プロット 物見遊山(Ver.1.2)
ブックマークありがとうございます。
今回もうまくまとめることができませんでした。
物見遊山の訪問者たち
招待した方たちが岐阜に続々と到着してくる。
確かに、招待状は出しはしたが、
招待した者に大勢の連れが付いてきたので、
かなりの人数になってしまった。
信行に命じて、競技場の貴賓席を急いで増設させる。
連日、打ち合わせやら、接待の宴となる。
なんで、こんなに増えたんだ!
京からは、関白様が自派の公家達を十数人同行させてきた。
琵琶湖を渡り今浜城に寄って、長政とともにきた。
長政も市や遠藤をはじめとする家臣どもを連れて来た。
なぜか、剣聖上泉伊勢守信綱と高弟一同も関白様と一緒にきた。
京の将軍様のところに戻ってきており、
関白様が、将軍様の名代として同行させたとのことである、
それには幕臣が一人、派遣されてきており、
越中の神保一族の者で、神保氏張と紹介された。
越中で役に立つかもしれないとのことで、使わされた。
知識にない奴だ。
剣聖が京に戻っていたのは、うれしい誤算である。
そろそろきんかん命じて、探させようとしていたところだ。
将軍様の警護を頼むことにする。
堺からは、船で茶の三匠が来るが
こちらも、堺の商人や畿内の数傾者らがくっついてきた。
それとは別に、根来の津田監物や高野山の高僧らもきている
招待はしていなかったが、堺商人にからか噂が流れたようでようで、
視察と会見が目的である。
軍神様の代理として、越後から直江景綱が
越中の椎名康胤とともに来た。
加賀侵攻前の顔合わせである。
飛騨からは姉小路直頼が策士らとともにきた。
策士には帰還を命じていたが
江馬が降伏したので、勝三郎、猿、小六らも帰還した。
後事は、金森ら黄母衣衆に任せてきたとのことである。
狸の名代は石川数正である。
竹千代の傅役とし、岐阜城下に屋敷を与えているので、今更である。
伊勢からは、信広が競技会参加者を引率してきた。
伊勢神宮の神官、真宗高田派の高僧が同行している。
九鬼が堀内と熊野三山の神官を連れて挨拶に来た。
尾張は三河に派兵中なので、
長利が参加者と神社の神官と各寺の住職ら引率して来る
美濃内については、信濃国境への派兵は縮小している。
情報遮断も解除し、飛騨の状況を虎の耳に入るようにした。
岐阜状に、関白ら要人が訪問してきたので、
北条氏規が目を白黒させて、落ち着きがなくなった
せっかくなので、皆に紹介してやる。
飛騨の後始末
姉小路、策士、勝三郎、猿、小六らを呼び出し
直江も同席し、飛騨の状況を説明させる。
江馬は城の兵糧がなくなったので、
家臣らに促され、降伏してきた。
飯富に使者を出し、江間が降伏を知らせると、
あっさりと降伏したとのことである。
飯富、江馬及び重臣どもを拘束し、
兵たちの扱いは捕虜とし、
見張りながら道路普請を手伝わせているとのことである。
続いて、直江から川中島と上野の状況を聞き取る。
川中島
武田は海津城まで引いて、防御を固めており
後方の荒砥城にも兵をいれ、防御線と退路を維持している。
挟撃される恐れがあるので、
軍神様も下手に手出をだすことができずに
睨み合いが続いている。
上野
関東での反北条の攻勢が始まったことから
北条は戦力を上野に集中することができず。
武蔵まで兵を引いている。
とりあえず、再侵攻は無いと思われる。
直江に将軍様から龍虎の和睦の命があったことを伝え、
小笠原長時を呼ぶ。
小笠原長時より
将軍様は、幕府の命により停戦がなることよって、
権威を周りに示すことが目的であるとのこと。
直江にどう判断するか聞く、
軍神様は虎坊主を討ちとりたいと思っているが、
今までの戦で、一筋縄でいかないことわかっている。
今回は雪が降ろうとも、雌雄をつけたいとの
意気込みであったとのこと。
家臣としての考えは
十分に武威は証明できたことだし、
長期の対陣は望んでいない。
川中島一帯の権益さえを確保できればよいとの声も上がってきている。
ただ、軍神様の耳には入れられない。とのこと
北条の五男、氏規がちょうど岐阜にいるので、
まず上野の戦いを止めることを提案する。
停戦になれば、上野の兵を佐久郡に向かわせることができる。
背後を襲わせれば、武田に動揺を与えることができるかもしれない。
飛騨で武田の家臣を二名確保したので、
交渉材料にすることをできるかもしれないと説明する。
まずを北条との停戦を軍神様に提案させることとした。
細かいところは、大会が終わってから、
再度、打ち合わせることとした。
畿内の状況
関白様らから畿内の状況を聞き取りする。
三好長慶が死んだことにより、
将軍様は幕府への権限強化を進めているとのこと。
悪党は将軍様に協力的ではあるのだが、
三好一族らからは、不満がでているらしい。
さて、どうなるのか、
龍虎の調定の状況が聞かれる。
飛騨には織田から援軍を派遣し、
江馬の城を包囲したが、兵糧が尽きて降伏してきた。
武田の家臣2名を捕縛してある。
軍神様がすでに川中島の大半を制しおり
武田を押してはいるが、決め手に欠け
膠着状態が続いている。
そろそろ、和議の使者を出す予定である。
京での織田特産品の状況を聞く。
陶器はそこそこだが、硝子製品は評判がよく
手に入れられなかった者が騒いでいるとのこと。
織田製品は伊賀路を使い将軍様に献上するので、
交渉すれば手に入ると伝える。
堺茶三匠
茶の三匠に、品評会のレイアウトをまかす。
それと、最終日まで茶での接待を命ずる。
他の者との挨拶はそこそこにして、
競技大会が終わった後にでも、
会見の場をもうけることとした。




