プロット 成果報告(Ver.1.3)
5/10すこし直した。
5/11あとがき追加
新年岐阜城
今年は重要な年になるので、
主だった家臣には、岐阜城に集まるよう指示しておいた。
不在になるのは、信濃に出張中の信行と勝三郎だけである。
家臣らが年末から続々と岐阜に集まってくる。
ひと通り年賀の挨拶が終わってから評議を開く。
評議
昨年度、織田の領内の実績を、五郎佐に報告させる。
各地区の年貢の取れ高、
織田家直轄工房の成果及び販売実績額
商人・職人からの税徴収額
織田銀行の預貯金額及び融資状況と通貨の発行数量など、
土地の代官しかしていない者どもは、
年貢の量と膨大な金額に驚く、
次に尾張の状況を、信時兄から報告させる。
木曽川からの用水路敷設により、田畑の作付面積は増えており
年貢を五公五民としたうえで、諸役を免状したことにより、
農民の勤労意欲があがり、米・麦や大豆の収穫量が目に見え増えている。
穀物、豆類など以外の生産物は無税としたため
現金を得ることを目的に、野菜、草履、蓑、筵などを
積極的に生産を行う者が増えております。
農閑期には、道路や用水路の普請の呼びかけに応じる者が多く、
労働力を確保は容易であります。
言われた通り、一人一人の労働を確認し、
きちんとした対価を支払っていますので、怠ける者は出ていません。
また、織機を貸しあたえたことにより、
綿布、麻布の生産も増えております。
市場で流通する商品の量が増えたことから、
尾張に商人が集まってきております。
市場での商取引が増大したことから、
売りが額があがり徴収する税が増えてきている。
民も貨幣使用の利便を理解しはじめ、
銭をため、生活向上を目的に、
衣服や服や皿、鍋など購入するようになりました。
なお、織田分国法の発布後につきまして、
絵物語が民にまで普及したことにより、
文字が読める者が増え、わかるものがまわりに教えることから、
だいたいは理解されているようです。
反発するような意見は少ないです。
報告内容に関して、
事前に信時と内容を打ち合わせていたものである。
だいたいは、計画通り進んでいるようだ。
農産物は天候などによって収穫が左右される。
安定した収入を得るためには、
特産物の開発と商取引の推進が必用であった。
ようするに商取引による貨幣経済への移行を目指しているのである。
商人からの税は現金であるの、徴収が問題なく行われば、
すぐに活動資金を手に入れることができる。
ようやく成果が見せれるようになったので、
家臣らに実数を発表したのだ。
尾張からの譜代家臣らは、納得して頷いているが、
美濃・伊勢の新規の家臣はよくわかっていないような
顔をしている者が何人かいるようである。
理解できなければ、周りにおいていかれるだけであり、
出世は難しくなる。
織田は能力で判断し俸給をだす。
ついてこれない者は必要ない。
信時に言う。
「商人の中に、税をごまかそうとする者がいないとは、
限らないので、注意して監視するように。
なお、法ができたばかりなので、
まずは、どのような方法をとるか、泳がせて調べ、
法を改正するなど対策を考えて実施する。
それで、気づかないようない奴らは、
見せしめのため、とり潰して財産を没収する。
ようするに、太らせてから食べるのだ。
わかったな!!」
「はい」
次に、信広兄から伊勢の状況を報告させる。
伊勢は統治したばかりであり、
ようやく、ひと通りの検地が終わったところであり、
年貢の実数があっているかは、確認している最中である。
用水路の普請は始めたばかりであるが、
尾張のように開発が進めていけば、
田畑の面積は増えていくだろう。
商業のほうは、もともと港町が発展していたので、
かなりの金額の税として徴収できている。
分国法に関しては、商人は理解しているようだが、
民は理解できている者が少なく、時間がかかりそうである。
また、旧北畠家臣や土豪どもが反発する者がおり、
反抗する者もでた。
突発性であり、発生次第対処している。
なお、伊勢神宮、熊野三山の参拝を目的に、
伊賀街道を利用し畿内から訪れる者が増えつつある。
「わかった。
統治を開始したばかりであり、色々な問題が出てくるであろう。
美濃も同様の状況である。
早いうちに、尾張に追いつくようにしなくてはならない。
徴収した税は領地の開発に回すようにする。
分国法の民への周知は急ぐものである。
法に違反したものは刑法に基づき裁く、
なお、対象は違反した者だけであり、
家族は処罰対処から外してあるので、注意するように、
罪に関係ないものまで処分する必要はない。
連座はしないものとする。
ただし、士分は罪の内容により、
一家を平民に落とすとしている。
5/11
識字率をあげるとしているが、
読みだけで、書きのほうの政策はしていない。
向上心のある者は、自ら習いに行くとの考え、
秀吉は、読みはできたが、
「ひらがな」しか書けなかったとの俗説を聞いたことがある。
平民はとりあえず読みができれば、
名前と数字が書ければ、大丈夫との判断
九九は覚えさすつもり。
なお、志願兵に対して
行軍などの際の掛け声に九九を使用し、
頭に刻み込むとしている。
書きは立場によって必要なので教え込む。
技術を教え込む職業訓練校をかねるよう設定していました。




