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信長の独白 身分&軍制(Ver.2.80905)

「そうだ軍制の前に、身分階級を決めておかねば、

 面倒だな、武士と平民でいいだろう。

 狸は士農工商で身分を縛ったが、

 職業の選択の自由があったほうがよいだろうし、

 平民が武士になる道も用意して向上心を植え付ける。

逆に武士も平民に落とすこともできるようにし、

 よい罰則になるだろう。

 支配階級には民への責任がある、そのことも教えこまなきゃな。」


「職業は、一次産業、二次産業、三次産業、身分はすべて同じだ。

 まずは税率を整え、不公平がないようにしなければならない。

 不満の矛先がどこに向かうかわからないからな、

 織田に向かないようようにせねばならぬ」


「奴隷階級どうするか?

 人はさらに下があることで優越感を感じるので、

 やはり必要であるが?

 

 犯罪奴隷、借金奴隷、戦争奴隷だけでいいだろう。


 解放の条件もつけとく必要があるが、

 おいおい考えて決めればいいだろう。

 

 ただ、人身売買は禁止とする!! 

 俺の倫理が許さん

 奴隷商人も売買した商人も重罪だ!

 財産没収にしてやる。」


「僧も基本的には平民扱いだ、武士以外に民の支配は認めん。

 しかし、すぐに武力をなくすことは難しいな

 特に一向宗は危険だ、対策を考えなきゃならない。

 伊勢長島か~ 

 ここをどうするかが問題である。」 


「新田開発も順調に進んでいる。

 やはり、屯田兵をつくったの正解だな、

 軍隊式の訓練により統制がとれ、

 指示が下まで行きわたり

 まだなく効率的に開墾できている。

 

 能力がない奴を、戦いで死なせなくてもよいし、

 戦場で逃げ出されたら指揮にも影響する。

 

 戦いにもいろいろ役割がある。

 兵站とか後方支援が必要だからな。

 いざというときには投入できるし、守るときにも使えるだろう。

 もちろん軍事訓練もかかさないようにしなきゃないけない。

 同時に効率的な農業方法も教育するこもできるし、

 一石何鳥だろう。」

 

「さて、軍も現代の階級のようなものが必要だろう

 軍の指揮する権限は総大将(俺)、

 大将(大軍の指揮)、

 次将(複数の軍の指揮)、

 武将(一軍の指揮)でいいか、


 部隊は、士官(部隊長)と

士分(継承権がある武士)と一般兵(銭兵、志願兵)でいいだろう。


 有能な奴がいたら武士に取り立てやる。

 指揮できる人数や能力など細かいところは、

五郎左たちと相談して決めればいいだろう」


「そうだ、士分以上には政治や行政に参加できるように取り決めるか、

 平民が政治に口出しできるとなると、反発するやつらがでてくるはずだ、

 

 しかし、そうすると商人が参加できないな、

財政や経理で必要になるかもしれん。

 

 ん~

 

 そうだ! 期間限定の士分並の職をつくればいいか

 それなら、技術者は工房のまとめ役の組合長、

農民は庄屋に同じような役職をつけるのはどうだろう。

 

 考えるならタダだ、必要に応じて付け加えていけばいいか、」


「だが、財政や経理ができる奴が、すぐにも必要だ、

 商人たちから、計算ができる奴をまわしてもらうか、

 給金払えばいいだろう、

 

 有能なのがいれば文官として引き抜くこととしよう。

 

 逆に、若い奴らをあずけるか、

 将来的に、経済に明るいものが必要になってくるしな。」


「教育機関も必要だな、

 考えることが多すぎる。

 しかし、美濃の併合のことも考えて、

 今から準備しなければいけない。」  

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