表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/97

プロット 三者間協定(Ver.1.1)

ブックマークありがとうございます。

できてたので、あげちゃいます。

謀神様と信長様は文での交流があったそうです。

三者間協定

 堺でもやることも終ったので、帰国することとにする。

 謀神様は尼子の包囲に忙しいはずなのに、

 最期まで付き合ってくれた。

 と、いうかずうっと機嫌がよく、

 楽しそうにしてくれたので、よかった。


 その代り、知の矢がいったり来たりで忙しく移動していたが。

 

 

 軍神様、謀神様とそれにきんかんと麻雀するといって、

 人払いし、話し合いを提案する。

 長政、狸、姉小路は同席させない、三者会談+1である。


 まずは、互いに今後も朝廷と幕府を支えあうことを確認する。

 日本地図を用意し、今後の方針及び役割分担を確認する。


 まず、軍神様、謀神様は京に隣接していないので、

 京への派兵おこなうことは難しい。


 派兵に関しては伊賀路が使える織田が緊急時に救援する。

 そのため、伊賀路を通商路として急いで普請することにする。

 

 次善の策は、将軍様に願ったとおり、

 浅井を支援し琵琶湖の水運を確保して、

 京への大量派兵ができるような体制を構築する。



 軍神様は、

 「北条と武田をどうにか黙らせてから、

  将軍様と約束どおりに、加賀へ侵攻する。

  

  関東は上野を確保し、下野宇都宮氏、常陸佐竹氏と連携すれば、

  当分の間は守り切れるだろう

  

  だが、問題は武田だ!!

  あの野郎は関東や越中に侵攻するたびに、

  俺の不在を狙って、北信濃に兵を進めてくる。

  あいつにとって約束などまったくあてにならない。

  あの野郎を、なんとか黙らす方法はないか!!」

 とのことである。


 俺からは、

 「関東よりも、将軍様へ助力を優先してほしい。

  武力で、関東を従えるは下策である。

  兵を越後に戻すたびに、

  北条に寝返る者が続出したと聞いている。

  

  まずは、幕府の権威を復活させ、

  将軍の命を帯びて、北条や関東衆を従わせるのが上策である。

  

  それに、加賀の一向宗を相手に

  後ろを気にし戦うことは難しいと考える。

  

  能登畠山氏、越前朝倉氏と協力して、三方から攻めたほうよい。

  連携が肝になるので、越中に腰を据えて戦うのがよろしかろう。

  

  城を普請して、兵糧の集積地ための前進基地とし

  併せて港を造り、海運で兵や兵糧を運び入れるようにする。 


  関東や武田に動きがあった場合には、

  海路を使ってすぐに兵を返せるよう準備する。」

 と、提案する。


 更に

 「工事普請に関しては、織田が協力できる。」

 と付け加える。


 謀臣様は、「なるほど」と俺の案を支持し、

 ついでに、道路普請のことを聞いてくる。

 

 俺の代わりに、軍神様が濃尾の道路普請状況を見た結果を

 説明してくれた。

 

 それで、謀臣様から普請技術の提供を依頼されたので応じる。


 軍神様は考え込んだが、

 俺の案を前向きに検討してくれることとなった。


 謀臣様には、尼子攻略後の方針を確認する。

 「毛利が支援している備中の三村と西播磨の浦上氏が

  備前・美作の領有を争っている。

  瀬戸内海も、畿内の淡路にいる長慶の弟、安宅冬康がいるので

  毛利からの畿内への派兵は難しい。

  但し、銀山あるので軍費での支援はできる。」

  

 皆、考え込んでしまう。

  

 議論が止まったので、俺は方針を説明する。

 「武田に対しては、織田は同盟を組もうとしている。

  これは美濃への侵攻を防ぐためである。

  

  その間、徳川に三河を統一させ、

  将軍様に話したとおり、斯波義銀を使って、

  遠江を今川から奪い返すつもりである。

  

  これにより、武田の目が南に向くかもしれない。

  今川を助けるか、駿河を奪おうとするかはわからないが、

  うまくいけば、兵を引き付けることが可能かもしれない。」


 軍神様が、「なるほど」と答えて、支持してくれる。


 「それから、織田は瀬戸内海を使わず外海を使って、

  直接、明・南蛮との交易を考えている。

   

  そのため、更なる水軍の強化を考えており。

  南蛮や倭寇の船の構造を調べているところである。

   

  なお、航路の確保のため、土佐の長宗我部氏と誼を結び、

  更には、薩摩の島津とも誼を結ぶつもりである。


  岐阜に帰国後、すぐに動くつもりだ、

  長曾我部と誼を結び次第、

  四国を経由して毛利とも交易を開始したい。」


 事前に話していたこともあり、謀臣様は頷きながら、

 「北九州の大友とのこともあり、島津とは毛利が交渉する。

  その代り、明・南蛮との貿易は毛利も噛ましてもらう。

  それと、船が完成したら売ってくれ。」

 と、申し出があった。

 

 軍神様も欲しいと言い出したので、

 「わかりました。」

 と、答える。


 続いて、謀神様が、

 「毛利は伊予の河野を支援するつもりだ、

  伊予を統一できれば、三好への牽制になる。」

 

 俺も、

 「長宗我部に力をつけさせ、土佐を統一できれば、

  三好の本拠地である阿波を脅かすことができますな、」

 と、答える。

  

 軍神様も賛同してくれた。


 各々の役割を決めることができた。


 織田の負担が大きいが、主で動くわけでなく。

 もともと予定の範囲なので、何とかなるだろう。


 島津が誼が結べそうなことが、大きな収穫である。


 毛利と織田の取次は、

  毛利側が知の矢、

  織田側が、水軍総大将の秀孝と堺にいる弟の信照、長益

  それと幕府内にいる、きんかんとした。


  毛利と上杉は家臣と相談して決めることとなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