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三十路女の旅話  作者: 妙(たえ)。
5/8

2016年神戸、岡山旅 「旅先の出会い」

 郵便局での用事をすませてから、再び市電で城下まで移動。

 私と親友はこの「城下」を「ジョウカ」と呼んでいたのですが、アナウンスをよく聞くと「シロシタ」でした。

 城下から徒歩数分の場所に岡山城があり、その隣に後楽園があるのですが、その前に後楽園そばにある岡山神社へ参拝し、御朱印をいただきました。


 御朱印を書いていただいている間、誕生花のお守りを見かけて購入しようと思ったのですが、私の誕生月のお守りは売り切れ。

 ないのならしかたがない。と親友のところに戻ろうとしたら、親友が見知らぬ女性と何やらお話し中。


 千葉から来られた。というその女性は千葉神社の御朱印帳を持っていて、その御朱印帳がとても綺麗だったからつい声をかけた。という親友。

 みると、濃紺にキラキラした天の川のようなラインが入っていて、大人っぽく綺麗な御朱印帳でした。


 しかし、キミはどうしてそう初対面の人にぐいぐい声をかけられるんだい?


 と、基本ボッチ属性の私はコミュニケーション能力が異常に高い親友に思うものの、なにやら気が合うのか盛り上がっている二人に、まあ楽しそうだし、いいか。と、会話に加わってみる私。


 御朱印をいただき、よくよく話を聞いていたら、その女性もこの後岡山城と後楽園へ行く。と言うので、一緒に行くことに。

 時間はなかったものの、岡山城と後楽園の共通入場券を購入して城内が若干狭いので持っていた荷物をロッカールームに預けたのですが、用意されたロッカールーム、なんか物置き場に急ごしらえでロッカー置いた。

 という感じの、周囲の和な雰囲気とはかなりミスマッチな場所でした。

 あまりにもあんまりだったので逆に面白くなって親友と二人写真を撮る。


 旅行に来てロッカー撮るとは思わなかった。


 岡山城は地下1階の地上6階。4階まではエレベーターで、5階6階は階段で登るのですが、下から行くより最上階に行ってから降りてこよう。ということで一気に6階の展望室へ。

 岡山市内や後楽園を眺め、写真を撮り、そこから駆け足で1階まで。

 途中日本刀が展示されているところがあり、そこで某日本刀のゲームの話で盛り上がりました。


 駆け足で岡山城巡りを終え、後楽園へ。

 後楽園に行くには旭川というそこそこ幅のある橋を渡るのですが、なにやら揺れる。

 しっかりとした橋というよりは吊り橋の補強版のような橋でした。

 昔っから高いところやゆらゆらと揺れるタイプの遊具が好きだった私は揺れるのが楽しい私は軽くテンションあがったり。


 後楽園に入った時にはもう1時間もなくて、入ってあちらこちら写真を撮りつつ、お茶屋さんを見つけてそこで梅ジャムソフトなるものを購入。

 最初は抹茶セット。とか言っていたのですが、ソフトクリームを見たら無類のアイス好きである私の脳内はそれしかなかった。

 親友にも、


「またアイス? おなか壊すよ」


 と言われました。

 新幹線でもアイスを食べて、ここでもソフトクリーム。おそらく親友はおなかの弱い私を気遣ったのでしょうけれど、梅ジャムソフトの誘惑には勝てませんでした。


 ソフトクリームを待っている間、店頭にお土産がいくつか売られていて、その中に白桃カレーとピオーネカレーというレトルトカレーが売られていて、これまたソフトクリームと同じくらいカレーが好きな私。

 ソフトクリームを持って先に行っていた親友たちの元へ戻ったら、


「買ったの!?」


 と驚かれました。

 ……ごめん。ご当地カレーだと買ってしまうんだ。


 ソフトクリームを食べて、おしゃべりしていたらあっという間に30分経過。

 慌てて出口に急ぐものの、途中で桜並木を発見し寄り道。

 地元の方に桜の木の間から岡山城が見える場所を教えてもらい、しばし写真撮影会に。

 せっかくの庭園でしたが、どうしても乗りたい電車に間に合わせたいからとほんの一部どころかほぼ素通りでした。


 千葉から来られた方は広島の厳島神社に向かう。ということで岡山駅でお別れとなったのですが、別れた後、親友に、


「あの人の名前聞くの忘れてた、名前なんていうの?」


 と聞いたら、


「え? 知らない」


 と言われました……。

 聞いてないんかい。


 どうやらお互い自己紹介もなければ連絡先交換もしないで和気あいあいと大騒ぎしていたようでした。

 本当に、親友のコミュニケーション能力の高さは凄い。

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