プロット 五峰高山守長直(Ver.1.0)
岐阜城へ
軍神様一行、島津一行、長宗我部一行らと供に
大湊から船で津島を経由して、岐阜城に向かう。
船上で義久と元親に遠眼鏡を贈り陸地を見させる。
遠眼鏡に驚き、建設中の街道や橋の見つけまた驚く。
木曽川に入り、津島で船を乗り換え、
途中で長良川に進路を変え遡上する。
墨俣の堤防と中輪に頑強なつくりを見て質問してくる。
美濃大垣付近で大量に採れる石灰を材料に漆喰を改良したもの。
詳細は、岐阜城についてから説明すると答える。
岐阜城
金華山近づき、普請中の城郭群の規模に驚き、
城下町の繁栄ぶりにまた驚く、
織田の力を周囲に見せつけるために、
大規模な城郭にするのである。
城に到着し、取り敢えず休息をとってもらう
南蛮交易
その間に王定治を呼び出し、大陸や南方の状況を確認する。
明は倭寇の取り締まり強化をしているが
南蛮人「ぽるとがる」に「まにら」という島を貸し与え、
交易を認めたているとのことである。
地方指導者「郷紳」や沿岸部の商人と明に追われた倭寇らが
南蛮人を間に挟んだ商品取引おこない、数が増大しつつあると。
今回の航海で知り合いの倭寇の伝手を通じて、
南蛮商人との接触することができ、
船上での交易の約定を取り付けたとのことである
持たせた銀の塊や真珠は大いに役にたち
それらと真珠層を象嵌した蒔絵を取引を求めてきたとのこと、
その証として、これを差し出してきたとのことであるが、
こっ これは!?
時計だとー!!
既に宣教師により日本に持ち込まれ、
九州の大友らが入手したとの情報を得ており、
堺の今井と津田に伝手で探させていたところだ。
俺が「南蛮狂い」であるとのも噂を流させ、
織田とつながりを持ちたい商家らが持ってくるを
期待したりもした。
集まってくるのは、内容がわからぬ明や南蛮の書籍や
南蛮の服や布、動物の毛皮や孔雀の羽などであった。
服や布は縫製の手本となるので良いが、
本当に欲していたのは、時計である。
時計には
歯車の組み合わせから、減速装置、
速度調節、脱進機、ギアボックスなど
最新の技術・機構が詰め込まれているはず。
これを調べて分析し、応用することができれば、
織田の技術は更なる進歩をとげるはずである。
南蛮商人からは、玉ねぎと胡椒やウコンなどの香辛料を
手に入れてきたとのこと。、
玉ねぎは、これで料理の幅が広がる。
香辛料は、使い道を調べていかなくてはならるぬな~
ウコンはカレーやたくあんの色づけだったはず。
辛味は唐辛子でいいが、ほかに何が必要であったか?
次の航海では、印度の「がむらまさら」など、
料理のレシピを手に入れるよう指示する。
大陸からは、白菜の種、漢方薬、生糸、軍鶏
百科事典『永楽大典』などの書籍である。
白菜は、今までにも持ち込まれたらしいが
なぜか栽培にできずいたらしい。
王には種とともに栽培方法も調べるよう指示していた。
理由は他の植物と交雑したの原因でないかとのこと
隔離して育てればいいようだ。
東美濃の山地で試してみるか?
これで、おいしい鍋ができる事が出来るだろう。
うまくいけば、種だけ売ることができる。
軍鶏は、闘鶏ようだな~
闘鶏奨励することで広めて、
他国の鶏食用の禁忌を払拭させるとするか?
ほかにも、色々な種を持ち込んできたので、
試していくことになる。
大陸や南蛮の言葉が分る者も連れてきたので、
屋敷を与えそこに住まわせ、書物の翻訳の仕事与える。
この機会に、王を正式に俺の直臣とし氏を与えることにした。
王も大陸に戻るところもなく、半分は日本人なので了承した。
氏は、父「王直」の号である「五峯」とし、
「長」の字を与え、「長直」とした。
琉球
琉球は、薩摩に下にある諸島にある王国である。
未来では日本の領地になるが、
初期の大和朝廷に認識されていなかったため、
今は外国扱いである。
独立した国ではあるが、明とは柵封関係にある。
王から琉球の現状を報告させると、
琉球は人口の少ない小国なれど、
大陸と日本との貿易の仲立ちをし、潤っている。
南方のため温かく、作物の育ちがよく、
海に囲まれているので、漁業も盛んである。
食も住にも満ち足りており、困っていない。
とのことであった。
知識の沖縄とほぼ同じであるな。
言葉は日本とは少し違うとのことだが、
似ているところがあるので、会話はできるとのこと。
宗教は島の巫女がいるが
日本より僧が訪れ、寺院があるとのことである。
南蛮人を恐れており、交易は行っていない。
沖縄はサトウキビの産地であったな。
本土でも栽培を試すつもりではあるが、
沖縄で作られ、安く手に入るようであるなら
それでいいとするか、
日本に併合されるのは何時だったか…
え~と、正式には、明治維新の時だったか、
そのまえに島津が侵攻し、傀儡になるはず、
時期は…、関ヶ原のあとであるか
まだまだ、期間があるな。
外の国のことままで考える余裕はない。
王に琉球と定期交易を結ぶよう命じる。
高山国
琉球の高山国に関しても、今の状況を確認する。
明の統治下に無く、先住民が集落が点在し、
倭寇の根城が点在している。とのころであった。
台湾は、大陸と戦いで日本となる領土となる。
統治もうまくいっていたはずだ。
無統治の状況であれば、
今のうちにツバをつけといた方がようだろか?
王からの噂としてだが、
高山国の南にある、呂宋という島に、
「ぽるとがる」とは別の
「いすぱにあ」という南蛮人が西からきたらしい
とのこと。
「いすぱにあ」…、
「西」…
そうか「スペイン」であるか!!
南蛮は「ポルトガル」だけではなかったのだ、
コロンブスが西回りの航路を見つけ、
南米のインカ帝国を滅ぼしたあとに、
太平洋を越えてアジアまで来るのだった。
「呂宋」とは…、
「フィリピン」のことであるか?
そこまで来ていたのか!!
日本の政と、キリストの教えは相反するため、
宣教師と接触したいとは思っていない。
南蛮の品や作物さえ手に入ればいい
ふむ、
よし、
信直に命ずる。
高山国に拠点を作り、日本に縁がある倭寇を取りまとめよ
資金・資材は織田が用意する。
そして、南蛮船を琉球より東に行かないように監視しろ。
「この信長が、お前を高山国主としてやる。
今後は、五峰高山守長直と名乗れ。」




