表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
能力者の日常  作者: 相上唯月
5平穏
41/81

11告白計画詳細

十二月十五日、火曜日。告白まで残り九日。


それから四日が経ち、クリスマスイブの告白の詳細が決まった。

当初の計画通り、学校が終わった後、昼食は家で食べる。そして、十四時に悠とメイサは島光さんに送ってもらい、目的地へ行く。もちろん、島光さんと一緒に数人の護衛たちも連れて行き、陰から二人を見守ることになっている。二人のデートの時間を邪魔しないように最低限の配慮してくれる予定だ。彼らも共に暮らして悠とメイサの性格の良さを知り、二人を長年仕えてきた光姫と同様に優しく接してくれて、二人の恋を応援しているのだ。そして、心配の種であった悠のコーディネートは杏哉がばっちりと選び抜いた。悠は普段とは違う洒落た服を着ること、つまりはおしゃれをすることに少々の抵抗はしたものの、メイサに見せるならばと、最終的には受け入れた。

そして肝心のデート先は、遊園地と水族館の複合施設に決まった。悠とのデートということは伏せ、『もしデートに行くなら何処に行きたいか』と問うたところ、メイサは『綺麗な場所』と答えたので、悠の希望も踏まえてここに決定した。水族館も遊園地も評価は高く、四時間いても退屈しないそうだ。

十八時頃に遊園地&水族館を出た後は、貸切にしたレストランへ。

夕食を食べ終えた後は、このデートで一番の肝。都市の高層ビルが見渡せる高台で夜景を眺め、ロマンチックな雰囲気に包まれながらの告白。これがまさしく、メイサの未来予知で見た光景である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