登場人物紹介
※話の都合上ぬるめですが、きわどい性描写が含まれることがあります。
苦手な方はご注意ください。
レイディア・フローク ♀
バルデロの後宮に住まう女奴隷。普段は髪で顔を覆い俯きがちにしているため地味な少女として周囲に認知さている。あまり表情豊かではない。
深緑色のくせのない髪。
ギルベルト・ルゼ・バルデロ ♂
若き美貌のバルデロ王。冷酷無慈悲な王と呼ばれ妃といえども不興を買えば命はない。しかし、政治手腕は卓越しているため臣下からの信任は厚い。
赤銅色の髪に翠の瞳。
ユリウス ♂
レイディアの実兄。現アルフェッラ総督。政治の能力は確か。最近頭角を現してきた。
レイディアと同じ髪と瞳の色。
テオール・シュヴァルツ ♂
ギルベルトより少し年上の側近。元はアルフェッラ神国の貴族。
藍色の髪にグレイの瞳。
ソネット ♀
『ミレイユのお菓子工房』の三代目店主。お茶目。レイディアを可愛がっている。蔭の一員。諜報部隊長。
髪の色は頻繁に変えている。緑の瞳。
声 (シア) ?
王の傍に常に控える蔭。蔭の総括者。
エリカ ♀
蔭の一員。戦闘部隊幹部。年齢不詳で神出鬼没。放浪癖あり。
クレア
蔭の一員。十歳前後。レイディアに懐いている。
ユンケ ♀
蔭の一員。諜報部隊員。演技派。
ゼギオス ♂
蔭の一員。諜報部隊員。面長で端正な顔立ち。
ネイリアス ♂
蔭の一員。諜報部隊副長。温和で平凡な面立ち。普段は“ミレイユ”の厨房奥でお菓子作りに専念。蔭の中では年配者の為、纏め役も兼ねる。
サリー ♀
蔭の一員。先頭部隊員。女官に扮し、後宮および王城の警護と監視が通常任務。
ゼロ・ルーフォア ♂
吟遊詩人。で盗賊“鷹爪”の副頭目。ただし非常勤。弾き手としての腕前はかなりのもの。穏やかな性格。
黒紫の髪にアッシュグレーの瞳。長身。
ドゥオ・ガレール ♂
盗賊“鷹爪”の頭目。陽気な兄貴分。〈蒼闇の使徒〉と呼ばれる一族の末裔?
鮮やかな海洋の蒼の髪と瞳をもつ。長身。
占媛 ♀
バルデロ王都の裏社会を仕切る巨大組織『愚者の占札』の頭領である老女。レイディアの茶飲み友達。
ダイダス ♂
バルデロ国第一軍の大将軍。叩き上げの武人。壮年を幾ばくか過ぎたくらい。
セルリオ ♂
バルデロ国第二軍の将軍。貴族出身。性格は文官向き。まだ若い。ダイダスとは腐れ縁。
シェリファン・メネステ ♂
バルデロの隣国、メネステの王太子。まだ幼い。レイディアとの散歩が好き。
リクウェル ♂
シェリファンの従者。忠誠心は厚いが口喧しい。
ラムール ♂
ノックターン国王弟。前国王の第三皇子。レイディアの婚約者の一人だった。現在は外交官として兄王を補佐。
マシュー ♂
ラムールの従者兼教育係。主のラムール第一主義。
オズワルド ♂
ノックターン国王。ラムールと同腹の兄弟。実力主義。
〜後宮〜
フォーリー・エンデラス ♀
後宮女官長。初老の穏やかな女性。元ギルベルトの乳母。
白髪交じりの栗色の髪に薄緑の瞳。
ベル・ランドル ♂
かわいい名前に似合わず逞しい体躯の後宮の門兵。レイディアの仕事仲間。良い人。
灰色の髪に緑の瞳。
ローゼ・デノスリット ♀
ギルベルトの側妃の一人。夏妃。名門貴族出身。公爵家。自尊心が高い。
薔薇色の髪にアーモンド色の瞳。
ダリア ♀
ローゼの無二の侍女。
シルビア・ポルチェット ♀
新しく入ってきた子爵令嬢。秋妃。美しいと評判の姫。『リヴェラの白百合』とあだ名されている。
金髪碧眼。
メリネス ♀
側妃の一人。夏妃。
ムーラン ♀
側妃の一人。秋妃。医師の家系。
ソラーナ ♀
側妃の一人。秋妃。
マリア ♀
側妃の一人。秋妃
キリエ ♀
側妃の一人。冬妃。
~その他~
酒場の店主 ♂
王都のとある酒場の店主。本名不明。
ソネットでさえ手を焼く凄腕の闇情報屋。何気に出てくる。
荷運びの男達 ♂&♂
注文された荷をせっせと運ぶ仕事をしている男二人組。出身は中央地方にある小さな村アドス。共に女房の尻に敷かれる善良な一般市民。
アンとモリー ♀&♀
アドス村のジャンとガラックの妻。一年の多く家を空けている夫達を支える肝っ玉母さん。
〜読まなくてもいい解説〜
・バルデロ王家は赤系の髪。特に直系は赤銅色が多い。その色に近いほど王家に近い印。バルデロに多い瞳の色は緑系。
・アルフェッラは全体的に深い色合いのものが多い。瞳の色は灰色系が多い。
人物紹介は随時更新していきます。