表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/14

2025/10/11 嫌いなカップルが別れるらしい

エピソード7で出てきたあのカップル。別れるんだって。


彼氏側の方から聞いたよ。彼女が冷めたんだって。


予想通りだった。夏休みが山場だなって。


感情は湧かなかった。

いや、感じないようにしてた。


だって、どうせまた誰かに寄りかかって、誰かを都合よく使って、同じことを繰り返すんだろうって思ってたから。

そして案の定、僕のところに来た。


まるで何事もなかったかのように。

まるで僕がずっと待ってたかのように。

どちらかの家に泊まって、翌朝には二人並んで説明会に現れる。


その切り替えの早さ、器用さ、無神経さ。

俺には到底真似できない。


バイトの制服の隙間から見える、彼女の独占欲の痕跡。

それを見て、俺は何も言わない。

でも、心の中では叫んでる。

「俺はその痕を見せつけられるためにここにいるんじゃない」って。


飲み会で彼女の惚気話を聞かされたこともあった。その割に僕の腕はあまがみして、触れようとしてくるんだね。


君たちはいつもそうだ。

友達よりも恋人を優先して、都合のいいときだけ戻ってくる。

でもね、そんなふうに人を扱っていたら、居場所なんてもうどこにもないよ。


俺は誰かの代わりじゃない。

俺は誰かの暇つぶしでも、慰めでも、次の選択肢でもない。

君たちが失ったものは、恋人だけじゃない。

信頼も、尊敬も、そして俺の心も。


もう戻ってこなくていい。

俺は、君たちの“次”にはなりたくない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