春日まりもの缶詰 定価210円(税込み)
言葉を紡ぐ世界。
それは“詩”の世界。
“詩”は私。
私の言葉。
私の心。
もう一人の私。
ようこそ、“私”の世界へ・・・・・・
〜恋⊂愛の詩〜
君との日々が楽しすぎて
君と離れることが悲しくなった
前は一人でいることに対して何も思わなかったけど
ほら、
今では君がたった一日私の隣にいないことだけでも
泣けてきちゃう。
たった一日
君はそう言うけれど
私にとっては
一日も。
「バイバイ」
結局、君は行ってしまった
私は寂しく
君の帰りを待つ
普段通りにして
大人しく待っていればいい
それだけなんだけど・・・・・・
深呼吸と同じ回数だけ
君を想うよ。
大好きで、大好きで、
止まらないこの想いは、
今にも温かな風になって
君を追っかけに行くよ。
だから君も私を想って。
そしたら、いつまでも
一緒でしょ♪
「早く帰ってきてね」
好きなことをしても
君のことが気になっちゃう
不安な時は
もっと、君のことを思い出す
今日、帰ってくる。
そう思うと
ソワソワしてくる私は、
重度の君依存症だね。
そう思うとちょっと悔しい
そうなんだけど・・・・・・
深呼吸と同じ回数だけ
君を想うよ。
大好きで、大好きで、
止まらないこの想いは、
君に恋してた時と同じだね。
だから君も私を想って。
そしたら、あのころと
一緒でしょ♪
“ガチャリ”
扉の開く音
私は駆け出す
君が帰って来た。
カウントダウン行くよ!
3
張り裂けそうな君への想い
2
私は苦しいよ、君は?
1
抱きついてやる!
0
かけ出した足で飛んでみた
力いっぱい飛んでみた
その瞬間、私はもう優しい君の腕の中
「大好き!!」
〜未完成〜
未完成
いつもそうだ
ボクの作品は
未完成
もしかしたら
ボク自体がそうなのかもしれない
未完成
もしかしたら
人類すべてがそうなのかもしれない
未完成
もしかしたら
地球すべてがそうなのかもしれない
未完成
もしかしたら
宇宙すべてがそうなのかもしれない
完成
それはいつなの?
〜トモダチ〜
ボクの周りはいつも人であふれていた
なのに
一人出て行った
また、一人、
また、一人、
「待って!」
そう言ったボクの手を
払いのける友、
「待って、待って!」
泣き叫ぶボク
離れてゆく友
友、友、友、友、友・・・・・・
そうだ、
君達はボクの友、
ならば、何故離れる?
だって、ボク達は
“トモダチ”なんでしょ
〜キョウフ〜
この前、ボクは
知人に会った
その知人は旧友だった
あんなに仲がよかったのに
ボクのほうから離れてしまったのか?
しゃべるたびに
手が
足が
口が
心が
震える、ふるえる、フルエル
ボクが手放したものは
いつしか
ボクのキョウフになっていた
なぜ?
〜私〜
私は私であって
私じゃない
だれも本物の私を見てくれない
私はいっぱいあって
全部私である
だれもが私を知っている
私は私なのに
私がわからない
私は一体ダレ?
それはダレにもわからない
〜ゲームの詩〜
テレビゲーム。
自分が勝ってないとイラつく遊び。
自分が有利な状況にいないと面白くない遊び。
あー、クソッ!!
あのCP選んだのは誰だっ!!
(自分だ・・・・・・)
この選択肢選んだのは誰だっ!!
(自分だ・・・・・・)
大勢でやってると、あんまりキレないけど、
二人でやってると、相手にキレてしまう。
まー、大概が自分が悪いのだけれどね。
まー、相手が自分にキレてくるときもあるんだけどね。
一人でやってると・・・・・・
一人でやってると、文句はブツブツ勝手に言えるけど、
達成感はあくまで、一人でしか得られないよね。
ゲームの一番の喜び。
あることをやり遂げた達成感。
それは、一人よりも、二人で、
二人よりも、三人で、
より大勢の仲間達とやり遂げたほうが、
より大勢の仲間達と達成感を分かち合えたほうが、
楽しいよね、
うれしいよね、
笑顔がこぼれるよね。
「ラスボスとの対戦はスッゲェー盛り上がった」
「エンディングは感動した」
会話も弾むし、
何より、満足感が得られるよね。
みんなと、分かち合えるよね。
まー、バッドエンド迎えちゃったら、
そりゃ、最悪なムードになっちゃうけど。
そっからもう一度するのは何だかイヤになっちゃうけど。
それも全部、ひっくるめてっ!
