第6話 女の子らしく
伊東さんと別れたボクたちは家に向かっていた。
「ねぇ母さん」
「ママよ次母さんと呼んだら一緒に寝て貰うわよ」
これは……気を付けなければ……
これからは心の中でもママって呼んでおこう
「ねぇママ」
「な~にティルちゃん?」
「夕飯の材料買ってなくない?」
「あっ……じゃあ、そこのコンビニでなにか買って行きましょう」
「はいよー」
「ティルも女の子らしくしないと心まで女の子にするわよ」
なにそれ! 怖っ! 言葉使い気を付けよ……
「うん……」
「よろしい」
「「ただいま」」
「お帰り、母さんティルどうだった?」
「ティナ……これからお母さんのことはママと呼びなさい」
「なんで?」
「ティルがそうしたからよ」
そうさせられたの間違いでしょ。でもボクだけママ呼びはやだから道連れにしよう。
「ママの言う通りだよ!」
「なんでお前そっちに寝返ってるんだよ!」
「何言ってるのボクはママの見方だよ(棒読み)」
「お前道連れにしたいだけだろ!」
チッ、バレたか……
だが死なば諸共一緒に堕ちようぜ☆
「ママー! ティナお姉ちゃんの口が悪いー」
「ティナもっと女の子らしくしなさい」
「……ママ」
ふっ、折れたな……それからティナに全て説明し夕飯に買って来たコンビニ弁当を食べお風呂に入った、朝の時はママに弄られまくったから気にしてなかったけど、本当に女の子になったんだなぁ……にしても幼女ってティナは普通の12歳の少女の体型に胸を少し盛ったような体してんのに……お風呂から出てブラを付けるときは意外と楽に付けられた何でかな? 膨らみがないからかな? もう眠い……はやく寝よ……
眠いのになかなか寝付けないどうしよう……ティナの部屋に行こう……
……ただいまティナの部屋の扉を少し開けたところで止まっています。さてどうしよう。
「ふぁ……んっ……かわいいよティル……」
これは……帰ろう。なにも見てない。うん。よし帰ろ。
「何してるの? ティルちゃん」
「ひゃあ!?」
突然と出てきたママに驚いて変な声を出してしまった……
「全くティルったら悪い娘ね♪ さあお母さんの部屋で一緒に寝ましょ♪ ティルにああいうのはまだはやいからね」
こうしてボクは地獄に連行され女の子としての1日が終わった。