表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/97

プロット 宣言(Ver1.1)

5/18追加修正

知識の中の信長は家臣に説明も相談もせずに、

指示だけしていたとだったが、

そんなことでは、組織は回らんだろう?


本当かどうかは、もうわからんが、

情報を与えて、考えることをさせるようにしている。


猪武者はいらん

単なるイエスマンもいらない。


将来に向けて状況を判断し的確に行動できる者が必要である。

猿や一益、きんかんのように、

見ていなくても、意に沿って動ける奴がもっといる。

佐久間はダメだろう。

権六は試してみるか?

勝三郎はまだわからん、五郎佐も外にだしてみるか、


これから忙しくなってくる。

出世競争を始めるとするか、


家臣どもに現状を説明する。


上杉対武田戦

「北条対策のため上杉輝虎殿が上野滞在している際中に

 姉婿である長尾政景殿が上杉家臣宇佐美の城の近くの池で

 舟遊びの最中に、二人一緒に池に落ち水死した。


 酒を飲んでいたとの話もあり、事故の疑いはあるが、

 原因は不明であった。


 輝虎殿は武田の仕業であると判断し、

 報復のため、信濃川中島へ出陣する。


 時を合わせたかのように、

 北飛騨の国人江馬がで姉小路に対し反乱を起こし、

 これに武田が援軍を送る。

 武田の仕業であった疑いが強まった。


 飛騨は上杉の従属国であるが、

 川中島出陣へのため援軍を出せないと判断し、

 織田は姉小路嫡男ととは相婿であり同盟しており、

 甥である斉藤龍興と池田恒興、黄母衣衆を派遣した。


 結果、江馬の居城を落とし、武田の二将を捕虜とした。


 これにより、姉小路の飛騨の統一がなったことから。

 まつりごとを織田方式に変更させるため、

 金森及び織田の内政官を派遣中である。


 一方、川中島での戦いは、

 上杉勢の士気が高く当初から優勢であったが、

 武田は海津城に籠城し防御を固めたことから、

 膠着状態に陥る。


 武田に連動し北条勢が上野に侵入するも、

 輝虎殿が事前に宇都宮、佐竹ら対策を準備してこともあり、

 箕輪城、厩橋城で撃退に成功し、膠着状態に陥る。


 そして、将軍様より上杉と武田との和議を

 織田が進めるよう、命があったことから、

 上杉と北條と和睦させ、北条から武田に説得するよう依頼した

 今は、将軍様の使者とともに信行を武田に派遣しているところだ。


 なお、北条とは今川と徳川との争い関して、

 遠江までの侵攻は黙認することで話はつき。

 さらに通商も樹立することとなった。」


徳川対今川戦

「徳川が三河統一をめざし、東三河の吉田城に侵攻した、

 奥平など東三河国人衆は徳川び調略に応じ今川から寝返り、

 織田からは、信治らが援軍として田丸城を攻略し、

 徳川と東三河勢らともに吉田城の包囲した。


 その間に、今川氏真が命に従わない、

 東遠江の引馬城主飯尾を誅殺した。

 飯尾家臣が氏真に反抗したことに乗じることが

 引馬城を手に入れることができた。


 このことにより救援の道を断たれた吉田城は開城に応じ、

 さらに井伊谷をはじめとする東遠江国人衆も

 今川から離れこちらにつき、

 天竜川以西がこちら側の勢力となった。


 引馬城に関しては徳川に引き渡すこととした。

 遠江守護代として、引き続き今川に対させることとして、

 東遠江の掛川城を攻略させる。


 また、遠津淡海の西岸に

 遠江守護となる斯波義銀の守護所をつくり、

 織田の家臣を配置することとする。


 何か意見ある者はいるか!!」


「織田殿」


 小笠原長時が声をだす。


「何かあるか?」


「掛川城の南にある、高天神城の城主は、我の一族であり、

 こちらにつくよう、説得することができると思います。」


 高天神城

 ああっ、信玄が落とせず、勝頼が落としたことで有名だったな、 

 難攻不落の城らしく、手に入れることができれば、

 東遠江の攻略を優位に進められるかもしれない。』


「許す!!」


「ありがとうございます。

 成功した暁には、織田家にご厄介になりたいのですが。」


「何故だ!!」


「はっ、

 上杉と武田との和議が整えば、

 旧領への復帰は難しくなるでしょう。

 この前の競技大会での馬場や蹄鉄を見ることができ、

 再び京に戻るよりは、

 織田で私の持つ馬術の技を研鑽させていただきたい。」


『そういえば、小笠原流の弓馬術礼法の伝承者であったな

 これから騎馬隊も鍛えるつもりだし、箔づけにもなるな』


「あい、わかった!

 小笠原長時を、織田家の馬術師範に任ずる。


「ありがとうございます。」


「他に意見はないな!!」

 

「今後だが、我の妹婿である浅井長政が、

 六角の高島郡に侵攻するので、織田は援軍を出す。

 高島郡攻略後、浅井は南下して堅田や坂本ら湖西の占拠を進める。


 併せて、甲賀からも織田兵を動かし、

 六角の動揺を誘い、その家臣ら調略する。


 浅井が淡海乃海の制海権を握り、

 畿内への入り口である大津を抑えることができれば、

 京に兵を入れることができるようになる。


 将軍様には、斯波義銀を管領にする内諾を受けており、

 上杉、毛利、浅井らとともに幕府評議衆となり

 幕政に参画することとを目指す。


 わかったな!!」


「はい!!」


『士気を上げるため、目標を掲げたわけだが、

 高島郡の攻略が成功すれば、

 三好の者たちは動揺するだろう。

 長慶がいない今、現状を把握している者はいるのか?

 

 さて、動乱がおきるかどうかな?』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