無能だからとあらぬ苦情(クレーム)をつけてきて、悪いのはあちらの対応が原因なのに筋違いもはなはだしいのです」


 かなりお怒りのマルティ嬢はまくし立てる。


 ドレイ商は、気難しく尊大で何かと仕事に難くせをつけるので依頼の引き請け率が低い。それを補うため、対価は高めだが何かと文句が多くて値引きさせられる可能性があるとの事。


「ですが余りに依頼を放置する事も出来ず、ドレイをご所望の事ですし、冷やかし程度に購入の下調べに行かれ、ついでにどれ程の作業があるのか訊いて頂ければギルドとして面目が立ちます。下見だとすかして、その場では受注されなくて良いので」


 なるほど。それは、私にとってもギルドにとっても、かなり良い案です。ついでにドレイ商には、ぬか喜びさせてやれるかもw。


「薬草採集はおやめください。見習い四~五人で警戒しながら、採集するのが普通ですので」


 薬草採集については、予想通り徒歩で往復の時間ロスと採取時の警戒がおろそかになる事でした。朝一で見習い達が採集へ向かうに合流して行動を共にすれば、お互い警戒出来てかなり安全ではあるとヒントをくれました。


「ありがとう、マルティさん」


 薬草の件もやはり難しいか……どうしよう? 商人のところはギルドに近いから、そちらへ行って依頼を確認しましようか。



「いらっしゃいませ。何をお求めですか?」


 衣料品と雑貨の大きな店に入ると店員が声をかけてきた。私はギルド依頼の事を告げると、店員は奥の通用口へ導いてくれました。

 

 店奥にある勘定場の奥まったところに店主がいました。机から立ちあがり出迎えてくれた店主は、四十くらいでやや小太りの品の良いおばちゃんです。


「ようこそ。探して頂けるのですか?」


「いえ、そこまでは。お話をまず伺いたいです」


「確かに、ご説明が先でした……」


 場所を応接室へ移し、話を聞きます。


「……亡き連れ合いがくれた指輪に、はまっていた宝石がどこかに行ってしまったのです」


「どちらで無くされました? 色や大きさは?」


「はっきりと分からないのですが、荷受けの際に転んだ事がありまして、その時に台から外れたと思うのです――」


 店主は、指輪から石が外れたのに気付くとすぐ探し回ったが、結局見つからずワラをもすがる想いでギルドに依頼したと言う。宝石が外れた指輪を見せてくれました。


 店主の手を取り、指輪を見せてもらうと台座の爪が破損していて、はまっていたと言う青い宝石は小さい物と分かりました。店主は、指輪を観察する私を赤らめた顔で見つめていました。私は(あわ)てて手を放して離れました。男だと分かってしまったでしょうか。軽率だったと反省しました。


「見つかりますでしょうか?」


「取りあえず、探索してみます」


「立ち会ってもお邪魔にはなりませんか?」


「……ええ、構いません」

 

 店主が無くしたのでは、と思った裏庭の倉庫前に移動して、私は探索魔法を唱えました。


「■■□ ■■■ 探索アクアスキュー


 水魔法の索敵呪文を編み直したオリジナル魔法で、適用範囲はかなり狭いです。私の未熟もあって実用には耐えませんが、今回の依頼には使えるかも知れません。


 あっ! 捜索網の端に微弱な反応がありました。そのほうへ近づき、もう一度捜索呪文を唱えます。

 

「倉庫の上、ちょうど鳥の巣がある辺りに反応があります」


「ええ? 少しお待ちを。誰か、はしごを持って来てくれ!」


 店主が叫び、倉庫の屋根裏にはしごかけさせる。見習いの小僧に、はしごで上に上がらせ巣を探るとくだんの宝石らしき石をみつけたようです。


 見習いをかして持って来させると確かに無くした物に違いなく、石を握りしめその場に座りこんで嗚咽おえつを漏らしました。


「……ありがと、ございます」


 店主は震える声で礼を言いました。

 

