表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

2025/5/9 中途半端な人間でごめんなさい

 今日バイトがあった。最近はホールもキッチンもどっちもできるようになって人手が足りないほうに振り分けられる。企業的にはいいことだろう。自分も会社の人手不足に貢献してるならいいと思って胸を張る勢いで過ごしていた。

 でも今日思った。「どっちもそれはかとなくできる。」それは本当にいいことなのだろうか。会社にとって都合のいい人。何かに特化したわけでもない全部中途半端な人。まるで自分の今までの生きざまじゃないか。


 男なのか女なのか、勉強が得意なのかスポーツが得意なのか、


やりたいことは全部始めるのにやり遂げたことはなくて、全部途中で投げ出してしまう。


とある可愛い系のキャラクターに「ぺんぎん」というキャラがいる。そいつは自分が何者かわからなくて自分探しの旅をしているそうだ。幼い僕はそいつが気に入った。他にもかわいいキャラはいるのに緑ボディのそいつにしか目がいかなかった。


きっとそいつに自分を投影していたのだと今日気づいた。幼いながらに自分という存在に疑問があったのだ。


今日も明日も明後日も中途半端な自分がこの世で生きていくのだろう。


そんなクラゲのようにふわふわふらふらしている自分が嫌いでたまらない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