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史上最強の医療魔術師《ヒーラー》  作者: Eve
第一章 幼少編
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第十話《 罠 》

あらすじ:野党に村が襲われジェイナが攫われてしまった。

ジェイナを救い出すためシグルスティア、エレナ、ビートの三人はシプーナの森を目指す。


シプーナの森までは歩いて三時間程かかった。

戦闘が起きるかも知れないし、二人を置いていくわけには行かなかったから俊敏力強化アクセルブーストは使えなかった。

森の入口付近には野党らしき男が二人居た。

おそらく見張りなんだろうけど、こんなところに誰かが来るとは思っていないようで、よそ見しをながら二人で雑談を楽しんでいるようだ。

こんなところで騒ぎにはなりたくはないので、僕らは息を殺して森の中心を目指した。

森の奥は魔獣シプーナの住処だ、おそらくそんなところにキャンプは張らないだろうと予想したからだ。


「ビートさん、村を襲った野党の人数ってわかりますか?」


「外で見張りをしていた二人を覗いてあと四人くらいだ。」


そんなに少ないのか、ひとりひとりが強いのかもしれない。

ともあれ、それだけならば勝算は充分にある。

僕の俊敏力強化アクセルブーストだって少人数に有効だし、エレナ姉ちゃんもタイマンは得意なはずだ。

問題はビートさんだ、言っちゃ悪いがこの人は足手まといだ。

前に決闘をした時にわかったけど、素人同然。

ここまで案内してもらった事には感謝しているが、戦闘では話にならない。

戦闘をする前には隠れていてもらうか距離をとっておいてもらおう。


しばらく森の中を突き進むと開けた場所に出た。

奥にはビートさんの言う通り、四人の野党と思われる男がいた。

本当に四人だったのか、プラス三人くらいは覚悟してたんだけどな。

チビが一人と大将っぽいガッチリとた装備をしているやつが一人、デブが一人とやばそうな奴が一人。

身長2mはありそうな屈強な男だ、ただ大きいだけじゃなくて横にもデカい。

ゴリラかなにかかよ、体中に傷跡もあっておそらくあいつらの中で一番強いんじゃないかな。

エレナ姉ちゃんがデブを俺が大将を、そしてビートがあのちっこいのを殺って全員でデカブツを叩けば行けるか?


「本当に四人ですね、これなら行けるかもしれません。」


「いいえ、囲まれているわね。」


what!? 

エレナ姉ちゃんの声と共に物陰から何人もの野党と思わしき男共が姿を現した。

あれぇ?ビートパイセン話が違うんですけど?

ひー、ふー、みー。

ざっと数えて14名かな、これは流石に予想外だ。

さて、どうしたものかと思っていると奴らの大将と思わしき奴がこちらに来た。


「ガハハハハ!まさか本当に来るとはなぁ。」


「・・・。僕の家族はどこですか?」


とりあえず、こいつらが馬鹿ならジェイナさんの居場所くらい吐いてくれるだろう。

居場所がわかれば・・・なんとかなるのか?この人数を僕一人で?


僕がそんなことを考えていると急にビートさんは立ち上がり、スタスタと野党達の方へ歩いていく。

なにを・・・しているんですか、この人は。

僕達を囲んでいる野党達の間をくぐり抜けると、くるりと振り返り笑いだした。


「お前の家族なんて連れてこられてねえんだよ!ばああか!」


は?、え?

