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無病息災

作者: 南波英人

ある男が大都会に来た。


その男はずっと山奥で自給自足で生活してきたので未来的になった大都会に驚いた。


立体的に見えるテレビ。


動く歩道。


空飛ぶ自動車。


昔とは違う景色に男は思わず見とれてしまい自動車にぶつかってしまった。


ぶつかったと言っても車が寸前で自動停止したので男の服が少し破けただけだったが、


念のため病院にむかった。


健康そうに見える子供から老人までたくさんの人でとても混んでいた。


医師に検査される時、そのことを尋ねたら医学も進化して


どんな小さい病気も見つける事が出来るようになり


皆病気が見つかり次第通院して治してしまうと教えられた。


自分がずっと山奥で住んでいた事を話すと医師は全身検査しましょうと入院することになった。


家に戻る前に病気を全てなくそうと思ったが検査結果を見ている医師の顔には皺がよっていた。


私の体をもう少し調べるとのことで入院が長引くことになった。


検査項目も増え続けたが結果は教えられず色々な医師が私の体を調べていった。


山奥での生活で原因不明の病気になったのかと恐怖し一番偉いと言われる医師が検査している時に尋ねた。


「私の病気は何ですか?」


「100万もある検査項目調べたのですが

病気が一つもヒットしないのでもしかしたら未知の病気なのかもしれません」

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