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第3話 オーク狩り

「オラ、オラ、オラオラオラー!! オーク狩りじゃーー!!」


村に着いた僕は、回転式拳銃をオークの頭に目掛けて撃っていた。

すると、オークが僕の後ろに回り込んで棍棒を振り上げてきた。

僕は、後ろを向かずにオークの頭を撃ち抜いた。

少し、数が多いな。そう思いながら、片方の弾が切れたので、回転式拳銃を回して弾を片手で込める。


「ふっ、終わったか……」

「ス、スゴーい!」


よく分からないけど、獣耳美少女にキラキラした目で褒められた。


「お兄さーん、助けてくれてありがとう!」

「そこの兄ちゃん、襲われている所を助けてくれて、ありがとな!」

「何と感謝をしていいのやら」

「兄ちゃんは俺らの村の救世主だ!!」


僕がオークを倒しているところを見た村の人たちは、拍手や称賛をしてくれた。

すると、村長らしき人が僕に近寄って来た。


「貴方様のおかげで、私たちは助かりました。本当にありがとうございます。宜しければ、村に泊まって行かれてはどうでしょうか」

「じゃあ一週間ほど、この村に泊まって行こうと思います。あと、その期間の間に村の防衛力を上げようと思います。先ほどのオークや他の魔物におそわれないために私の手伝いをして頂けないでしょうか?」

「それは、もう、是非とも手伝わせて下さい。私たちは貴方様のおかげで助かりましたから。ですよねみな?」

「おうよ!」

「兄ちゃん、力仕事なら俺らに任せてくれ!」

「わたしは、お兄ちゃんのためにクッキーつくる!」


村の人たちの歓迎を受けていると、さっきの怪我した獣耳美少女の子が近付いてきた。


「君、怪我はもう大丈夫?」

「うん、お兄ちゃんのおかげでもう大丈夫!」

「それは、良かったよ」

「あとその、君って言い方は止めて。私には名前があるもん」

「それはごめんね。名前は何て言うの?」

「私の名前は、ゾフィ!」

「そっか、ゾフィか。良い名前だな」

「ふふん、ありがと。あっ、そうそう──」


すると、ゾフィが僕の前まで来たのでしゃがむと耳元でこう囁いてきた。


「お兄ちゃんは、今日から私の家で寝るんだからね……」


っと…………













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