どういうことだ、状況を理解しきれない。


「え?ビートさん、どういうことですか・・・?」


「何がビートさんだ気持ちわりいな!いいねいいねぇ!俺はお前のその顔が見たかったんだよ。言ったろ、地獄に叩き落としてやるってなあ!」


「ガハハハ!君はまんまとお友達にハメられたってことだよ。」


ああ、なるほどな解ってきた。

なるほどなるほど、僕はまんまとこのクソ野郎にハメられたのか。

このために僕達に近づいて仲良くしたフリをしていたわけだ。

エレナ姉ちゃんが好きだってのも嘘ってわけか、まんまとしてやられたな。

相当演技力が高いご様子で。


「俺に逆らうからだ!よくもさんざんコケにしてくれたな!お前は今日俺__」


急だった。

急にビートが吹っ飛んだのだ、人間砲台みたいに。


「オメエ、ウルセエぞ。」


あの馬鹿デカイ男にぶん殴られたのだ。

てかどんだけ力あるんだよ、やばすぎるだろ。

しかもコイツ、図体とは裏腹に速い。

拳が見えなかった、俊敏力強化アクセルブーストを使ってようやく見えるかどうかってところだ。

そんな拳をくらったビートは白目を向いて倒れている、ざまあないな可哀想だとすら思えない。


「おいおい、協力者だぞ?あまり虐めてやるなよザップ。今日、殺されるんだとしてもよ。」


このデカイやつはザップというらしい。

まあ、コイツの名前なんてどうでもいいんだけど。


「まあ安心しな、大人しくしてりゃ痛くはしねえよ。」


ほう、どうやらこいつらの目的は僕達を殺すことではないらしい。

殺されないのはありがたいが、かと言ってこの状況が覆るわけではない。


「まあ、お前ら人質にして大金巻き上げたらよ、母親目の前で犯して俺様の性奴隷ぐらいにはしてやるよ!ガハハハハ!!」


クソ野郎だな、コイツを生かしておくわけにはいかない。

誰がお前らなんかに僕の母さんを触れさせるものか。

野党の言葉を聴いて、ここで初めて今まで一切口を開かなかったエレナ姉ちゃんが口を開いた。


「ゴミね。」


「あ?なんか言ったか小娘。」


おじいさんとエレナ姉ちゃんの稽古を見ていて分かったが、エレナ姉ちゃんはどうやら挑発に弱いらしい。

稽古でもおじいさんの挑発に乗ってボコボコにされていた。

あまりこの状況で相手を威圧するような事はして欲しくないんだが。


「あ、あの。エレナお姉ちゃん?」


「大丈夫、シグはお姉ちゃんが守るからね。こんなクズみたいな奴らに私のシグを汚させたりなんてしないわ!」


なんてかっこいいんでしょう!

エレナ姉ちゃんが男性だったら、この世の女性の八割は今のでイチコロだよ。

でもねえ、僕を守ってくれるのは嬉しいんだけど、できれば大人しくして欲しいっていうかなんていうか。


「テメエらは奴隷として売るんだ、傷つけて値を落としたくはねえんだよ。」


この世界にはあるんだな、奴隷売買。

僕は男だから一部の変態な大人達には高く売れそうだが、エレナ姉ちゃんは美人だし普通に高く売れるのだろう。


「うるさいわよ、喋らないで虫唾が走るわ。」


「あ?こっちが優しくしてるからって調子に乗るなよ小娘!」


向こうの大将さんもどうやら挑発に弱かったらしい、頭に血を上らせて殴りかかってきた。

隙だらけの素人紛いの攻撃だ、こんな攻撃がエレナ姉ちゃんに当たるわけがない。

余裕の動きで敵大将の攻撃を受け流すと、エレナ姉ちゃんの拳が顔面に炸裂する。


「私にこのゴミ共を倒す力を!『攻撃力強化ブースト』!」


「ぶごふぁあ!?」


何とも言えない叫び声と共に吹き飛んでいった。

流石エレナ姉ちゃん、僕にできないことを平気でやってのけるそこに痺れる憧れる!

でも状況は最悪だ、敵の戦闘力は大したことないが人数に差がありすぎる。

僕もエレナ姉ちゃんも多人数は得意じゃないし、なによりあのザップが邪魔すぎる。


「オマエも、チョウシにノルなよ?」


ザップが動き出した、あの巨体でなんであんな速さで動けるんだ!?

エレナ姉ちゃんも流石に相手のヤバさを感じ取ったのだろう、木刀を取り出しバックステップで距離をとろうとする。

判断はいいけど、ザップの方が動きも速いうえにアイツには僕達にない強みがある。

リーチの長さだ、バックステップをしてもエレナ姉ちゃんはアイツの攻撃範囲内だった。


「ウララアアアアッ!!」


「くっ!」


いい反射神経だ、間一髪のところでザップの拳を木刀の腹で受け止めた。

そう、受け止めることはできたんだ。

でも次の瞬間、エレナ姉ちゃんの木刀は爆散した。

粉々に。


「うそ!?、あぐっ・・・。」


そのまま勢いの止まらないザップの拳はエレナ姉ちゃんの腹部に炸裂した。

エレナ姉ちゃんは大きく宙を舞うと、地面に叩きつけられるように倒れた。

いよいよ不味くなってきたぞ、早く助けなきゃ。

でも、僕に出来るのか?僕でザップを倒せるのか?


「ぅぐ・・・、かはっ・・・。」


「コイツよくもやりやがったな、お前ら!その小娘を抑えろ!」


よかった、エレナ姉ちゃんはまだ息がありそうだ。

敵の団長は起き上がり、明らかに頭に怒りマークを浮かべながら部下たちに命令を出した。

でもこれで僕の方の敵が薄くなった、これならワンチャンあるか?