楽しいんだと思う。
面白いんだと思う。
まー、やり過ぎに注意しなくちゃだけど・・・・・・
やり終わったら、目、ショボショボするけど・・・・・・
心なしか、身体もグッタリ
外出てないのにね。
目薬さそー!!
マッサージ、自分でしよー!!
でも、
しんどいなんて思わない。
だって、
それ全部で、
“ゲームしてる”だから。
ゲーム、最高ー!!!!
〜もう、いいよ。〜
サヨウナラ
目をつぶって
もう、何も見なくていいよ
どうぞ安らかに眠って
サヨウナラ
永遠にサヨウナラ
待っててね、
ボクがそっちに行くのを
〜伝えたい〜
昨日、ケンカした
理由は何だったか
わすれた
「ゼッコウ」
これが最後の言葉
これが君とボクの本当に最後の言葉
ああ、何でこんなことを言ってしまったのだろう
君にあいたい
そして
「ゴメン」
と伝えたい
なのにもう伝えられない
ああ、ボクは何てバカなんだろう
〜ありがとう。〜
ああ、涙がほほをつたう
「ありがとう」
ただ、それを言われただけなのに
ただ、それを聞いただけなのに
ボクは
ボクは何故か泣きたくなった
「こちらこそ、ありがとう」
〜友とは?〜
友とは何か?
わからない
トモトハナ二カ?
ワカラナイ
どっからが他人で
どっからが親友なのか
ワカラナイ
ねぇ、ボクは一体誰を信じたらいいの?
〜バイバイ〜
バイバイ
ボクは今日、この世を捨てる
バイバイ
ボクは感情のない言葉で言う
バイバイ
この汚れた世の中よ
バイバイ
このよどんだ世の中よ
この世に
一体どれだけの
喜びがある?
悲しみがある?
憎しみがある?
そして、
寂しさがある?
孤独がある?
バイバイ
ボクが育った
この世の中よ
〜こないで〜
こっちに来ないで
そう言っても奴は来る
ボクの手足を震わせ
心を締め付ける
来ないで
そう言っても奴は来るんでしょ?
闇の中からひっそりと
悲しみという
バケモノが、
〜君と僕の愛の詩〜
君と僕の愛の詩
僕が捧げる愛の詩
君に伝える愛の詩
君を見た瞬間、
僕の視界が広がった。
今は冬なのに
心はすでに春気分
春の陽気な雰囲気に誘われて
どこか熱っぽい自分。
あぁ、
これが“恋”なのか
これが“一目ぼれ”なのか
もし、そうならば、
このゲーム
僕の負けだね。
だって、
“恋”は
『恋した方が負け』って
昔から言うもの。
僕の世界に
君が入って来た。
僕は何でも知っている
君のことは何でも。
例えば、
君は子供が大好きなこと
君はニンジンが食べれないこと
そんな君が
愛しい
だけど、君は知らない
僕のことを。
僕がこんなに君のことが
“好き”なこと。
だからきっかけづくり
勇気を振り絞って
さぁ、言うぞ!
「あ、あの・・・・・・///」
君の世界に
僕が入った瞬間
“はじめまして”
“恋”が
“愛”に変わる瞬間、
それは、突然やってくる。
“恋”は一人で出来るもの、
だけど、
“愛”は二人で育むもの。
君が僕に“恋”してくれた
君と僕の間に
“愛”が生まれた。
そしたら、
より一層、
君が可愛く見えた。
可愛くて、かわいくて、
愛しい
彼女が顔を赤らめる
あぁ、僕は幸せものだ♪
君の手を握りながら、
そう思う、僕。
君の熱と僕の熱で
この寒い夜を
春の暖かさに
春の明るさに
変えていけそうだ。
僕の世界に君が入って来た。
君の世界に僕が入った。
君と僕の世界が出来た。
あぁ、僕は幸せものだ、
君に出会えて
よかった。
“恋”、
“愛”、
それは、
素晴らしき産物。
〜あなたとあたしの愛の詩〜
あなたとあたしの愛の詩
あたしが捧げる愛の詩
あなたに伝える愛の詩
「あ、あの・・・・・・///」
あなたが喋りかけてきた
その時、はじめて
あなたを知った
今思えば、
もっと早く知りたかったな
と、思えるのは
あたしが今、幸せだから?
