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プロット 種子島改良(Ver.1.1)

新銃剣種子島


軍神様を視察として、送り出した後、

織田㊙技術工房に行って 

留守の間の進捗状況を確認する。


 

試作には、常に暴発の危険性があるため

開発しやすいよう、規格を10匁筒とした。


一粒弾と散弾は、試作の弾を作っては試射を重ね、

ある程度満足いくまでの物ができたとのことである。


火打石機構使用した着火装置だが、

火花が安定しないため、

発条を含めて、機構自体を

見直して研究を重ねる必要があるとのこと。


後方装填機構に関しては、

機構自体をいくつもの試作品をつくり

試射を重ねているが。

機構が複雑になるため、

衝撃に対する耐久性や

部品のあわせ目などの精度が問題で、

職人の卓越した技量を求められることと、

それと何度も試射を重ねなけねば

耐久度を確認できないため、

今の段階では、量産までこぎつけるまでには

更なる研究が必要とのことである。


一通り報告を受けた後、

算正のほうから一つ提案があった。


一粒弾の試射のため、

その都度、槊杖で銃口から押し込んでいたが、   

弾にネジのような螺旋の溝がつけていたのに気が付き

槊杖の先にもそれに合う溝をつければ、

固定できるのでは考え、試してみたところ、

一回の手順で、簡単に底まで入れること挿入することができ。

さらに、槊杖を逆に回すだけで簡単に弾が外れる。


それで、連射を試すため、

専用槊杖を数を作って準備したとことろ、

楽に装填でき、速く打てるようになった。

また、槊杖に布を巻き付ければ、

装填と同時に煤の掃除ができるので、

後は、発熱に気をつければいいとのことである。



そうであった!!

リボルバーは、弾丸を一発ずつ

シリンダーに装填していたが、

いつかのまに、専用のカートリッジができ、

6発を一度に装填するようになったのだった。


装填槊杖見せられたが、

矢とあまり変わらぬので、

矢筒にいれれば、携帯できる。


銃身の下には、槊杖の代わりに

銃剣を装着することもできよう


これで接近戦にも対応できるかもしれない。


後装式はいずれ開発しなければならないが、

装填槊杖と銃剣を別に作り、

種子島を改良すれば、すぐに対応できるだろう。


算正を大いに褒め、

アイディア料として、ボーナスを約束する。


俺は成果を出した者を評価する。


上杉歓迎の宴の時の打ち上げ花火は、

算正が研究したものであったので、

これも褒め、その分も別に報酬を上乗せする。


堺や後から手に入った大陸の花火書は、

資料として渡して、

火薬の研究させていたのである。


燃焼には酸素が必用なことを、

目の前で実験し見せて教えていた。


打ち上げ花火の成功によって、

次の段階へと移ることができる。


まずは、種子島の細かい仕様と

開発させるものの概要を算数と打ち合わせる。


着火装置部分は、火縄式と火打式とを

交換できるように設計する。


一粒弾、散弾の外に棒火矢も発射できるようにするとし、

効率の良い推進用火薬の研究と、

燃焼後に爆発するよう導火の仕組みと、

弾頭部分もいくつかの種類を作る。


馬上で片手で打てるように、

銃身を短いくしたものを造るとして、

ベルトを使い固定できるようにする。


また、長距離狙撃タイプも造る。

スコープを装着し、

隠密性のため、着火は火打式とし、

銃身の長さは試して決定する。

銃弾も専用の物を研究する。

これは、急がないこととする。


なお、後方装填式は一時中断とし、

研究した機構を流用して

船に装備できる大型の固定式を作るよう命じる。


また、打ち上げ花火の仕組み利用して

炮烙火焔瓶などを打ち出し、

空中で爆発できるようにする。


地面設置型と兵が携帯用の2種とし、

筒は兵がかつげる大きさとする。


今の鋳造技術では、

「国崩し」は造れないので、

それまでのつなぎとできるか?


算正には、守秘を徹底するよう命じる。

歴史ジャンルで、通報により指摘を受けた方がいたので、追加しとこう

参考図書:「こち亀」「山賊ダイアリー」?「ゴールデンカムイ」?「園田健一作品集」「矢口正雄のマタギ漫画」

今回の話で、関連ありそうなのは、これくらいかな~、ほかにもありそうだけど思いだせない(爆)


乱読なたちで、いままでいろんなジャンル読んできているので、

いつ記憶したのか思い出せないことってありますよね。


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