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鈴の音の子守唄  作者: トトコ
13/81

第十一話 腕の中の小鳥であれ

「今夜の見回りの時間と経路と人数もろとも全て変えろ」

ギルベルトはテオールが挙げてきた報告書を執務机に放った。

「見回り体制を、ですか」

「そうです。今夜限定の、です」

「そろそろ楽団達が退城する準備を始める頃だろう」

「慌ただしく動いている中、どさくさにまぎれて、ですか」

「そうだ」

「…御意」

セルリオが流れる動作で一礼した。

王の執務室には主であるギルベルトとテオール、そしてセルリオという第二軍将軍がいた。

「我が軍から増員分を出します。念のため隊長六人全てをそこに組み入れます。それと――」

それからもしばし三人で打ち合わせた後、セルリオが退出していった。


「…聞いていたな?」

「はい」

執務室の続き部屋、休憩室として使っている部屋の扉からレイディアが出てきた。

「狙いは俺だろうが、念のため後宮も警備を厚くしておけ」

「分かりました」

ギルベルトは先日届いたソネットからの菓子に付いていた紙を眺めた。

「…“鷹爪”も絡んでくるやもしれんしな」

「“鷹爪”…あの有名な盗賊団ですか?」

“鷹爪”。徒党数百人といわれる大物盗賊団。行動範囲は世界中に広がり、討伐しようにも下っ端の先まで統率が行き届いていて組内の結束は固く、団員は身体の一部に鷹の刺青を施されており、徒党の一人一人の腕も鷹の様に獰猛で強いらしく、世界各国の重鎮は“鷹爪”に手を焼いているという。数百人の荒れくれ達を束ねられることから見ても徒党の長の力量が分かるというものだ。

「まさか。“鷹爪”はそこらの貴族達なんかに取り込めはしないでしょう」

「だが、実際徒党らしき者が何人も続々と王都に入って来ているそうだ」

「このバルデロの王都で何かやらかすつもりでしょうか」

何か、といっても盗賊のすることなど一つだろうが。

「その中に頭目はいないのでしょうか」

「それらしいのは見当たらなかったそうだ。徒党の行動を見ても不可解で、頭目の指示に従っているというより、何かを必死で探しているようだとミレイユは言っておる」

「…何を探しているんでしょう?」

「さてな」

レイディアは深夜に出会ったボロボロの外套の男を思い出した。

まさか…。

「とにかく、だ。レイディア、お前には今夜、一晩中付けとくからな(・・・・・・・)

「…後宮から出ませんよ?」

「念のため、だ」

レイディアは了承の溜息をついた。






レイディアは真っ直ぐに彼らを見つめた。

男達は何か口を開こうとしている。しかしレイディアの瞳を前に言葉が喉まで登っては消えて行くようだった。レイディアは彼らが正常に戻る前に聞ける事は聞いておく事にした。


綺麗な瞳だ、とゼロは思った。

しかし次に吟遊詩人にあるまじき愚直な言葉だと思った。

しかし、様々な美辞麗句を重ねようと、これほど美しい瞳は的確に表現できそうにない。

吸い込まれそうな漆黒の瞳から目が逸らせない。外したくない。たとえ魂が吸い取られようと、彼女になら喜んで差し出そう。

「そういうわけですので…王城で騒ぎを起こした人達とは何ら関わりはありません」

「その様です。…完全に偶然という事ですか」

道理で捜査に引っ掛からない訳だ。ドゥオは単身後宮に乗り込み、レイディアと遭遇した。けれどそこに何の思惑も関わっていない。彼が後宮に忍んできた。レイディアはそれに立ちあった、それだけ。

