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プロット とら・とら・とら(Ver.1.1)

上杉一行

 越中からついてきた、軍神様一行。

 農繁期の間、織田の領内に滞在して、

 発展著しい織田のまつりや技術等を視察し、

 上杉家のまつりに生かしたいとのこと。


 越後上杉が発展し、組織基盤が強化されれば、

 出羽方面へも影響を与え、交渉とかやりやすくなり、

 北前船による交易に関し安定に繋がるだろう。

 こうなると予想はついていたので、了承する。


 いずれ遊びに来るだろうかと

 城内には上杉家専用の長滞在期の部屋を

 確保しておいたので、滞在していただくが、 

 敷地内に上杉屋敷を建てることも検討せねばならぬか?

 その時には、春日山にも織田の屋敷を建てていただき、

 大使館のように使うとするか。

 

 軍神様本人は、骨休めのための遊行だが、

 随行の者たちはあくまでも織田領の視察が目的である。

 

 赤母衣筆頭代佐脇に、奥田、堀らの新たな小姓をつけ

 滞在時の世話役を命じ、スケジュール調整管理も任せる。

 間に、鷹狩や猪狩り、川釣り、海釣りなども予定に入れさせる。


視察する先は、

 美濃は、

  兵の訓練所&士官学校

  城下工房及び各地工房

  (美濃焼、蒔絵、金細工、大型桶、団扇、扇、紙など)

  楽市楽座、上下水道、浄化槽施設、川運&街道運用実態

  畜産牧場経営、開墾・新田開発、棚田、でんでん畑及び作物

  食肉加工、チーズなどの乳製品、瓶詰工房、

  羊毛洗浄及び製糸工程(工場制手工業)

  肥料生産工房、動物油石鹸工房、

  街道&治水普請現場、水車&風車

  セメント製造工房及びコンクリート製品工房

  (ブロック、板、土管、U字側溝など)

  湯屋及び風呂桶・風呂釜の構造などなど、


 尾張は、

  熱田神社、津田神社の参拝、神前町、港湾の視察

  定置網などの新漁法(刺網、底曳、延縄、篭、壷など)

  活魚蓄養施設、養殖施設(海苔)、種苗実験施設(牡蠣・鮑)

  瓶詰、干物、練り物、海苔、加工工房

  塩田、大豆試作加工房(豆腐、納豆、もやし)

  味噌・醤油・漬物などの醸造研究工房

  栽培方法研究・交配種試験畑・果樹園

  養蚕業、桑畑、絹の紡績工房、染付工房

  瀬戸・常滑の陶器工房(器、皿、甕、土管など)

 

 伊勢・志摩・紀伊

  伊勢神宮・熊野三山参拝、

  大湊、安濃津、桑名の港湾・湊町視察、

  銀メッキ鏡工房、朱の生産工房視察

  油製造工房(荏胡麻、菜種、胡麻、大豆、魚油)

  金肥生産製造工房、木綿畑、菜種畑

  九鬼直轄造船所及び操船訓練所

 

 などなどに、なるか。


 ネジ、ばね、歯車などの重要部品の製造方法と

 硝子・真珠・椎茸栽培などの技術は、

 一通り儲けを出すまでは、秘匿しておくこととする。


遠江・三河衆

 金華山に配置する曲輪の上を

 家臣・国人衆に屋敷建設予定地に割り当てている


 狸は西遠江の安定に経営で忙しいため、

 岡崎城代石川数正が 

 徳川屋敷の普請・作事奉行を任せられており、

 元々の取次と松千代の守役もあるため、

 岡崎と岐阜とをたびたび往復しており、

 俺が岐阜に戻ってくるとの報せを受け、

 水野信元と石川数正が東三河・西遠江の諸将を引き連れて、

 謁見に参っているとのことで、歓迎宴に巻き込む。

 

 美濃・尾張・伊勢から

 ちょうど報告に来ていた家臣どもも出席である。

 

特産物

 土産としてそれぞれの地域の特産物が持ってきていたので、

 今回はそれを酒の肴としてメインする。


 織田の方針として、各地域で特産となるものとして

 現金作物の栽培や製品・名物料理の開発を推奨している。

 そのため、醤油、清酒、漬物など、醸造技術方法は公開し、

 競い合うことで技術が進むことと、多様化が狙いである。


東三河・西遠江諸将

 井伊谷女城主、奥三河山三家からも挨拶を受け、

 岐阜への滞在を許し、

 領地の開発支援や資金の融資を約し、

 詳細については、後日会談の席をもうけるとした。

 