 店主は、お茶でも飲んでくつろいでいってくださいと応接室に招きましたが、丁重にお断りしました。私は、たっぷりと報酬外のお礼を店主から頂き店を後にしました。



 臨時収入で懐がほくほくの私は、ドレイ商を覗いて購入の下見をしようと下町に向かいます。失せ物探し達成の報告はドレイ商を見てからで良いでしょう。


「護衛に出来るドレイが欲しいのです。見せて頂けますか?」


 いやらしい容貌の小肥りの商人が相談に乗ってくれました。たぶん件の店主でしょう。今にも私が食べられそうです。ドレイ商とおぼしき女は、接客に使う衝立に囲まれたスペースの一つに通してくれます。中は机とソファーセットが据えられていました。


「予算は、いかほどでしょうか?」


「いくら必要かも含めて、教えてください。相場ですね。高いのから低いのとか、実際のドレイも見せて頂ければ嬉しいです」


「そうですね……お見せしてご説明しましょうか? あなただけに、特別ですよ」


 女は、舌舐めずりでもしそうな、いやらしい表情で笑ってみせます。怖気おぞけがしましたが、なるべく表情に出さないように努めてニコリと返しました。


 女の導きで店の奥、地下への階段を下りていきます。地下へ下りるとは思わず、ちょっと後悔しましたが今さらやめるとも言えず、女に付いていくしかないです。地中は、じめじめしてドレイ達の出す匂いでしょう、非常に臭いです。


 女の持つカンテラに照らされ鉄格子で隔てられたドレイ達の部屋が浮かび上がってみえます。大部屋は十二畳ほどで向こう側の壁にもたれて座る者が十数名ばかりいます。皆うつむく者ばかりで、こちらを見る者は少なく、うつろな目でこちらを伺っていました。


「いかがです。この大部屋のもので金貨数枚です。小部屋のものは十数枚となります」


「私には、凄く高いですね。一杯稼がないといけませんね」


「左様ですか。となりの大部屋もご覧ください」


 女は奥の大部屋へ進んで、他のドレイ達を勧めてくる。となりの部屋も無気力な者達が十数名座っているだけでした。


 ドレイ部屋の掃除するには、ドレイ達を入れ替え、部屋を磨きあげないといけないですね。地下だし大変そうです。私は水魔法の洗浄でなんとか出来ないかと観察しました。


「ささ、こちらの小部屋のものは金貨十五枚と値は張りますが、素晴らしいドレイで護衛に最適でございます」


 そう言われて、木のとびらに空いた小窓から覗くと寝台に座った女がジロリとこちらをにらんで、今までの者とは全然違う反応を見せています。


 素晴らしい。高価なのは分かります。緩みかけているが筋肉の盛り上がりが分かり眼光の鋭さを失っていません。


「素晴らしいです。なんとかもう少し安くなりませんか? 分割で少しづつ払うとか……」


 私は、彼女を見つめるのに夢中になってしまいました。もう少し近くで見たくて「こっちへ」と誘ってみました。すると渋々しぶしぶゆっくりとこちらに歩いて来てくれます。


「あなた、お名前は?」


「……リューゼ」


「リューゼ……良い名前。護衛兼探索者のバディを頼める?」


 私は、購入出来る目処めどさえ立っていないにも拘わらず、リューゼを仲間にする事を心に決めてしまいました。石ばかりの中で一際ひときわ光を放つ宝石が、私を拾えと言っている。そんな気がしました。


「簡単にあたしは仲間に……主人にはしない。お前を喰わせてくれるなら買われてやっても良い」


「…………」


 私は、絶句しました。そうなるかは、まだまだ分からなのに未来の主人に指図、というか買われる事に注文を付けるなんて。にも増して私を喰わせろと条件を付けると言うことは?!


