プロット 子と小姓(Ver.1.1)
婚約報告
軍事と工事普請の指示が終わったので
次は内輪の話だ。
帰蝶と五徳、瀬奈姫と松千代、
勝三郎と謀臣と数正を一緒に呼び出す。
そこで、五徳と松千代を婚約させ、
松千代には安祥城を与えることとにしたと話す。
五徳(5歳)と松千代(5歳)は何のことかわかっていない。
今まで、兄妹のように育ててきた。
さいわい仲は悪くなかったので、史実と同じとした。
帰蝶と瀬奈姫は仲良く一緒に子育てしており、
異論はなく、この縁組を喜んだ。
予想はしていたが、あっけなくすんだの、
さっさと、数正&謀臣と実務の話をする。
松千代は元服までは、岐阜城で育てることとし、
謀臣も傅役として、岐阜に留まること。
三河安祥城には城代として、石川数正を入れる。
現在の城代である梁田親子は次の戦に参戦させるため
動かさないので、協力すること。
三河の石川家は一向衆の代表のであったが、
一揆の際に父や一族からすぐに離れ、狸に付いた。、
しかし、狸は石川家の家督を叔父である家成に与えた。
家成が狸の従兄だからというのが理由であり、
数正が割を食った形となった。
ならば、それを利用させてもらおう。
数正は「狸の承諾を受けねば。」と
言うつつも、顔は喜んでいる。
狸には俺から申し伝えるとして、了承させた。
この際だから、一揆側について織田預かりとなった狸の家臣を、
石川の下につけることで、三河に戻すこととする。
狸には文句言わせん。
但し、一向宗を捨てることを条件とする。
従わぬ者は、長島に送る(スパイ付き)
それと、水野を相談役に任じ、狸には口だしさせないようにする。
安祥城の周辺の開発に関しては、
婿のためとして、いままでどおり織田が行うこととする。
小姓の選定
「三国志」と「水滸伝」を持って部屋に籠ろうする策士を捕まえ、
士官学校の校長である蝮を呼び出し、
赤母衣衆が兼任している小姓の補充者を選出させる。
前々から言っておいたので、候補者の選出は終わっていた。
さっさと三人で面接して絞り込む。
堀秀政、矢部家定、長谷川秀一、大津長昌、万見重元
以上の五名を主とし、補欠として十名ほど選んだ。
部隊の指揮も任せるつもりなので、学校には通わせ続ける。
卒業の免状をもらうまでは、交代しながらになるので、
補欠もいれた。
小姓は赤母衣衆の下とし、見習い扱いとする。
子たちの近時も担わせる。
後継者
奇妙も、数えで七歳になった。
未来では、ちょうど小学校に入る年になる、
4月から、本格的に後継者教育を開始させることにした。
最初は文字の読み書きと算学はからだ。
幼い頃から、絵物語の読み聞かせをさせていたので、
大丈夫であろう
算学は向き不向きあるが、四則演算と算盤の基礎は必ず仕込む。
領地経営には数字は絶対に必要である。
できないようなら廃嫡とする。
もう少し大きくなったら、兵学の師として策士を付ける。
運動の方は、家臣どもの子らと稲葉山を駆け廻らせたり、
相撲や蹴球、水練などで、体を動かせている。
剣術などの良い師を見つけなくてはならないか。
織田流格闘術も、受身からはじめるとする。
織田家の二代目に、ぼんくらはいらない。
きちんと民の仕事・暮らしを理解しなければならない。
今は野良仕事を手伝わせ、自分の手で作物を育て、
収穫し、調理して食べさせている。
今後は職人や商人の仕事を体験させるつもりだ、
民の働きを教え、政に生かせるようにさせる。
ただし、子どもがどう育つかわからん、
厳しくしつつも、見守りながら育てていくしかない。




