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パラダイム  作者: massam
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コウモリ

私は 突然 統合幕僚長に 呼び出しを受けた。統合幕僚長より 極秘任務を命令された。

こんな話を 思い出した。

『ある時 哺乳類と鳥類が 争いを始めた。コウモリは 哺乳類に対して 羽毛がない事 クチバシが無い事など 懸命に説明して 仲間にしてもらい。鳥類に対して 羽根がある事 飛べる事などを 懸命に説明して 仲間にしてもらい。どちらにも媚び 悪口を言った。ところが 哺乳類 鳥類が仲直りをすると コウモリの所業がバレて 結果 コウモリは 逃げる様に 暗い洞窟に暮らす様になったのである』

 


私は 今 ある建物で 食堂の職員をしている。


今日も 

元気に挨拶をしてくれる 食事を渡すと『ありがとう』と返ってくる 髪の多い 12歳くらいの女の子。

内気で 恥ずかしそうに 返事をくれる でも 周囲に気配り出来る 聡明な 14歳くらいの男の子。

運動ばかりしてるからか 顔が いつも赤く ゴリマッチョ系の 脳筋な 15歳くらいの男の子。


3人が 目の前で 椅子に座って 会話が盛り上がっている。


微笑ましい。可愛いい。


彼らが 監視対象。いざとなれば 彼らを裏切る様な事になるかと思うと 心が痛む。

いや そもそも任務に 感情は不要! 心が痛む事自体 間違い!

上司の命令が正義。。


自分に 言い訳しながら 今日も料理を作る。

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