「当たり前だ。貴族に尻尾振るうなんざ死んでもごめんだね」

ボロボロの外套を纏った男は気にいらないというように顔を背けた。

彼は彼なりに動いただけ。王城で蜂起した奴らと同時に動いたのは単なる偶然。

「では…吟遊詩人として城に入られた貴方も、意図した事ではないと?」

「それは…」

「もういいだろう。お嬢ちゃん達の探っていた事とオレ達は関係ねぇ。今度はオレ達の番だ。……お前が…巫女だったんだな…」

その声は質問ではなく、確認のそれ。時間稼ぎもこれまでだ。

「…いいえ」

「嘘を付けっ!そんな目をしておいて今更っ…!」

「この場にいるのは…巫女なんかではありません」

その言葉の意味を図りかねてか男は眉を寄せた。

「どういう意味だ…お前が巫女でないなら何だって―――」



「―――俺の可愛い小鳥だ」



男が弾かれたように振り返る。何の気配も感じなかった。誰だ…。

「王」

レイディアの呟きに目を見開く。視線の先、開かれたままの戸の向こう、木々に囲まれたそこに、馬から降りたギルベルトが立っていた。

「…小鳥だと? はっ!仮にも巫女を愛玩呼ばわりかよっ」

王は答えず散歩でもしているかのように軽い足取りでこちらに歩いてきた。

男は身構えた。ただ歩いているだけなのに何処にも付け入る隙が無い。

「レイディア」

ギルベルトが彼女を呼ぶ。彼の手には何かが握られているようだった。鷹の男は内心首を捻った。

「こっちに来い」

ただ一言。レイディアは即座にその言葉に従った。スカーフを手に持ち、流れた髪はそのままに彼の元へ。

「お…おいっ何でお前…」

ギルベルトは腕を広げ、レイディアを隠すように自分の羽織った物で彼女を覆い、腕の中に閉じ込めた。

ギルベルトは自分の腕にレイディアが戻ったのを確認するように何度もレイディアの髪を撫でた。その仕草は思いのほか優しくて、ゼロとドゥオはうろたえた。

「こいつらを殺せ」

しかし、自分達を見た王の目にはレイディアを見る時の様な甘さは微塵も無く、冷酷な命令は今にも吹き出しそうな怒りが体中に蠢いているのを容易に推測させた。

ギルベルトの言葉を合図に陰で待機していた蔭達が一斉に殺気を放ち男達に刃を向けた。男達も身構えた。一瞬にしてその場に緊張が走った。

今にも蔭達との戦闘が始まらんとした時――


「待ちなさい」


声を張り上げた訳でもないのに不思議とよく通る声がその場の空気を破った。

「蔭達、武器を下げなさい」

その言葉に蔭達は戸惑った。王の命令と、レイディアの言葉。どちらに従うべきか迷ったのだ。

「王よ。この人達に私は何の危害も加えられてはおりません。ここはお引きくださいませ」

「…俺のモノに触れたのだぞ」

王はレイディアを掻っ攫われた事に目眩がしそうなほどの怒りを覚えていた。取り戻したとはいえその怒りは収まっていない。ギルベルトにとって自分のモノに触れた、それだけで万死に値する。そんなギルベルトの心情など知る由もないレイディアは尚も言い募る。

「吟遊詩人…ゼロ・ルーフォアは私の国民(わがこ)です。私の子に手は出さぬと約束いたしたではありませんか」

「……」

ギルベルトの顔がいっそう不機嫌に歪んだ。肌に突き刺さるような沈黙が彼らに取り巻いた。

張りつめた糸が限界に近付いてきた頃、ようやく王は手を振った。その合図を確認した蔭達は武器を降ろし、静かに後ろに引いた。






「…巫女は無理矢理、何処かに閉じ込められているのではなかったのですか」

「閉じ込めていたのは神国の方だろう」

「どういう意味だ?」

「これ以上お前達が知ることではない」

レイディアは首を巡らして男二人を見た。

「…私は契約を交わしました」

「レイディア」

ギルベルトに咎めるように名を呼ばれ、口を閉ざす。

「…よく分からねぇが、そのせいで愛玩同然ってわけか」

レイディアは男を見つめた。いつの間にかフードが外れている。晒された整った顔より、まずその顔に彫られた鷹の刺青が目を引いた。

無言が答えだった。男の顔に侮蔑の色が滲む。

「お前のせいで神国がどうなったか分かってんのか? お前が国を滅ぼしたも同然なんだぞ」

「黙れ」

男の非難を遮ったのは冷やかなギルベルトの声。

「黙らないね。滅ぼした張本人のあんたには、特に。このお嬢ちゃんが暢気に後宮で暮らしている時アルフェッラの国民はどんな目にあってたと思う?」

災害がついにアルフェッラに牙を向いた。何の免疫もない彼らはほんの少し豪雨が降っただけで混乱の渦に呑みこまれただろう。

「何も知らないお前にとやかく言う権利は無い」

「ああ知らないね。だが人民の命よりも大事なものなのかよ。巫女は、王っつぅもんは民を守るものじゃねぇのか。巫女がいなくなったせいで神国は荒れちまったんだぜ。国を荒らしといて何が契約だ」

「だからどうした」

「なっ!」

「巫女の恩恵の上にのうのうと生きてきた神国の奴らの怠惰のつけが回ってきただけだろう」

ギルベルトの腕に力がこもる。

「他の国の誰もが予測不可能な様々な災害に立ち向かい、生きるために日々戦っている。それを今まで安全なところから見下ろし、嘲笑ってきたのは誰だ? その特権を自分達が特別だからだと自惚れていたのは誰だ?」

