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パラダイム  作者: massam
2/29

名付けは 適当。 年齢不詳。

私は 司令室を出て エレベーターに乗る。 B-1 階のボタンを押した。

「はぁ 疲れた。早く帰って シャワー浴びたい」

エレベーターを降り しばらく歩くと 自室に着いた。

「開けて」

音声認証である。部屋の扉が開いた。

「テレビ 電気 お風呂」

すると テレビのスイッチが入り 天井照明が明るくなり お風呂のお湯張りが始まった。

テレビでは『人口増加計画』について 国会で答弁中。

オペレーションスーツを脱いで お風呂へ行く。シャワーを浴びて お風呂に浸かると 緊張がほぐれて ほっとする。


オペ後 20時間は この建物から出られない。そういう規則だ。

その後 しばらく 自室に引き篭もっていた。当然 テレビはチャンネルチェンジする。



ぐーぐー お腹が鳴り出した。夕食時である。私は 食堂へと向かった。食堂は 一階下のB-2 階にある。

食堂に着くと 

「今日も任務?」話かけてきたのは 同じサージョンの内木田だった。

「うん。オペ」

「そっか そっか 俺も ついさっき」

「なんかね。操作誤って 通学児童の列に突っ込んで 5人?だったかな。死んじゃった事故したらしい」

「ふーん。俺は 口論で揉めて 奥さん刺した上 仲裁に入った友人まで 刺した人」

2人で そんな会話をしながら 食堂の職員から 今日のメニューである親子丼と味噌汁 プリンを貰って 席に向かい合わせに座る。おかわりは自由。


「今 サージョン 3人しか居ないから ヘビロテじゃね?」

「こ・く・しーー」

「心臓 打ち抜くのって 慣れたね」

「5分 余裕」

そこへ もう1人のサージョン赤岩が来た。 


ちなみに 内木田(うちきだ)は 司令官から「内気だ」 赤岩(あかいわ)は「赤いわ」との事で 名付けられた。

そう 皆 孤児である。 ちなみに 私は神尾(かみお)「髪多」。名付けは 適当。 年齢不詳。

はっきりしている事は 紅一点。

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