「良く分かりましたね……男だと」


「あたしは人と獣人の雑種で、鼻が利くのさ」


「そう。でも、それは無理かも。将来、婿入りするかも知れなくて、それまでは純潔を護らないといけないの」


「大丈夫だ。それまでは無事ならば良いのだろ?」


「……確かに。それなら……?」


 リューゼの意味深な言葉に納得しかけて考えこみます……。そこへ後ろにいたドレイ商の女が近寄り私を抱きしめてきました。


「良い匂いだ。妙に色っぽいと思ったら、やっぱり男だったのか」


 女は私をまさぐり、首の辺りをくんかくんか、匂いを嗅いできます。


「やめて! 離せ!」


 私は、女の頭を叩けないかとスタッフを振るってみましたが届かず、自分の肩を叩くに留まりました。

 

「おっと、危ない。これはなんだ? なるほど。股間を甲羅(カップ)で護ってるのか……」


 女は私の股間に手を滑りこませ大事なところを護る甲羅(カップ)をコンコンとつついて確かめた。そして、その脇から指を差しこみ納得しています。


「あはは、確かに男だ。しかも初物!」


「■■ ……■んぐっ」


 とっさに近接用の攻撃呪文を唱えましたが、女は口元を手でふさいできて、私は呪文を唱え終えません。発動したとしても「水球」では、せいぜい(ひる)ませる程度でしょうが。


「危ない、危ない」


 女はさらに奥へと私を引きずって行く。進む先には、小個室と同じような扉がはまっています。その扉を開けて私を連れ込みました。


「おい、あんた。大丈夫か?」


「ん~。んん~」


 ドレイの娘――リューゼが声をかけてくれたけど大丈夫じゃあない。女にひじ打ちしてやろうとむなしくもがくだけでいましめはほどけません。

 

「残念ですねぇ? 婿入り先は童貞喪失していても構わないかたを探してくださいね?」


 なんてゲスな……。ギルドで煙たがられるのも必然ですね。


「あんた。少しの間、頑張れ。すぐ助ける」


「リューゼ! いくらお前でも、その扉はムリだ。はははははっ」


「ん~~」


 独房のようなリューゼの小部屋の方からガンガンと音が響いてきます。女はハンカチを私の口にねじ込むと、ローブをまくり裾を結んで拘束しました。強じんな糸で編まれた上に防刃耐裂などの防護魔法を施されているローブは、古着といえ振りほどく事は不可能に思えます。


 親の付けた道筋から外れたむくいでしょうが、婿入りの道も残そうなどと逃げ道を作って覚悟が足りなかったのです。探索者はもっと危険で、命さえ無くすのは簡単なのです。


 私は半ばあきらめかけていますが、なんとか一矢いっし報いてやりたいと身をよじりました。リューゼのいる方からは、相変わらず打撃音が聞こえています。彼女は諦めていない。


 ドレイ商の女は、リューゼや私の抵抗を気にもせず撫てたり舐めたりしてきます。気持ち悪いですが無理やり私を導きます。深い谷が見えてきて、ほどなく準備が整ってしまいました。


 被いかぶさってくる女に私は腰をよじって最後の抵抗をすると、女は私の腹をなぐりつけます。私は息が出来なくなって抵抗をやめるしかありませんでした。


「んんっ! ……ん」


「あきらめろ。おとなしくしてれば、すぐ済む」


 改めて女は腰を下ろして、私に圧をかけてきます。その時、少しの静寂がうまれました――。


 女の重さはそのまま、動きが止まる。


「どうして……」


 女の(つぶや)きに頭を起こすと、血だらけで肩をいからせ立つリューゼの姿を、女が振り返って見ていました。


 

 ありがちな、あべこべ世界設定ですが、妊娠出産以外は、すべて逆とお考えください。両性でスカートをしていたが、活動しにくいと言うことで捨ててしまったのは女性だ、と言うくらい昔から逆の発展をして来ています。

 男の役目は、女性に従い仕えて子をなし、身重になり出産する旦那(妻)に代わり、雑事を受け持ちます。もちろん、子供が産まれれば、子育てするのは男です。

 貴族学園で女性は、武術の鍛練や魔法を究めるのに勤しむのに対して、男は女性の仕え方や子育て、家事を取り仕切ることを学びます。実家でも婚姻した先でも、家に籠っているのが普通です。


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