プロット 船旅(Ver1.1)
美濃墨俣~尾張津島・熱田
墨俣から木曽川を船で下る。
木曽川の左側にだけ堤防がある。
伊勢長島が見えてくるので、説明する。
三河で一向一揆があった際に、
織田領内に飛び火する恐れがあったので、
伊勢長島の願証寺と交渉し、
尾張・美濃の門徒が同調しないようにすることと
糞狸と三河一向一揆との調停を依頼した。
織田では、宗教の自由を認め宗派によって差別はないが
問題を起こしたら、領から追放としている。
寺社には検地に応じさせ、収入に応じ諸役を課している。
旧来の不介入特権は基本的に廃止の命を出している。
願証寺の三河調停は不首尾に終わったが
織田領内で争乱が起きなかったことを評価し、
検地に応じ、矢銭に支払うことでことで、
伊勢長島での自治を認めた。
その後、領内の宗徒が長島に集まってきている。
それを聞いてた軍神様がいきなり振り返り、
墨俣の方向を見てから、こちらをみながらニヤリと笑う
さすが戦術の天才、気がついたようだ。
津田に到着し、市場を視察してから、
陸路で熱田に向かう。
農閑期なので、農民はあまり外にはいないが
麦や野菜畑にいる者が、行列を見て挨拶してくる。
砂利道だが、尾張も道路網の整備を進めている。、
領内の往来の自由を認めており、移動する商人を見かける。
軍神様、長政らが関心していた。
熱田で糞狸たち一行と合流し、軍神様・長政らと引き合わせる。
熱田神社を参拝し、門前町を視察する。
他国からの客が来るとのことで、事前に連絡しておいた。、
屋台料理のの準備させていた。
上杉家臣たちは、門前町の賑わいにまたもや驚いていた。
織田家は神官の出なので、神道を信仰しており、
織田剣神社、津田神社、そして熱田神社を保護している。
熱田神社は桶狭間の時に戦勝祈願し、
今川義元を打ち取ることがでいたので、
その礼として、社殿の立て直しをおこない。
ついでに俺好みの町をつくった。
門前町では、瀬戸・常滑の陶器や、鉄製の農具、様々な細工物など
国内作った商品はもとより、他国産の商品も売られている。
熱田神社では、お守りやお札などを売って収益を出している。
商品を求めて国内外から、人が集まってくるようになった。
と、一応説明しておく。
軍神様の希望で屋台料理を楽しむこととなった。
焼鳥、手羽先、串肉、味噌串カツ、おでん、鰻丼、etc
手軽に食べられ、自分で選べるので好評であった。
儲かっているので、砂糖を購入し甘味も出している。
鰻丼もようやく完成できた。
折角だったので、ひつまぶし用の薬味・出汁の用意をさせた。
軍師様は気に入った料理には、調理人にチップを与えたようだ、
後でレシピとか聞かれるであろう。
熱田神社~伊勢神宮
熱田から伊勢までは船で向かう。
大湊に付き、水産物の市場を視察してから、
伊勢神宮を参拝する。
伊勢商人たちの面会の申しこみが殺到したが、
これからで上洛するので、帰国時にと断る。
その日は伊勢湾の水産物を振る舞う。
刺身、寿司
海苔巻き
海鮮鍋
各種網焼き
サザエの壺焼き
塩辛、たこわさ、コノワタなどの珍味
堺まで船で移動するので、酒はほどほどにと注意をする。
伊勢~堺
翌日、大湊から出発する。、
織田家からの供は、村井、滝川、犬達赤母衣、埴、出不精の策士と
弟の信照 長益、長利も連れていくこととした
信照の母は、熱田商人の娘で、織田家の商の部分を任せたく、
津田宗達に預けることにした。
他の弟たちも連れていき、顔つなぎをすることとする。
船団の指揮は秀孝だ、九鬼よりも上の織田水軍の総大将に任じている。
船及び一部兵は、堺で待機することになるので、兵の引き締めを命じる。
右手に志摩を望みながら、伊勢湾を抜けていく。
志摩の景色はよく、皆じっくり眺めていたが、