「おい!そっちの奴は傷つけるなよ。白髪のエルフは高く売れる、顔を悪くねえんだからな傷つけたら値が落ちる。」


「ちょっと!離しなさ、がはっ、うぐっ・・・。」


「ダマレ。」


あれ?僕の方が高く売れるんですか?

それは想定外だ。

僕は大人しくしていたからだろう、一人しか見張りはいない。

突っ込むなら今か?でもザップはどうする・・・。

考えろ、考えるんだ最善の手を。


「お前は俺様が直々に犯してやるよ、人間の女なんてどうせたいした金にはならねえんだからな!ボロ雑巾だろうが変わらねえだろうよ!」


「何言ってんの、誰があんたなんか、がふっ、いたっ、やめ・・・っ。」


「エレナお姉ちゃん!」


駄目だ、考えてる暇なんてない。

行くなら今だ、早くしないとエレナ姉ちゃんがあんなゲス野郎に汚されてしまう。


「おいおい、変な気起こすなよ?テメェは傷つけちゃならんらしいからよ。」


!?

首筋に刀が当てられた、ツーっと血が流れる。

コイツ、いつの間に・・・。

ザップ以外にもヤバイのが居たのか、一人で見張りを任されるだけのことはあるって事か。


「先に言っておくが動いたら切るぜ?俺の固有スキルは俺の範囲内で動いたやつを一瞬で視認する。物陰に隠れていようが、地面の中でもだ。」


「あ?おい、トーブ!傷つけんなって言っただろうが馬鹿野郎が!」


「へいへい、そういう事だ動いてくれるなよ。テメェはそこでお友達が犯されて蹂躙されるのを、何もできずに見てる事しか出来ねえんだからよ。」


そういう固有スキルか。

僕達が森に入って来たのも、何処に隠れていたかもこいつでバレバレだったってわけか。

まずいまずいまずい、そんなのどうすればいいんだ?

時間がない、考えろ。

どうすればいい、どうすれば解決する?


「お、おい!話が違うじゃないか、エレナには手を出すな!」


「あ?もう起きたのか、意外とタフなガキだ。おおい!あのガキ何処かに連れてけや、興が冷める。」


ビートが起き上がった。

あいつ、あの巨体の拳くらって白目むいてなかったか?確かに頑丈なやつだがそれだけだ。

部下の一人に引きずられて連れて行かれた、いっちょまえに騒いではいるが相手にもされていない。


「ったく、手間取らせやがって。待たせたなあ、今犯してやるぜ。」


「ちょっ、やめなさいよ。ほんとに・・・、いやっ!」


もう時間がない、行くか?

でも今行ったら下手したらビートが・・・、あいつなら死んでも仕方ないか?

いやいや、アイツもハメられた側だ。

救えるなら救わなきゃ、僕は人の生命を救う仕事をしたいんだ。

殺したいわけじゃない、でもどうする?

早くしないとエレナ姉ちゃんが・・・。


「さあて、御開帳だ!」


「だ、れか・・・、たす、け・・・て。ッ・・・助けて!!」


「がははは!こんなとこに誰も来ねえよ!全員で回してやるから感謝しろよ。」


何を迷ってるんだ僕は、エレナ姉ちゃんが助けを求めてる。

飛び出す理由には充分だ、僕なら出来る。

イメージは完璧だ、やってやる!

助けてみせる!

僕はゆっくりと左手のグローブを外し、そして動く。


「『俊敏力強化アクセルブースト』・・・。」


僕が動き出した瞬間、トーブは刀を抜いた。

でも反応が速くても刀の動きまで速くなるわけじゃない、これならエレナ姉ちゃんの方が断然速い!

僕はトーブの刀を余裕で躱すと、エレナ姉ちゃんを囲んでいる野党の方へ走る。


「あ・・・?れ?」


僕が抜け出したことにトーブは今頃気づいたようだ、大した奴じゃなかったな。

エレナ姉ちゃんを取り囲む野党達の間を通り抜け、エレナ姉ちゃんの上に馬乗りになっている敵大将を全力で蹴り飛ばす。

退け、そこは僕の場所だ!

今度は僕がエレナ姉ちゃんの上へ馬乗りになる。

よし、ここまでは予定通りだ。


「エレナお姉ちゃん。僕にしっかりとくっついたまま、口で僕の右手のグローブを外して。」


「え?シグ・・・?なん、で・・・え?」


思い返してみれば、僕がエレナ姉ちゃんの前で魔法を使ったことはなかったな。

僕が助けに来るなんて思ってなかったみたいで、状況が飲み込めてない様だ。

エレナ姉ちゃんの中では僕は弱くて、守ってあげなくてはならない存在だったのだろう。

だから野党達にも自分が立ち向かってくれたんだろう、僕を守るために。

だから今度は、僕が守る番だ!