男は黙った。戦乱の嵐が吹き荒れる世界の中にあって平和を享受していたアルフェッラ。国の奴らは外の者達に対して一段高いところに立った態度をとっていたのは否定できない。

「だが、お前だって巫女の恩恵を手に入れているじゃないか! 結局お前だってその加護が欲しかったんだろう!」

「俺は神の加護とやらをこいつと取引した覚えはないがな。俺は神なんぞ不確かなモノなど当てにしてはおらん」

そう、ギルベルトが取引したのはレイディア自身。

「誰もこれを見てはいない。人として扱われなかったこれの神殿での扱いはどういうものだったと思う?」

当然、大事に大事にされてきただろう。けれどそれは巫女だから。巫女に仕える者達はレイディアをまるで人形のように扱った。腫れものに触る様な扱い。いつも静かに鎮座して、自分達に安寧をもたらしてくれればそれでいい。手のかからない傀儡(くぐつ)。物を与えられて、何不自由なく、何も考えなくていい、そこで静かに微笑んでいればレイディアの役目は果たせた。

既定の時間に定められた仕事を淡々とこなす宮女らにはレイディアに対する敬意はあっても愛情は無かった。けれどそれは大したことではない。息をしているだけで生きているという実感がなかった日々は無味乾燥でつまらなくはあったが、そういうものだと割り切ればそれまでだった。

けれど…――――――

レイディアは目を閉じた。

「貴方の言葉はもっともです。分かってくれとは言いませんが…。ですが、私はどうしてもあれ以上あの国にいられなかった」

だから縋った。国を滅ぼすと宣言しに来たバルデロ国の王に。差し出された手に、巫女である事を放棄して、自分のそれを重ねたのだ。それを罪だと人は言うのだろう。レイディアもそれは百も承知だった。それでも、それでも……――。

「…………」

男は険しい表情のままだったが、レイディア言葉に何か感じるものがあったのだろうか。暫く無言だった。

やがて深く溜息をつく。

「小さいお嬢ちゃんにそんな顔されちゃ俺が悪者みてぇじゃねぇか」

レイディアは首を傾げた。今自分はどんな顔をしているのだろう。

「実際盗賊だろう? 何の間違いもない」

ギルベルトが返す。

「…しょうがねぇな…お前がどうしてこの道を選んじまったのかは知らねぇ。どうせ聞いたって俺は理解出来ねぇしよ」

決まりが悪そうに頭をかく。

「誰にもいわねぇよ。巫女がここにいるってことは。ま、そもそも皆疑ってるけどな」

誰もが、巫女はバルデロの何処かに閉じ込められていると思ってる。けれど後宮で奴隷としてあくせく働いているなどとは誰も思わないだろう。

「分かったらさっさと行け」

ギルベルトは彼らを追い出したくて仕方ないようだ。

「あの…」

吟遊詩人がレイディアを見る。

「はい?」

「名前を、教えて下さい。貴女の口から改めて聞きたいんです」

「…レイディア。レイディア・フロークです」

「フローク…?」

吟遊詩人は不思議そうな顔をした。

「貴方の名も、教えて下さい」

優しい声に吟遊詩人は笑った。

「ゼロ・ルーフォアです」

「あ、俺ドゥオ・ガレールな!」

「お前には聞いてない」

ゼロがそっけなく返す。レイディアの顔を見て照れくさそうに笑った。

「また会いましょう」

「二度と来るな」


王の言葉を聞かなかった事にして二人は闇の中へ紛れて行った。




ギルベルトは腕の中のレイディアを見降ろした。

レイディアと契約を交わした時、レイディアはそこから出たい理由を言わなかった。

ただ、国は無くなっても、そこに生きる人たちの救命と、自分の兄をそこの統括官に任じる事だけを条件に自らを差し出した。

「レイディア」

「何でしょう?」

「いや…何でもない」

ギルベルトは理由を聞いていない。聞けなかった。レイディアは命令したなら答えるのだろう。が、その手段は使えなかった。使ってしまえば、彼女が壊れるだろうと、直感で理解した。その確信に似たそれはギルベルトに疑問の種を植え付けた。

国を離れたがった理由。彼女は当時から淡々とした少女だったがあの時はひどく脆く見えた。ギルベルトと出会う前、何かがあったのは間違いない。しかし真相はいまだレイディアの胸の中だ。

