表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

4.統制を取るときほど代表者は1人の方が楽

篠原光太郎 年齢17歳 レベル1


体力200 攻撃力100 素早さ200 MP150


スキル 自動翻訳 あらゆる言語を理解し話すことができる 使用MP 0


    約束   条件:相手が合意する 

         効果:絶対に守らせることができる   使用MP 15


    命令   条件:自分とのレベル差20以上     使用MP 100

         効果:70%で命令を守らせる

近づいていくにつれてその者の姿が鮮明になってく。それは人の形をした怪物だった、白い髪で禍々しいオーラを纏った。そしてもう少し目を凝らすと、そこでサギサさんが怪物と戦っていた。サギサさんは意外にも強くその怪物を圧倒していた。それを見るのに夢中になっていた俺はその怪物がビームをまた出したことに気づけなかった。俺は後悔した。またこんな状況になるなんて、ゲントが助けてくれた命なのにまた失ってしまうのか、

と思ったその時、その俺に向かってくるビームを誰かが弾いた。

気がつくと、俺の前にはゲントが立っていた。俺は、

「なんで?お前はあの時俺を庇って、、、」

と口から言葉が漏れてしまうと、ゲントに、

「それは後で!今はとにかく逃げて!」

と言われてしまった。俺は戸惑ったが、言葉どおりに逃げることにした。というか少し冷静に考えて、

今自分の能力すらろくに知らない俺に何ができるのだろう、と思ったからだ。逃げている途中に俺はなぜ

ゲントが俺を2度も助けることができたのか考えていた。ふとさっき門番が死んでいた場所を見ると、

そこにあった死体はなくなっていた。ビームの届かないところまで移動し、戦いを見ると俺は驚いた。門番が門のあった場所から次々とどこからともなく出てきていた。その中には顔の知っている門番が何度も出てきていた。おそらくなんらかの力でそこから復活しているのだろうと俺は思った。そう思えばゲントの復活の理由にもなんとなくだが、納得がいく。しかし、門番たちも大分苦労しているようでいくら復活してもすぐに殺されては復活しての繰り返しだった。門番と怪物が戦っている中、俺は自分の能力について考えた。俺の能力は「約束」と「命令」このうち「命令」はそもそもレベル1の俺には関係ない。では、「約束」はどうなのだろうか。もしかしたら自分自身にもかけることができるのではないか?俺はそう思い、自分自身に約束をかけてみる。

「あの怪物を絶対に倒してください。」

自分で言うのは少し恥ずかしかったが、俺は

「はい。」

ともう一人の自分のイメージをして言ってみる。やっぱり何も起きないか、と思っているのもつかの間、俺の意識は段々と薄くなっていった。気がつけば俺はどこかの建物内のベッドの上にいた。体の意識が段々と戻ってくると異常なまでに体中の筋肉のどこもかしこもが痛いことに気づく。痛いと声を上げそうになったとき俺を見たゲントが大急ぎで何処かへ行った。窓からはあの怪物が暴れた場所なのだろうと門の周辺がほとんど更地になっていた。なんだろうと思っていると、ゲントはサギサさんを連れてきた。

サギサさんは第一声に

「意識が戻ったのか!良かった!」

と言った。俺はわけがわからなくて

「何があったんですか?」

と聞いてみると、サギサさんは、

「覚えていないのか?お前、俺等でも拉致が明かなかったときに駆けつけて一人であの怪物と戦って倒したんだよ。本当に覚えていないのか?」

話を聞いても理解ができなかったが、話を聞くところによると、どうやら俺があの時意識がなくなってから俺はあの怪物と戦い倒してしまったようだ。俺は理由を考えているとあの約束を思い出した。

「あの怪物を絶対に倒してください。」

この言葉にはいと答えた途端、意識が途切れ気づけばベッドの上だったということはこの間に何かしらのっことが起きてあの怪物を倒したのだろう。もう一人の自分に言うように言ったのが、それにつながったとすれば、あの怪物はもう一人の俺の手によって倒されたのだろう。俺は、

「どうやって倒したんだっけ?」

と聞いてみるとサギサさんは、

「本当に覚えていなかったのか?あれは本当にすごかった。俺の目でも追いつきにくいスピードで俺の持っていた剣を取って、怪物の喉元を一刺し、心臓コアに連撃を入れて倒していた。そしたらあの怪物、なんでかわかんないけど逃げていったんだ。お前、その後気絶して1週間も寝てたんだぜ。心配したぜ。」

その後少しの間喋っていると、サギサさんは

「警備もあるしそろそろ帰るとするわ。あ、あと忘れてた。報酬の件だな、あの怪物のせいで1週間は無理だったが、迷惑をかけたってことで、受け取ってくれ。」

と言い、俺に金貨1枚を渡した。金額の価値はあんまりわからなかったが、俺はとりあえず高価そうだったので、

「いやいや、そんな、、こんなお金受け取れないですよ。銀貨3枚で大丈夫ですよ!」

と言うと、

「まぁじゃあまた会ったときに奢ってくれってことでその金はお前が持っておけ。」

と言い残し、部屋を去っていった。そしてゲントも去ろうとした時に俺はゲントに、

「ゲント、あのときは守ってくれてありがとう。」

というと、

「いや、大丈夫こちらこそありがとな追い返してくれて。」

と言い、部屋から去って行った。その後医者が来て俺の容態を見てもらった。俺は体を無理矢理に使っていたため最初は骨の至る所が脱臼していたりしていたらしい。俺が眠っている間に殆どは治っているらしいが、油断をするとまた再発しかねないらしいので安静にしとかないといけないらしい。俺はこの世界でも普通に怪我はするし、一瞬じゃ治らないのかよ。異世界転生でもなかなかに厳しい世界だなぁと思った。後から医者に聞いたことなのだが、門番という職業自体は俺の想像する騎士と同じようなものだった。あのどこからともなく復活していたのはスリーエル?門番協会というところの能力が使われているらしい。俺は医者にあなたは門番じゃないから普通に怪我するぞと釘を差された。怪我が完治し、晴れて街に入ることができた。こんな異世界生活が始まるまで苦労したんだ、これからはリア充(リアルに充実した生活)目指すんだ!と俺は意気込み、これからの異世界生活が始まるのだった。

ここまで読んでくれてありがとうございます!まだまだ書き続けていこうと思うので、良ければまた読んでみてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