プロット 越後・飛騨争乱（Ver.1.1）
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策士から文
差出人は策士からであり、信行と蝮の添え書きがある。
長尾政景が宇佐美定満の琵琶島城の近くの池にて、
宇佐美とともに舟から落ちて死亡した。
越後に潜伏させていた忍びから、
裏で三つ者が動いていたとの報告されており。
武田の暗殺の疑いあり。
次に飛騨北部の国人江馬時盛が
姉小路に兵を挙げたと、金森より連絡があり、
こちらにも武田の影が見えるとのことである
信行、丹羽、池田、蝮、利治、頑固一徹らと相談し
美濃衆は臨戦体勢に移行し、軍を待機するとのことである
そして、策士は黄母衣衆と供に飛騨に向かうとあった。
東三河への派遣遠征軍の編成は、
信時ら兄弟と水野に任せることとし
赤母衣衆とともに岐阜城に急ぐこととした。
長尾政景の死亡はわかっていたが、
年代がわからず、真相も知らないため放置していた。
飛騨が虎の支配下にあったことが浮かんではいたが、
歴史の流れが変わっているため、国人の反乱だとはわからなかった。
一応手は打っていたので、なんとか対処できるはずである。
長尾政景は、軍神様の姉婿であり、
血筋的にも越後のＮｏ.２である。
過去には謀反を起こしたことがあるが、
今は軍神様との仲は良好である。
軍神様の家出の際に後事を託されたが、
家中を取りまとめ、家臣を送って連れ戻している。
関東出兵の際も越後の留守居役に命じられていた。
嫡男卯松（９）は子の無い軍神様の後継者候補でもある。
宇佐美は、もともと守護上杉家の直臣である。
守護代の長尾家と敵対していたが、
為景の代に降伏し、家臣となっていた。
すでに高齢であるので、重要な地位ではない。
未来でも真相がわからなかったので
証拠をつかめるかわからないが
状況的には、虎がクロであろう。
岐阜城
岐阜城に到着後、美濃にいる幹部と軍議を開く
参加者は、信行、丹羽、池田、蝮、頑固一徹、利治
利治、権六、墨俣衆、黒・赤・青母衣衆である。
飛騨は越後との交易の要所であり、
通商路を分断される恐れがあり、
３カ国で、鉱山開発や木材加工工房に共同で出資している。
早めに対処しなければならぬ。
姉小路の嫡男は蝮の婿であるので、
援軍は旧斎藤家を主体とすることで決定した。
総大将は、斉藤家の後継である斎藤龍興とし、
蝮を相談役として側に置くこととした。
副将は、北美濃の担当である頑固一徹
下には、利治ほか斎藤一族・旧臣を中心に派兵する。
飛騨からの援軍要請
姉小路より援軍要請の使者がきたので
すぐに返答し、援軍を出発させる。
続いて策士より
信濃から武田の援軍が出たのとの報告があり、
山中での工作が必要になる可能性があるので、
特殊工作兵と墨俣衆の派遣を求められる。
猿と小六はゲリラ戦を得意としているからであろう。
すぐに別働隊として、密かに移動を命ずる。
権六を呼び出し、信濃木曽への牽制を命じる。
遠山一族にも伝え、青母衣衆を各城に派遣する。
（武田との両属状態であるので、念のための監視）
軍神様からの使者
軍神様からの使者が来る。
使いは、加藤段蔵であった。
軍神様も情報の重要性を理解して、
軒猿ら忍の者の待遇を上げている。
特に加藤段蔵はその力量から軍神様の側に置かれている。
軍神様は、加賀への派兵準備のため上野に向かい、
越後揚北衆、上野国人衆、常陸佐竹、下野宇都宮と、
北条北上に対する備えを打ち合わせていた。
知らせを聞き、急ぎ越後に戻るとものことのである。
織田への状況説明のため、段蔵を送りだしたとのこと。
段蔵に武田が飛騨侵攻ため軍を発していることを
軍神様に知らせるよう頼み、
川中島の村上にも武田に備えるよう知らせを頼む。
（褒美として金貨を与える。）
武田への使者
武田が同盟締結を渋っていた理由が判明した。
飛騨姉小路とは同盟しており、
援軍を出すことに関しては問題はない。
その旨、権六を通して使者を送る。
ここが正念場である、
直接ではないが、虎坊主との対決になる、
信濃から飛騨には碌な道がないので、
こちらの方が有利だろう。
あれ？
川中島はあと一回あったはず、
軍神様と虎坊主の直接対決まで発展するのか？
将軍さまにも知らせておかねばならぬか。
よろしければ、ここまでの評価をお願いします。
