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プロット 方針(Ver.1.1)

大湊にて

 大湊に織田家幹部が集まっていた。

 軍神様達には、港や道路普請の現場を視察してもらっている。

 

 上洛の際の将軍様及び三者会談の決定した方針を説明する。

 これからの織田家伊勢方面の行動方針について評議する。


 一益に伊賀衆を与力として加え、伊賀に移動し、

 山城、大和、南近江への対応を任す。

 普請中である伊賀直通道路を山城に開通させることにする。

 百地を筆頭とする伊賀衆は一益に協力すること。

 山城~伊勢神宮間が開通すれば、

 人の往来が増えるはずである。

 宿場町や伝馬駅を整備すれば銭が落ちるようになるので、

 経営は伊賀・甲賀衆に任せる。


 坂井は引き続き伊勢志願兵を訓練及び統率し、

 畿内の変時には、すぐ動けるよう準備しておくこと、


 伊勢の取りまとめは、そのまま信広に任す。

 信広は伊勢全体を見て、不足があれば助勢すること。


 白母衣衆は、伊勢・伊賀を見回り、

 城代、奉行、代官の手助けすること。


 秀孝は、土佐の長宗我部と通商契約し、

 続いて毛利との航路を任す。

 なお、堺への水運と伊勢の港普請を引き続き命じる。

 追加の与力は、尾張から回すことにする。


 九鬼は、秀孝の補佐と志摩の工事普請を引き続き命じる。

 九鬼の与力となった志摩及び紀伊の海賊衆の

 数が多いことから、ニつに分けることとする。

 嘉隆は九鬼の別家をつくり、本家の澄隆を支えること。 

 それぞれ、志摩の分国守護代(郡代)に任じ、

 澄隆は秀孝の与力とする。

 


安濃津城

 伊勢街道を使って、安濃津城へ移動する。

 

 浄土真宗高田派専修寺の住職と面談し、

 北陸での一向宗徒の争いに関し、

 軍神様が直々に協力を要請し、

 住職は、その眼力・威圧感に頷くしかなかった。


 安濃津城で一泊し、伊勢の海鮮を楽しむ。


尾張清州城

 伊勢街道を北上し、清州城に到着

 先触れして、尾張の幹部を集めさせておいた。

 

 軍神様と長政には、清州城下の楽市楽座を視察してもらう。

 

 狸及び西三河衆を同席させ評議を行う。

 狸が氏を徳川に変え、三河守を受領したことを説明する。

 

 これにより、徳川が三河を統一する名目がたち、

 田植えが終わり次第、吉田城、戸田城に侵攻することになる。

 織田はこれに全面支援する。

  

 将軍より斯波義銀が遠江守護職に就任する内諾を受けている。

 徳川が三河を統一した後、斯波義銀を擁して遠江へ進出する。 

 

 かつての主であった斯波家の領地を取り戻すこととし、

 尾張国の代わりとして遠江国を与えることで、

 恩を返したと世間に広めることにする。


 なお、家康を遠江守護代とし、

 引き続き今川勢に当たらすこととする。

 これは今川家の内情を知る、家康に任すことにより、

 今川家臣への調略やその後の統治が容易なると判断した。

   

 援軍として織田本軍を参戦させ、

 遠江の港に適する周辺の領地を確保する。

 狸に了承させた。


 本音は虎坊主と北条を相手にしたくないからだ、

 あくまで、狸は壁として利用する。


 三河支援は、織田一族から、信治、信興、秀成

 それと水野信元、佐治信方、梁田政綱、広正とし、

 信時は後方支援とする。

 

 狸一同は、礼を言い岡崎に帰国していった。



 織田一族衆及び母衣衆を留まらせ、

  兄弟:信時、信治、信興、秀成、長利(末弟)

  一族:信直(信張嫡男)、信成(信光長男)、信昌(信光次男) 

  婿達:津田元嘉、牧長清、大橋重長、佐治信方

  ※残りの婿飯尾尚清は青母衣に入れていたので、東美濃にいる。

 堺に信照、信益を置いてきたので、

 本格的に織田家独自の交易を開始することを申し伝える。


 西の海運担当は秀孝とし、中国の毛利、土佐の長曾我部、薩摩の島津と

 直接交易を担当することになる。

 与力として、信直・信昌・津田元嘉を命じる。


 東の方面はこれからだが、交渉は信成、船は佐治に命ずる。

 

 牧長清を親戚の縁で義銀につけるので、後見を命ずる。


 大橋重長は津島の代官とし、商人達との取り次ぎを命ずる。


 長利はまだ若年なので、信時に手伝いを命じる。 


 赤母衣衆を、連絡役とする。



岐阜城

 岐阜城へ直通道路はまだできていない。

 木曽川の水運が使えるので、急がせる理由がないからと、

 橋の建築方法がまだ完成できないでいるからである。

 

 大型コンクリート柱を造るべきか、ベニヤで型は作れるであろう。

 

 ということで、道路が整備されている犬山城経由となる。


 先触れで美濃にいる家臣を集めてある。

 軍神様・長政・姉小路及びそれぞれの家臣も同席して評議を行う。


 今後の方針を説明し、役割を与える。

 

 まず、急ぐのは、越後~今浜間の道路普請と、

 飛騨での合弁工房の建設である。

 稲葉と黄母衣衆が担当し、柴田と青母衣衆が助勢すること。

 

 軍神様が道路等の施工方法を詳しく教えて貰わねば、

 織田と同じような道路普請は無理だと言うので、

 猿に教導役を押し付けることとした。

 

 墨俣は軌道に乗ったようなので、猿弟に任せ、

 越後が終わり次第、越中普請の織田側代表として

 派遣することとする。

 

 次に、浅井による高島郡攻略については、

 造船所を早急に完成させ、船の数を増やす。

 材料は美濃浅井領からとし、安藤に助力させる。

 志摩で多数の早舟を鹵獲したので、

 一部を浅井に提供し、先に水軍を創設させ訓練させる。


 今浜へのは道路も拡幅することとし、

 販売先を開拓してきたので、

 (出資=優先購入権利=予約と同じ)

 新式大八車及び荷馬車の完成・増産を目指す。

 

 普請及び援軍に関し、西美濃衆と黒母衣衆に命ずる。


 以上で、織田家の今後の軍事方針が決定した。


 軍神様、長政、姉小路に、

 麻雀セット、簡易テント、硝子鏡などの土産を渡し、

 領地での準備を急いでもらうよう願う。 



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