信長の独白 狸対策(Ver.2.80905)
安祥城を取り返したことにしました。
桶狭間が計算づくでしたら、ここの奪還も必要だと判断しました。
休憩後
「今、考えとかいけないのは、狸対策だ、
あいつは、本心を表に出さないから、なにか胡散臭い
人質時代からそうだったな、
それでも大名の子として気概だけは、一人前だった。
そこは認めていたが、今川にいってどうなったのだろうか
このままいいけば、今川家から独立するだろう
東海道は必要ないから侵略する気はない。
狸の勝手にまかせればよいだろう
しかし、布石をおいたほうがよいだろう。」
「んっ!
思い出した。
あいつは猿の天下を盗むのだったな、
それに俺が死んだ後も、
うまく立ち回って俺の領地をかすめとりもした。
河尻もあいつのせいで死んだ、勝三郎も森の息子もあいつに殺された。
何が律儀者だ、裏で何をしているかわからない。
そういう男である。
信におくべきでないだろう。
何重にも枷をはめとくべべきだろう。
しかし、なにより怖いの三河衆の忠義心である。
狸のためなら、死を恐れず。
しまいには神格視して、日本を停滞させたのだった。」
「それにあいつは、俺の歴史を改ざんした。
俺があいつの息子を殺しただぁ!!
俺がそんな利のないことをするはずがない。
あいつは本当に油断ならぬ、
気を付けて扱わなきゃいけない。」
「とりあえず、同盟は保留だ、
向こうから申し込んできてから受けてやるとする。
対ではなく、
早いうちに申し込んでくるようにしてやるか、
いま国境はぼろぼろだから、
屯田兵や工作兵をだして早く修復せねばならんし、
知多半島に用水路を通さなきゃいけない
一般兵の応援も必要だな、
安祥城を修理して、周辺を支配して
攻めにいくよう見せかけるとするか、
力の差を見せつければ、いずれ降るだろう。
タイムリミットは美濃併合までだ、
それまでにこなければ、武でくだすしかないだろう。
窓口は伯父である水野でいいか!
あいつに説得させるとしよう。」
「同盟の条件はそうだな、奴の息子を人質差し出させるとするか、
こちらで育てて、三河衆を取り込むこととしよう。」
あれっと思った方いるでしょうが、歴史の定説は覆ります。
信長が家康に信康切腹を命じたのは嘘です。改ざんです。(三河物語)
今は家康が信長に許可を求めたことになっています。
前例があります。
長年、山本勘助が架空の人物じゃないかとされていましたが、
北海道釧路市で名入の古文者が発見されて実在が確認されました。




