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プロット 競技大会&品評会(Ver.1.4)

ブックマークありがとうございます。

競技はさらっと流しました。

満福丸

 市が生まれたばかりの満福丸を連れてきていた。

 初めての子なので、見せたかったとのこと。

 浅井の嫡男であり、織田の血を引く子である。

 大事に育てろと言い、帰蝶や子らを呼んであわせる。

 満福丸のために、試しに作ったおもちゃを渡した。

 (ガラガラ、でんでん太鼓、アメリカンクラッカーなど)


近江高島郡侵攻

 長政らと高島郡の攻略について打ち合わせる。

 船の数が揃い、兵らの訓練も順調であるとのこと。

 すぐにでも攻め込むことができるとのことであるが、

 朽木のこともあるので、将軍様を通して時期を調整する。

 

 堅田衆のほうは、色よい返事が来ているとのこと。

 近江商人が間に入り、織田の商品を取り扱うことは、

 堅田衆にも利があるとのことである。

 

 六角家臣への調略はまだ行っていないとのことである。

 高島郡攻略後から本格化する。

 甲賀から支援することできると申し出る。

 

 高島郡を攻略したら南下することになるが、

 懸念として、比叡山と一向宗の勢力範囲である。

 今まで一揆はおの地から始まっていた。

 扱いに注意しろと伝える。

 長政は朝倉が比叡山の檀家だから交渉することはできるとのこと。

 心配である。



第一回織田家主催競技体会

 岐阜城下兵訓練所で行われる大会に、

 領内各地から、かなり人が集まってくる。

 年貢の徴収も終わっており、農閑期に入るので、

 雪が降るまで、多少の余裕があるのだ。

 派兵中ではあるが徴兵を行っていないので、

 民たちには関係ないことである。


 岐阜城下の青空市場では、楽市楽座が行われているので、

 自分らで作った野菜の漬物や蓑や草鞋などを

 野良仕事合間に作った物を持参して旅費に当てる者もいる。


 初めての大がかりのイベントなので、

 皆ウキウキしているようである。 


移動式屋台

 サスペンション付荷車のバリエーションの一つとして、

 一人引き荷車に窯や作業台を搭載して移動式屋台を作った。

 商人に預け、的屋組合を作り各地の祭りで運用させた。

 各村の祭りで縁日が開かれ、民から評判は上々であった。


 サスペンションの故障が多かったが、

 問題点を見つけさせ、改修している。

 多少の悪路も大丈夫であることが証明することができた。

 

 その屋台が、競技大会に併せて岐阜に集めさせた。

 もちろん会場の横に設置することが目的である。

 見物に来た観客へ、安い食事を提供するためである。

 

 御飯

 (おにぎり、とろろ御飯、押寿司、炊込みごはん、栗ごはん、赤飯、へぼめし、おこわ、磯辺焼き)

 拉麺

 (醤油、味噌、塩、猪骨、ちゃんぽん)

 饂飩

 (かけ、キツネ、たぬき、煮込み、ぶっかけ)

 蕎麦

 (ざる、かけ、かしわ、タヌキ、キツネ)

 焼物

 (焼き串、鮎や岩魚などの焼き魚、牡蠣やサザエなどの焼貝、烏賊焼き、田楽、朴葉味噌、スぺアリブ、フランクフルト、シシカバブ、ケバブ、シェラスコ)

 鉄板

 (焼き肉、焼きそば、焼きうどん、焼飯、ジンギスカン、野菜炒め、レバニラ炒め) 

 粉物

 (お好み焼き、たこ焼き、ピザもどき、ガレット)

 揚物

 (唐揚げ、ザンギ、手羽先、竜田揚げ、フライ、串揚げ、カツ、アメリカンドック)

 煮物(ホワイトシュチュー、豚汁、潮汁、味噌汁、モツ煮込み、すじ煮込み、おでん、旨煮)

 中華

 (天津丼、麻婆豆腐、麻婆茄子、酢豚、八宝菜、東坡肉、回鍋肉、パイコー、あんかけ)

 点心

 (肉まん、焼売、焼餃子、春巻、肉団子)

  パスタ、(チーズパスタ、クリームパスタ、ボンゴレ、ペペロンチーノ、泉屋風)

  甘味(串団子、餡蜜、善哉、饅頭、水羊羹、今川焼、水飴、へぼ餅、ゼリー、プリン、クレープ、心太、水飴、林檎あめ)

  かわきもの

  (煎餅、かきあげ、かぶきあげ)

  珍味

  (するめ、チーズたら、ビーフジャーキー、スモークチーズ、スモークたまご)

