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世界新生"世界をRPGに!"  作者: ドクロ屋
4/6

最初のダンジョン〜家〜

最初のダンジョンは家


「もうそろそろか?」


既に一度飛ばされているので大体感覚で分かる。

そっと目を開ける。


そこには広い草原やかなり木が無かった。

成功…したんだな。


しかし…やっぱり何故か環境的に辛い場所に飛ばされてしまった。

地面にはサラサラな砂と岩石、しかも何処までも続いている。

水なんて物は見えない。

勿論、水が無いのだから植物なんて物も見当たらない。


おい……神どうしていつもこんなところに飛ばすんだ……!

それに家はどこに…

辺りを少し見渡す。


「あ…」

あった…

すまん神、俺の注意不足だったわ……


早速中に入っていく。

このまま外にいる必要がないからな。


ガチャ


「お邪魔しま〜す…」

誰かがいる訳がないがつい言ってしまう。

まあ癖だから仕方ないだろう。その内この家にも慣れるはずだ。


まず家の探索からだな。

家の探索とかおかしいと思うがこっちだって必死なんだ。

多少は家の構造を覚えておかないと後で何があるか分からない。


とりあえず玄関は普通の玄関だった。

強いて言うなら豪華、その言葉に尽きる。

まあ富豪層の家って言ってたし気にしない。

玄関にある一つのドアを開くとそこには広い廊下があり、しかもその廊下に一定の間隔でドアがあった。

そう、よく映画とかで見る家みたいな……

これを一つずつ見るのか…

疲れそうだ………


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


やっと十部屋見終わった……

どれもこれも広い部屋で少なくとも150畳はある部屋ばかりだった。


まず、左の一番手前である部屋はリビング。

ソファーやテレビなど、家具は一般家庭と変わらなかった。

だがやっぱりサイズは違った。

ソファーは横に十数人座れそうな長さで、テレビは約120インチぐらいありそうだった。


他の部屋も同じような感じでリビングを除いて左から寝室、子供部屋、空き部屋(クーラーは何故かあった)、図書室っぽいところ。

右には洗面所、御手洗い、浴室、休憩室(?)、客室があった。


正直洗面所で部屋丸々一個使ってるのはビビったが、余程バカでかい、数人同時に使えるような設計だったので仕方無いと思えた。


後気になったところといえば休憩室に謎の空いている空間があったが、家具を置いていないと思いスルーした。


にしても広い家だ。

まるでダンジョンのような……

おかげで喉がカラカラだ。

先程寄った休憩室にお茶があったはずなので急いで休憩室へ向かう。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


休憩室に着いた。

とは言っても三十秒くらい走った程度だがな。


棚からコップを取り出しているとスイッチのような出っ張りを見つけた。

気になったのでお茶を注ぎながら押してみる。

するとガガガ…という音と共に部屋の奥にあった謎の空間の壁が崩れ、人一人通れる穴があいた。


お茶を飲みながらその光景を見ていた俺は流石に驚き、お茶を吹き出してしまった。

服や床にお茶を溢してしまったが、そんなことよりも目の前で起こった光景が不思議なもの過ぎて気にならない。


あれは一体…

もしかしたら大麻やコカインを作っている秘密の犯罪工場なのかも知れない。

そんなことを思いながら俺は無意識にその中に入っていった………



謎の穴の先に待つものとは………!

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