「お前、いつの間に!」


「トーブは何をしてるんだ!おい、お前らこいつを退けろ!」


「お願い、エレナお姉ちゃん。僕を信じて。」


僕はエレナ姉ちゃんをしっかりと抱きしめて、右手を口元まで持っていく。

エレナ姉ちゃんも僕をしっかりと抱きしめて、強く頷いてくれた。

その小さな口でグローブを噛むと、外そうと引っ張る。

グローブは簡単に僕の右手から外れて、痣だらけの僕の右腕が露になった。


いざ殺る時になると、イメージしていた時よりも簡単にできる気がしてきた。

調節が難しくて、上手く出来る自信がなかったんだけどな。

エレナ姉ちゃんに抱きしめられると心が休まる。

速くなった鼓動がゆっくりになって、集中力が研ぎ澄まされていく。

今ならできる。

さて、お仕事だ。 これで終わリにしよう。

僕はゆっくりと右腕を掲げた。


「『生命を喰らう右腕デス・ヴァイト』。」


掲げた右腕から黒いオーラが放たれ、球状に広がっていく。

僕を中心として、半径40m以内の僕とエレナ姉ちゃん以外の生物は、一秒も経たずに死滅した。

草木は枯れて真っ黒に染まる。

森に潜む動物は肉が腐り、ドロドロに溶けて骨すらも真っ黒に染まり息絶えた。

それはもちろん人間も同じだ、大将の男も部下達もあの大きな体のザップですら例外ではない。

全て、死滅し一面が真っ黒に染まったのだ。


エレナ姉ちゃんはちゃんと生きている、上手くコントロールできたようだ。

邪悪な魔力を間近で感じたせいで魔力酔いしているみたいだ、凄く気分が悪そう。

何が起きたのか分からずに戸惑っているようで、うまく言葉を話せていない。

きっとSAN値チェック中なのだろう、でも僕の仕事はまだ終わっていない。

ビートを連れて行った男と、森の入口にいた男が二人まだ残っている。


「ごめん、エレナお姉ちゃん。」


気分も悪そうで、ほとんど僕にもたれ掛かっている状態のエレナ姉ちゃんを投げ出すと僕は走り出す。

僕には余裕なんて1ミリもないんだ、あれは魔力を消費しすぎる。

既に視界が大きく揺れたりぼやける、魔力切れが近いのだろう。

ぶっちゃけ体力もあまり残っちゃいない。


「もてよ、僕の体あああああ!・・・っ捉えた!」


叫ばなきゃやってられない、意識が持っていかれかける。

前方にビートと野党一人、それと入口の見張り二人も視界に捉えた。

僕は最後の力を振り絞り俊敏力強化アクセルブーストで一気に距離を詰める。


「『攻撃力強化ブースト!』。まず一人!」


一瞬で背後まで回り込むと強化した拳を顎めがけて放つ。

拳はしっかりと顎にクリーンヒットした、相手の骨が砕ける感触が拳に伝わる。

まるでジェンガのように脆く、簡単に崩れる。

休んでいる暇なんてない、次に見張り二人に向かって走る。


「ひぃいい!」


僕の見た目から想像もしていなかった力を目の当たりにして、一人は酷く怯える。

よし、まずはコイツからだ。

軽く飛び跳ねて距離を稼ぐと顔面に目掛けて蹴りを放つ。


「これ、で。二人っ!!」


体がよろめく、バランスが取れない。

一歩間違えば倒れてしまうだろう、でも後はコイツだけだ。


「なんだ、もうヨロヨロじゃねーか脅かせやがって!これでも、くらえ!」


いいやお前は強がっているだけだ、そうやって自分に言い聞かせているだけ。

刀を僕目掛けて振り下ろすが、太刀筋が寝ぼけている。

いくら弱っていてもそんな力のない太刀に当たる僕ではない。

体力もないがギリギリで躱しきる、よし!これで終わり、だ。あ?

視界が暗転する、体が動かない。

クソ!あと一歩、あと一歩なのに・・・僕は男の目の前で地面に倒れてしまった。


駄目・・・だ、視界もボヤける。

指先ひとつ動かない、ここでゲームオーバーか。


(あーあ、ここで終わりか。せめて母さんの笑顔をもう一度見たか、った・・・な。)


目の前が真っ暗になる瞬間、遠くに真っ赤な髪の巨体が見えた気がした。








ザップ(野党)

賞金首:800銀貨

固有スキル:巨人の拳

拳に触れた生物以外の全てを粉々に粉砕します。


トーブ(野党)

賞金首:600銀貨

固有スキル:剣豪の目

周囲30mの敵の動きを察知できます、地中でも関係ありません。



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