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プロット 市場調査(Ver.2.80106)

よくある料理チートから。

天文17年(1548年)信長15歳

 帰蝶と祝言の夜に、現代の記憶を思い出すが

 不完全であるためと、今までの記憶とのギャップで混乱する。


 混乱状態を帰蝶に見られ、

 相談することで、正気を取り戻すことができた。


 近代戦争の知識や経済戦争の知識があるので、

 支配領域を拡大する意欲がなくなった。


 武力だけで天下を取るなど、問題が多すぎる。

 利を使って、人心を掌握すること考える。

 (これは猿の政策か)


 こうなってしまったのはしょうがないと

 すぐに納得してしまい。

 時代にあわせて生きて行こうと考えることとした。


 ただ、他人に殺されるなんて嫌だ!

 殺されないように生きることを誓う。


 本能寺含む歴史については、知識として知っているので、

 とりあえず、気をつけとけばいいやと合理的に判断した。


 本能寺の件は、調子に乗って油断した自分が悪いので、

 きんかん、猿には悪感情はおきてこない。

 ただ、それでは気が収まらないので、

 見つけたら部下にして、こき使おうと誓う。


 まずは、那古屋城と領地の財政及び人事の資料を

 出させて確認する。

 文字が読みづらいので、文書・書式を統一させることを考える。


 やはりどんぶり勘定であり、

 人員とか予算の把握できていないことがわかる。


 種子島はすでに国友村から手に入れており、

 硝石の購入に費用がかっているので、

 維持には銭が必要か、

 とりあえず、士分・農民の人別帳を作らせる。


 現代知識に思い出してしまったため、

 何かにつけて、不満がたまってしまう。

 まずは、生活環境の向上からだな、

 食事がまずいのでここから始めるか、


 津島へ市場調査に向かおうと馬を走らせる。

 あとから、丹羽、池田、犬が追いかけてくる。


 市場で、針を売っている猿顔の男を見かけた。

 秀吉だと気が付いて捕まえる。


 少し話をして、間違いなさそうなので、

 その場で小者として雇ってやる。


 猿は流通価格を承知しているので、

 確認させながら調査を開始する。


<見つけたもの>

  野菜類…大根、茄子、葱、胡麻、胡瓜、蕪、蓮根、etc

  魚介類…わからない魚、烏賊、蛸、蛤、牡蠣、浅蜊、蜆、伊勢海老などなど。

  乾物類…高い昆布、鰹節に似たもの、魚の干物、スルメ、ナマコ他

  調味料…塩、酢、味噌、山葵、生姜、胡椒(あってビックリした。)


 とりあえず、鍋になりそうな材料を見つけて購入した。

 (支払いは丹羽に任せる。)

 戻ってから自分で調理する。


 調味料がすくないので水炊きと味噌仕立の2種類をつくる。

 その場にいる家臣どもに食べさせてみて、

 高評価を得る。


 食材・調味料見つかるたびに、自ら調理するようになる。

 家臣は信長なりの『お・も・て・な・し』と勘違していた。 


 ちょっと、楽しくなる。(独眼龍か!)


 その夜に、この時代にある食材とか道具類を帰蝶に確認し情報を得る。


<確認した事項>

  肉類は、鳥など一部以外食べることは禁忌とされている。

  だが、鹿や猪は森にいて、猟師・一部農民は食べているようだ。

  家畜は、牛を農作業に使っているが、

  他の家畜(豚、鶏、家鴨)は知らないとのこと。


  網はあるが、地引き網みたいな大型の漁は行われていないようだ。

  海老、貝類、海藻類は海人(海女)が採取している。

  海苔はあるが養殖は行われていない。

  鮫の鰭を乾燥させたフカヒレは知らない。

  真珠はアコヤガイから獲れ、伊勢湾でもとれるらしい。


  服の生地は、絹と綿で、高級な絹は生糸を明から輸入しているようだ。

  だが、下々が身につけているものは分からない。

  染物は京が本場である。


  砂糖はあるが、高価で手に入りづらい。

  甘いものは、果物と蜂蜜くらいしかない

  養蜂は知らないようだ。


  麦は米に混ぜて炊たり、粥のかさましで食べている。

  粉にすることは知らない。

  この時代、製粉の技術は発達していないようだ。


  美濃の特産物として、美濃焼・美濃紙、関の孫六がある。

  漆器については、京と根来が有名である。

  油については、菜種・胡麻油とかがあるが、

  マムシが詳しいかもしれない。 


帰蝶に怪しい行動をしないよう釘をさされるが、

「うつけ」世間からと呼ばれているので気にしないこととする。


猿はいつ頃、部下になったかわからないので、さっさと出します。

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