今は分からない。けれどいつかは知る事になるだろう。これも確信している事だった。


――――そして、その時は、おそらく、そう遠くない。






「どうして、貴方はじっとしていられないんです」

「なんだよ、折角手伝いに来てやったってのに。水くせぇ、言ってくれれば手助けしてやったのに」

「必要ありません。むしろ邪魔でした。貴方にこっそりと動くという能がありませんので」

「なっ! 俺だってやろうと思えば…っ」

…僕が後宮に駆けつけて、その時たまたまドゥオを見た。屋根をサルの様に渡ってレイディアを抱えて行くのを見た。あの光景を見た時の自分の心境は筆舌しがたい。

あんな思いをさせた彼を恨みを込めて殴り、喚く彼を無視して話題を変えた。

「ああ、そうそう」

「聞けよっ!」

「ドゥオ」

自分の片腕たる相棒が笑いかけた。自分に柔らかい笑みを向ける時、いつもロクな目に合わないのをこれまででいやというほど思い知らされてきた。

「なんだよ」

警戒した彼に吟遊詩人は気にせず続ける。

「配下達は何処に置いていった。お前に残しておいただろう」

「振り切った」

「……」

吟遊詩人の顔を見て慌てて付け加えた。

「お前が悪いんだろ! 俺に手下達を押し付けて勝手にどっか行っちまうからっ」

「違います」

「あ?」

「貴方に配下を任せたんじゃありません。配下に、貴方のお守りを任せたんです」

「ひっでぇ!」

ドゥオは空を仰いだ。

「で、彼らは何処に?」

「…多分、この街にはいると思う…」

「仮にも“鷹爪”ですからね。ここに辿り着く事くらいは可能でしょう」

「拾いに行くか?」

「当然です。それにしても…頭目を見失うなんて、後でお仕置き決定ですね」

「……手加減してやれよ?」

「人の心配より、自分の心配したらいかがですか? 彼らよりきついのが待ってるのですから」

「げっ俺も!?」

「当然です。貴方のおかげで計画が狂いまくりました。暫く反省してなさい」

ドゥオは呻く事しか出来なかった。

「それより、いつまでそんな髪をしているんです」

「あ、忘れてた」

ゼロは外れたフードから現れた茶色の髪を取り払った。

そこから新たに表れたのは、目も覚める様な鮮やかな蒼。瞳の色とお揃いの海洋の色だった。

「いいよなぁこれ。髪の色を誤魔化せるし、使ってて違和感なかったし」

「ガーナの新作か」

「おうよ。うちの筆頭工作兵っ。物をつくらせたら右に出るものはいねぇ!」

「頭皮が危なくなってももう問題無いな」

「あぁ!? 俺はまだそんな歳じゃ…って、まさか」

「お仕置き楽しみにしててくださいね」

毟られる!?

吟遊詩人は呻く我が党の頭領を眺めながらも思いは別のところにあった。

「彼女の事ですが…」

「あ? お嬢ちゃん?」

「彼女はもう立派な女性ですよ。節穴の貴方には分かりませんかね」

相変わらずの毒舌にドゥオは凹んだ。

「…あのおじょ…レイディアが気になるのか?」

「ええ。当然です」

吟遊詩人は振り返った。今はもう見えない彼女のいるはずの方を。

実際のところ城に入ったのはゼロの策略だ。バルデロの王都に入ろうとする本来城に入るはずの楽団達を数組少し足止めした。そうして補助という形で城に入ったのだ。

趣味の芸術鑑賞と、…巫女の情報を探る為に。

別に会いたいという気はなかった。純粋な興味で城に入っただけ。思いがけず、彼女に会えた事は幸運に他ならない。ただし、ドゥオに邪魔されてしまったが。

「慣れていないようでしたから、まずは良いお友達から始めようとしたのに…」

「やっちまったもんはしょうがねぇじゃんかよ…」

“鷹爪”副頭目は非常勤だ。吟遊詩人という職柄、いつもふらっと出かけて行く。ドゥオはそれを面白半分で追いかけて行ったわけだが。

「でも、諦める気はありませんから」

ドゥオは誰に向かって宣戦布告しているのか容易に察する事が出来た。

「…命が幾つあっても足りねぇぞ?」

「盗賊が命惜しさにやってられますか。ずべこべ言わず協力して下さいね」

決定事項なそれにしかしドゥオは嬉しそうだ。

「いいぜ、俺もあのお嬢ちゃん気にいったし、“鷹爪”の獲物が巫女たぁ狙いがいがあるってもんだ」

二人は拳を軽くぶつけあう。

「また会いましょう。その時に貴女の心を頂きます」

「貴女の心を盗みますってかぁ? かぁ〜っ気障だねぇ!」

からかうドゥオに吟遊詩人は照れた様子もなく、むしろ不敵に笑った。

「ええ、盗賊らしいでしょう?」


そうして二人は部下を拾うべく宵闇の街に下って行った。


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