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プロット 関白様(Ver.2.80906)

軍神様&関白

 軍神様がお忍びで関白近衛前久を連れてやってきた。

 京に行ったときに会ってはいたが、

簡単な挨拶程度だったので、

 紹介するため連れてきたとのこと。


 関白様自体は何か不満がある表情だった。

 軍神様から美濃併合のお祝いを告げられ、

 昆布や日本海で捕れた魚介の乾物を渡される。


 関白様は関東遠征にも同行したとのこと。

(ようやる)

 関東が飢饉で兵糧の現地調達が難しく、

 兵糧を送ってくれて助かったと礼をされた。

 代金は物納でいただいているので、

 無問題と答える。

 

 関東侵入後、関東各地の国人衆が続々と参戦してきたので、

 北条を追い詰め、小田原城を囲むことができたが、

 堅城で落とすことができず、長期の対陣となり

 繁農期がきて、国人衆が兵を連れて勝手に領地に帰っていた。

 そこに餓えた虎が信濃で悪さしているとの情報が入ったので、

 あと少しで北条を潰せるとこだったのに、

 やむなく撤退してきたとのこと。

 (かなり悔しがっている。) 


 今回の出兵で常備兵と兵站の重要性がよくわかった。


 越後に戻ってきたら、虎が川中島に兵を出して来たので、

 そのまま兵を向け、対峙するハメになった。

 はらわたが煮えくりかえっていたので、

 大打撃を与えてやろうと自ら囮となった。


 相手が策を弄してきたので、

 それを読み切って、逆に強襲してやったとのこと。


 信長を真似て兵站部隊を作って後方の離れたところにおいていたら、

 それが後詰となり、虎の軍の追い討ちを防ぎ、

 強襲部隊の被害を最小限に抑えることができた。

 逆に海津城まで追い込み、

 北信濃の一部を取り返したと自慢する。


 川中島に付城をつくり、村上を入れて、

 連絡を密にしているとのこと。

 

 上野の領有化も進めており、箕輪城の長野業盛を中心にまとめさせている。

 両方とも軍用道路を整備して連携を密にするつもりだとのこと。


 また、越後内の国人衆どもは相も変わらず揉めているそうだ。

 当分は関東には遠征はせずに、佐竹・宇都宮・里見などにまかせ、

 越後の支配強化に力を入れようと考えている。


 その計画には賛成はしたが、

 関東の住民を奴隷として連れ帰ったと聞かされた時には、

 「それは下策である。」と伝えた。


 この時代の戦場の習いであることは知っているが、

 売られる民にとってはたまったものでない。


 民を敵に回すとやっかいであり、

 一揆をおこされたら、収穫や統治に影響を及ぼすので、

 何か手を打つ必要があると説明する。


 参考までとして、上野の道路の普請に使い、

 食糧を十分に提供した上で、

 完成後に銭を与えて解放すればいいいのでは、

 とのアイデアをだす。


 関白様から、美濃併合と北伊勢侵入について問いただせられる。

 美濃については、前当主マムシの要請によるものであり、

 国を譲り受けた件については、当主であった龍興がまだ若く

 マムシも家臣に追い出されたので、当主に戻る気がないとのことなので、

 美濃を引き受けたと説明した。


 北伊勢に関しては、今川侵攻の際に後方を脅かされ、

 兵を回さなければならず、今川に当てられる兵が減った。

 それに対する制裁である。

 また北伊勢は48家が個々に統治している状態で、

 京への通商に支障をきたすので、通商上まとめなけれいけなかった。

 後ろにいる六角と北畠に責任があることを強調する。

 織田に非はないことを説明すると、関白は一応納得した。


 軍神様に虎との同盟を画策していることを説明する。

 軍神様は憤慨したが、事情はわかったと了解してくれた。

 

 お歯黒が死んだので、虎の目が駿河に向くかもしれない。

 川中島や西上野に兵を出す余裕あるかどうか、

 越後に調略を仕掛けるのではないかと、忠告をしておく。


 飛騨に関して打ち合わせる。

 飛騨と同盟を結んだので、

 越後まで街道を双方で整備することを提案する。


 飛騨は越後に従属しており、利があるので軍神様も了承した。

 併せて木材・鉱山採掘などの組合設立について共同出資も了承してくれた。

(思い出したかのように)越後・佐渡に鉱山はなかったかと聞く。

 軍神様は、越後には銀や銅の鉱山はあるが、

 佐渡は詳しく調査したことがないと答える。


 織田と上杉と関係は虎のこともあり、領も接していないので、

 飛騨を間に入れた、軍神様と信長との当主同士の

 付き合いとすることを確認する。


 マムシ、信行、丹羽たちと、近辺にいた部下を集め歓迎の宴会を開く、

 軍神様は、犬たちに関東や川中島の戦いについて、

 酒を飲みながら自慢げに語っていた。

  

 関白様は最初は不満気だったが、清酒・焼酎と料理に興味を示し 

 お互い鷹狩り趣味だとのことなので、最後には意気投合した。

 明日は鷹狩にいくこととなった。


 やはり公家のトップ、博識だ、おだててしゃべらす。

 いろいろと情報得ることができた。

 

 次の朝、軍神様は二日酔いで苦しんでいた。

 部下たちも酒につき合せられたので、半分は死んでいた。


 軍神様に酒の飲みすぎは体の毒だと忠告する。

 後継者が決まっていないのに、体を壊したら越後が乱れる。

 酒はほどほどにしておいたほうがよいと忠告する。

 

 軍神様をほっておいて、鷹狩に行く。

 周辺の森では、しばらく狩りを行っていなかったので、

 かなりの量の獲物がとれた。

 関白様は、たいそうご機嫌だった。


 城下に戻る途中の農家から、猪が出たとき聞く、

 久々に害獣駆除をやることとして、関白様を誘う。

 はじめてだとのことなので、楽しみにしている。

 犬たちに準備を命じる。


 城下に戻ってから、外で直火で調理し、

 研究していた焼き鳥のタレで食べさせてみる。

 軍神様と関白様は甘辛さにびっくりし レシピを聞いてくる。

 作り方とタレを渡すと大喜びしていた。 

 その日軍神様は酒をセーブして飲んでいた。

 

 次の日の猪狩りおこなう。

 多数の竹やりを持った追い子を使い、

 森から猪や鹿を追い立てる。

 平地で囲んでから、種子島でとどめを刺す。

 スケールの大きい狩りに二人とも喜んでいた。

 

 関白様に熱田神社の建て直しで落成式を行うと報告すると、

 それまで美濃・尾張に滞在することとなった。

 軍神様も参加したがったが、秋祭りもかねており、

 その時期は越後も忙しいので、家臣にとめられていた。

 


畿内の状況

 三好と六角の間で争いが起きている。

 畿内にはかかわりたくない。

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