あなたが喋りかけてきてくれたから
あなたが勇気を出してくれたから
あなたとあたしが知り合えた
あなたの世界にあたしが入った。
ふと、気付いた
「あたし、こんなに桃色好きだったっけ?」と。
いつのまにか
あたしの周りの桃色率が
急上昇。
『桃色は、恋の色』
誰かがそう言ってた気がする。
友達がそう言ってただけかも知れないけど
確か、その友達は“恋”してたよね
その友達も“恋”したら
「桃色が増えた」って言ってたよね。
じゃあ、私、
私、今、
“恋”してるんだ!
それじゃあ、相手はだぁれ?
思い浮かぶのは、
あの人だけ。
そう思うと、
私は知らずに走っていた。
走って、走って、走って、
あなたを見つけた。
もし、この世界がモノクロだったなら、
あなただけはカラーに見える。
私にとって、あなたを見つけることは、
簡単♪
“恋”は走りだすと誰にも止められない。
私は止まらずに、止められずに、
あなたに抱きついた
あなたはびっくりしてたけど、
これぐらいで驚いてもらっては困るよ。
だって、この後に
もっとびっくりするはずなんだから。
女は大胆に
恋は先手必勝
「あなたが好き!!」
思い切って言ったあたしを
優しく抱きしめながら
あなたは言ったね。
「僕も、僕も君が好きだ!!」
って。
あたし、覚えてる。
きっと、これからも。
あなたがその時、
顔を赤らめていたこともね♪
あたしの世界にあなたが入ってきた。
“恋”が
“愛”に変わる瞬間、
それは突然やってくる。
“恋”は一人で出来るもの。
だけど、
“愛”は二人で育むもの。
あたしがあなたに“恋”をした。
あなたがあたしに“恋”してくれた。
そして、
あなたとあたしに“愛”が生まれた。
あぁ、あたしはすっごく幸せ者。
手をつなぐ、
あなたの熱が伝わる。
あたしの熱を伝える。
たぶん、今のあたしは
顔が真っ赤だろうね。
だけど、不思議と、
恥ずかしいとは思わない。
あぁ、あたしは幸せ者だ。
あなたといるだけで、
あたしの周りが
やわらかく、あたたかい、桃色で包まれていく。
あなたとなら、
世界中、桃色で包みこめそうだね。
あなたの世界にあたしが入った。
あたしの世界にあなたが入ってきた。
あなたとあたしの世界が出来た。
あぁ、あたしは幸せ者だ。
あたし、
あなたのことが
大好きでたまらないの♪
“恋”、
“愛”、
それは、素晴らしき産物。
〜サヨナラ〜
サヨナラ。
そう言って君は行ってしまった
行かないでっ!
そう言ったボクの手が
君の冷たくなった手をにぎる
あー、君がいなくなった今、
ボクはどうやって生きていけばいいのだろう
君はボクのささえだった
君がいたからボクがいた
もう、ボクの生きる意味がなくなった
ボクの目から何かが流れる
これは何だっけ?
何も考えれない頭で考える
まっててね、ボクももうすぐ君のもとへ行くから。
君の隣に行くから。
そう言いながらボクは真っ暗な道を歩きだした
〜今度はボクの番〜
ボクの横で眠る君に言う
今度はボクの番。
今までボクの横で待ち続けてくれた君に言う
今までありがとう。
家族も友達も来てくれなかったのに
君はずっといてくれたね
ありがとう。とても、うれしかった。
だから、今度はボクの番。
いつまでも眠り続ける君の横で
ボクは待ち続ける
君の眠る白い箱のなかで
ボクは待ち続ける
今度はボクの番。
〜ありがとう。ただ、それが言いたくて。〜
ありがとう。
ただ、それが言いたくて。
ボクがそう言ったら
家族は
「急にどうしたの?」
と聞いてきた
ありがとう。
ただ、それが言いたくて。
ボクがそう言ったら
友達は
「お前、変っ」
と言ってきた
ありがとう。
ただ、それが言いたくて。
ボクがそう言ったら
君は
「うんっ、こちらこそありがとうっ」
と言ってくれた
“ありがとう”
なぜだろう?
その言葉の響きを聞くだけで
心があたたまる