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D62怪獣発電所

挿絵(By みてみん)


1964年、突如出現した超巨大生物によって日本という国家は致命的な打撃を受けた。

当時は東と西、二つの主義による冷戦のさなかで日本はその最前線にいたらしい。

戦後もかくやという状況になった日本は、瞬く間に周りの国々に吸収されていった。


それから半世紀。日本を殺した怪獣は、今日も煙を吐き続ける。

仮死状態にある怪獣の体内には膨大な熱が存在し、それはあらゆる恩恵を人類に授けた。

私も、この街も――


怪獣特需は、皮肉にもこの国を救った。

私たちは、怪獣によって生かされていた。


……やるせないな。



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