入り江が多く、造船所や海苔の養殖場などに向いており
色々と建設中だと説明する。
湾を抜けたあと、揺れがひどくなり、
船酔いを起こすもの多数出た。
東紀伊沖を通るとき、漁師たちが手を振ってくるので、振り返す。
ここも織田家の勢力範囲だと説明する。
熊野新宮沖を通過するとき説明する。
熊野三山と同盟を結んだ、
織田の政ごとにかかわらない限り、保護し援助すると、
また伊勢、熱田、津田、南宮などの各神社に
皇室・公家たち御料地の管理させ、
各神社から伊勢神宮を通じて、朝廷に献じることを
関白様と吉田とともに懸案中であると説明する。
軍神さまは、「いい考えである。」と言い、
「越後や関東にある神社と交渉してみる。」と答える。
長政 姉小路、狸も特に異論はないようだ。
紀伊大島の沖を抜け、紀伊水道に入る。
船員に緊張が走る。
が、何事もなく堺の港に入ることができた。
堺津田屋敷
宿泊先は津田宗達の屋敷である。
秀孝には船で待機とし、兵たちには交代で上陸を許可させる。
屋敷では謀神と毛利の智の矢が待っていた。
関白様と吉田、山科も京からきており、歓談していた。
謀臣は勤皇派だから、関白様と仲がよいようだ。
津田宗達に息子の宗及を紹介される。
茶の湯に精通しており、
織田で作っている器に興味があるとのことである。
軍神様や長政たちと、謀神に挨拶する。
さすが、安芸の国人から一代で、
中国八カ国の太守になった人物だ、威厳がある。
内に秘められた迫力は、軍神様にも負けていない。
これからは、謀臣様と呼ぶことにしよう。
調略や戦の駆け引きなどの話が聞きたい。
関白様が俺と糞狸に話があるとのこと、
糞狸の官位のことだが、
三河松平家で三河守を受領した前例がないことから、
前関白:二条晴良から横槍が入ったとのことである。
そのことで、相談したいとのことであった。
狸が青くなった。
東三河に侵攻するには三河守の官位が必要である。
織田は今まで朝廷に対して献金を続けており、
その織田の推挙であるので、時間をかければ説得できると思われるが、
すぐにとあれば、多額の賄賂と家系図をいじる必要があるとこと。
(前例があるらしい)
その相談のため、吉田を同行させてきたとのことであった
(無理だといことは、知識でわかっていた。)
三河守は俺から言い出したことだとし、
狸及び狸家臣の目の前で、
真珠と金貨を工作費用として関白に渡し、
狸には安心して関白に任せろと言い放つ。(恩を売る。)
ついでに、長政の近江守任官を頼むこととした。
こちらは、京極氏と縁続きなので、無理は無いはずである。
狸と違い、俺の義弟であるので、
いちゃもんつければ、織田が朝廷の仲がおかしくなる。
大丈夫であろうと、関白様は答えた。
(足りなかったら、反対している奴への贈呈分を回すと、裏で話す。)
6人もの地方の国主が津田屋敷に来ているので、
堺の商人どもが挨拶に訪れたが
明日には上洛するので、帰国時に面会するとを断る。
悪党も挨拶に来た。
狸の官位で困ったことになっていると話し。
真珠を袖の下として渡しながら、「良しなに」という。
悪党は微笑みながら、首を縦に振り了解したようだ。
京までは松永の兵が護衛するので、明日迎えにくると告げる。
なお、長慶の体調が思わしくないので、
会見は難しいとのことであった。
その日は、軽い宴とし雑談をする。
謀神様から、伊勢外宮の資材と息子の弔問の礼を述べられる。
「離れてはいるが、同じく家臣から数カ国の太守となったので、
織田と仲良くしたい」と述べられた。
など、軽く雑談(探り合い)する。
いつの間にか、軍神様が謀神様から、飲酒の量について注意を受けていた。
謀神様は父や兄を酒毒出なくしてきるので、酒を飲まない。
あの軍神様が押されている。
さすがは、謀神様様である。