  ………etc

 

 屋台といえば綿飴だろうってことで、手回し綿飴機を披露する。

 ついでに、効率の良い手回し金平糖製造機も作った。

 

 砂糖はまだ高いが、綿飴は少量の砂糖でも大丈夫なので、

 ギリギリ手が届く価格する。

 関白様や公家に試食させたらびっくりしていた。



宿泊場所

 民の宿泊する場所は、兵の雨天訓練場や、周辺の神社・寺を斡旋する。

 足りない場合、野戦テントを用意したり、

 縁故のある士分の家に間借りさせる。

  

競技大会

 種子島の空砲で開始の合図、

 打ち上げ花火はまだだった、残念である。 


 どの競技も大いに盛り上がった。

 観客から見やすいよう、座席の配置を現代風にした。

 

 相撲の子の部で、可児村の才蔵という子どもが

 圧倒的な力で勝ち進み、優勝してしまった。

 名前を聞いて、笹の才蔵の名が浮かび即スカウトする。

 外にも、素質のありそうな子がいたので、

 士官学校への入学許可を与える。


 大人の部でも、なかなかの技量をみせる者たちがいたので、

 家臣をあおって、スカウトさせてみるか

 あっ、猿が声掛けしている。

 

 蹴球、飛球もなかなかに盛り上がっていた。

 技量はまだまだだと感じる。

 皆、球に集まりすぎるのだ、

 

 楽しんでるようなので、それでいい。 

 見ているだけでも面白い、観客も楽しんでいるようだ。

 民衆への娯楽は必要であったと感じる。

 

 

 競技では兵を退役した者が目立っており、

 地域のリーダーになっているようだ。

 

 食事の改善のおかげか、いい体格の子供が多い。


 兵たちの球技が始まると、民たちが唖然とする。

 高い技術力よるボールの扱いと厳しいタックルで

 迫力がまったく違うのだ。

 実際には俺が直々に指導したせいもあるか、

 センタリングやヘディング、ゾーンデフェンスなど

 浮かんだ限りすべてを教えておいた、

 フェイントなどもこなしている。

  

 長政や姉小路らが兵らが防具について聞いてきた。

 牧畜により、大量の革を確保できるようになったので、

 革を加工して鎧の材料に使用していると答える。

 旧斉藤家臣で客将で扱いであった日根野弘就が

 兜・鎧に詳しかったので、改良を任せてみたら、

 なかなか良い物を作って見せた。

 (日根野は正式に織田の家臣となり、龍興の与力となった。)

 この通り、訓練で試しながら改良しているため、

 どんどん形が変化したと説明しておく。

 (革ベルトも使っているので、西洋風のデザインが混ざってしまった。)


 余興で行った、闘蹴鞠を見た公家たちの目が変わる。

 代表して関白様が質問してきたので、

 「蹴球の練習で蹴鞠を教えていたところ、

  いつの間にか羽根つきのよう対戦になった。」

 と説明する。

 公家たちが試したいと言ってきたので、許可すると、

 飛び入りで参加していった。


 競馬は毎日行われ盛り上がり、テラ銭がすごいことになった。

 いずれは競技大会とは別にして、

 定期的に開催することを検討する。

 

 また、成績の良い馬は種牡馬とすることとし、

 持ち主には種付料が入るようにして副収入にさせる。

 馬主にして競わせてみるのも面白いかもしれん。



品評会

 城下町に、大きな会場を作って

 陶器、硝子器、蒔絵、彫金、櫛、扇子、などの工芸品と、

 鑿、鉋、鋸、刀、槍など、道具・武器類である。

 

 どれも職人たちが趣向を凝らした一品である。

 毎日、数奇者たちが詰めかけた。

 紙と筆を渡し、評価や意見を求める。

 

 アンケート内容を確認しながら、

 関白様ら公家や、茶の三匠に評価させる。

 基準は京の職人達らとの比較である。


 なかなかの物もあったと思うが、評価は割れた。

 まだ、京の職人にはかなわないか、

 「天下無弐」の称号を与えるのは、まだ無理だろう。 

 とりあえず、硝子器の職人から一人に与えることにする。


 後の者は、金賞、銀賞、銅賞にわけて表彰することにした。



表彰式 

 大会最終日、民の部の決勝が行い、優勝が決まる。

 最後に表彰台で優勝旗を渡し、賞金や賞品を渡す。


 大いに盛り上がったので、毎年継続していきたい。

ここまでお読みいただいた方にお願い。

是非、アイディアだけでも評価していただけるとありがたいです。

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