プロット 越中到着（Ver.1.1）
遅れた。
いつもより短い。
越中への道
柴田、猿、前田、神保氏張、佐々ら青母衣衆とともに
飛騨高山から神通川に沿って北上する。
いくら後方支援が主とはいえど、
一揆衆がどこから攻めてくるのかわからんので、
兵は戦の経験があるものだけ連れてきている。
姉小路から越中まで街道の地図を出させたが、
精確さに欠けるので、方位磁石と歩測で地図を添削しながら進む。
併せて、街道普請担当者らとともに
工事必要箇所や危険箇所を目で確認し、
工事の手順を打ち合わせていく。
越中の状況
北陸は代々の本願寺門主が直々に布教し、
その子孫らの寺院もあって、宗徒同士の結束が強い。
加賀の一向宗徒は、守護の冨樫氏を倒し後は、
能登、越前、越中へと周辺に向けて勢力を拡大している。
越前の朝倉と能登畠山氏はなんとか撃退してはいる。
越中の守護は河内の畠山氏本家であって本国や京に在住するため、
遊佐氏、神保氏、椎名氏の三家を守護代に任じていたが、
互いの連携が取れない内に、遊佐が打ち取られ、
一揆衆の越中への侵入を許してしまう。
畠山本家は応仁の乱の後も家督争いを続けており、
分家の能登畠山家も自国で守りで手がいっぱいであったため、
越中の隣国であった越後に救援を要請を出したした。
当時の守護代であった軍神様の祖父長尾能景は、
越後への一向宗の影響を恐れ、救援に応じて派兵し
一揆衆を加賀との境まで追いつめたが、
一揆側に通じた神保慶宗が勝手に戦線を離脱したため、
長尾勢は敵中に孤立してしまい、
長尾能景は討ち取られて長尾軍は壊滅した。
その後の神保氏は一揆衆と結んで独立しようとしたことから、
畠山氏は新川郡の割譲を条件として、軍神様の父為景に討伐を要請し、
為景は父の敵でありそれを受託した。
能登畠山氏との協力により、神保氏をぼして一向宗と対立した。
そして、軍神様が長尾家の家督相続で揉めている際に、
慶宗遺児長職が神保氏を再興してしまい、
長尾家の又守護代の椎名氏と対立して、越中での抗争が続く。
そして、信濃で川中島戦いが始まり、
武田の要請により神保長職が新川郡に攻め寄せたため、
軍神様は越中に出兵し、瞬く間に深く進攻して越中を制圧した。
神保氏を従属させはしたが、越中の一揆衆が勢力を残したままであった。
今回は越前朝倉氏の要請によるものであり、
能登畠山氏と協力して、三方から加賀に侵攻して、
一揆衆を滅ぼして、北陸を平定する。
北陸が平定すれば、朝倉が畿内に派兵できるようになるので、
将軍様の意向もある。
織田は軍神様が動きやすいように後方支援に徹するとともに、
越中新川郡を兵站基地として開発しするが、
北陸道や北前船などつかい、織田の経済圏を広げるつもりでもある。
越中は河川が多く平野が広いことから、
石高は３０万石ほどだと思うが、開発する余地がまだまだあるはず。
越中富山城
神保長職が築城したが、前の戦いで上杉の持ち城となる。
神通川の東岸に位置しおり、上杉の越中での要の城である。
すでに、軍師様が入城しており、持っていた。
仁科城で冬を越した、池田も同行している。
越中の支配及び開発について打ち合わせる。