 折角の宴であるのでを、楽しむよう伝え、

 軍神様らを紹介する。

 ついでに、一部の視察にも同行できるようにした。

 織田の実力を知らしめるのにちょうどよい。


 軍神様は、今川の統治についてたずねられ、

 無理な要求、呼び出しておいての誅殺、

 人質を討たれたなどの、うらみつらみを聞く、

 特に井伊直虎に身におこった話を聞いて同情していた。


花火

 余興として、花火を行った。

 広間から見える、人工池で

 大陸から伝わった、仕掛け花火など見せる。

 

 最後は、研究中の打ち上げ花火である。

 構造などは頭に浮かんでいた。

 花火用の火薬を煉って丸めた星をたくさん作り、

 紙で半球を二個組になるよう複数を用意。

 中に星を並べて重ねていったものを2個作り、

 最期に会わせて球とし、花火玉とする。


 打ち上げ用の筒を鋳造で作り、鉄線を巻いて補強した。

 底に打ち上げ用の火薬を敷いて、口から玉を入れ、

 火種を落として点火し、大きな音とともに空に打ち上がる。

 発射と同時に玉から出ていた導火線に引火し、

 上空で爆発して、火花が丸く広がる。

 それを見て皆驚いていた。


 色のための金属元素がよくわからないので、

 こんなものだろう。 


 軍神様が

 「織田殿が、新しい物を色々つくり見せて披露してくれるので、

  尾張に来るのが楽しみである。」

 という


 夜遅くなるまで、宴は続いた。


虎の動き

 翌日、軍神様一同を視察に送り出し、

 大広間において、留守を任して者たちと評議をおこなう

 武田との交渉状況を、信行らに報告させる。


 武田は同盟締結に関しては内諾はしており。

 今は条件について話し合っているが、

 なかなか、折り合いがつかない。

 というか、時間稼ぎしているように

 みえるとのことである。


 間者や商人および山伏からの報告により、

 武田の内情が少しづつわかりつつある。


 上杉との川中島の戦が長陣となり、

 戦費などの負担が増大してところで、

 将軍様から停戦要請は渡り船であったようである。


 ただし、嫡男義信含む一部家臣から

 「領地を削られたまま、戦は止めるべきでなない」

 との反対意見があり、揉めていたとこともあって、 

 義信ら反対派を今川救援を名目に遠江に遠ざけ、

 停戦に応じたとのことのようだ。

 

 義信は織田・徳川連合の遠江侵入の報に接し、

 今川救援ため二俣城に急いだが、

 すでに、徳川が落とした後であったが、

 兵を掛川城に向けたため、

 守りが薄くなった二俣城を奪って入城した。

 

 その後、駿河の氏真から掛川城へ救援の要請があったが、

 虎から預けられた兵では、二俣城の守りだけ限界であり、

 増援を要請したが、

 これ以上、今川への肩入れは無用であるとの返答で、

 義信は二俣城において、進退が窮まった状態に

 置かれているようだ。


 ふむ、

 遠江おける義信の不可解な動きに納得できた。

 

 史実で義信は、織田と武田との同盟に反対し、

 幽閉され、終いには自害させられるのであったかな?

 

 これは、歴史の歯車がズレたか?

 このままだと、生き残ることになるかもしれんぞ?

 

 となると、勝頼は武田を継がないことになるのか?。

 

 歴史が変わりそうだな?


 今後、どのように動くのが良いのだろう?


 

 考えてもしょうがないので、評議を続ける、

 

 武田は織田が間に入って上杉と停戦したばかりであり、

 織田・上杉とことを起こすことは、

 将軍様のメンツをつぶすことになるので、ないだろう。

 

 となると、次の目標は弱体化しつつある

 駿河今川に狙うと思われると、

 評議一同が一致した。

 

 ただ、北条を含めた三国同盟を締結しているので、

 これを解消しなければならないはずであり、

 その方法かタイミングを探っているところか?

 

 あれ? 「塩どめ」はいつの頃であった?

 ふむ、 浮かんでこない。

 だが、駿河侵攻の切っ掛けであるかしれん。


 とりあえず方針を命じる

 「武田義信が漁夫の利で掛川城を狙っている」と

 氏真の耳に入るよう噂を流し、疑心暗鬼させるなど、

 離間策をかけ、三国同盟にひびを入れる。

 

 武田は動くときに、織田と同盟を結ぶはずであろう、

 

 同盟交渉をこのまま続けて、様子を見ることとする。


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