表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

第4話 魔女の婆さんと禁断の果実

鬱蒼とした森に生える大樹は真っ黒に近い色合いで、

鮮やかな色合いといえば足元の草の緑しかない。


ほとんど視界に入るもの全てがモノクロに近く

異界に来た事を実感させられる


美しさと不気味さを併せ持つこの世界はどこか魅了させられるモノがある。

その魔性の美しさに心の全てを奪われたら、一体どうなってしまうのか

ふと、そんな考えがよぎるが答えが出る事は無い。


ただただ、俺は目の前の巨大遺跡に圧倒されるばかりだった。



真っ白な大理石の巨大神殿がそこには存在した。

ずいぶん、長い時の経過があったのか

立派な神殿は崩れた柱と思われる大理石が

幾つも緑鮮やかな草に沈んでいる。


まだ立ちそびえる柱の上には天井はない、

それでも威厳のある佇まいがあり

とても素晴らしいと思わせるには十分だ。


神殿の中央には光をキラキラと反射する泉が湧いており、

柱は清らかな泉を取り囲むように配置されている。


透明な清らかさが心を洗うような美しい泉の真ん中には

一本の木が天に向かって伸びている。


その木には幾つも紅い果実が実っている。

リンゴだと思われる果実は艶やかな輝きを放ち、美味しそうだ。

泉の底には木の根が張り巡らされ、生命の神秘を感じさせられる光景。


本当に不思議な空間だ・・・。



「仇野、マリア

とりあえずここで休もっか?

魔女のおばあちゃんの家はずっと向こうの沼の果てにあるから・・・」


「どれだけ遠いんだ・・・」



魔女の婆さんの家がここより遥か向こうにあるという事が分かり、

俺は思わず声を上げた。


・・・沼を越えないとならないのか


一瞬、この神々しい遺跡を魔女の棲家だと勘違いした俺は罰当たりだな。



俺は地面に倒れている大理石の柱に腰掛け、

泉の木を眺める。


リンゴの大樹がこれほど綺麗に感じるなど、

初めての事だ。

何か、この木には不思議な力が宿っているんじゃないのか?

とさえ、疑うほど俺はこの木に惹かれていた。



「この遺跡は一体、何なの?」



マリアは俺と同じように他の倒れている大理石の柱に腰掛け、

ラルーにこの神殿の正体を尋ねる。


こんな異世界の神殿の正体、是非とも聞きたいものだ。



「ここ? ここは“知恵の実”を置く為の神殿よ?」



簡単に言い放つラルーは泉に裸足の足を浸からせ地面に

ちょこんと座っている。

もはやラルーが何をしていても可愛い。



「“知恵の実”ってなんだ・・・?」


「あら? 仇野は知らないの?」



“知恵の実”についてラルーに聞くと

ラルーとマリアは意外そうに驚く。


・・・え? これって一般常識なのか?



「楽園に住んでいたアダムとイブっていう人間が

いたらしいのだけど、神が禁じた唯一の禁忌を冒したのよ


楽園にあった“知恵の実”を食べてはならなかったのに

蛇に唆され、イブがその“禁断の果実”を口にしてしまうの

そしてアダムも“知恵の実”をイブの勧めで食べてしまい

二人は禁忌に触れた事により、楽園から追放されてしまった


その時にイブを唆した蛇は神の呪いによって地を這いずる

宿命を架せられたのよね、

これが蛇に手足が無い理由、後に人々が知恵で繁栄する起源」


「ほ、ほう・・・」



だいぶ難しい話をラルーはスラスラと語るモノだから

つい、変な返答を返してしまった。

幼女なのに、恐ろしく博識だな・・・。


神話のような話だが・・・

だいぶ気になるのは、

ラルーの言い方がまるで“ご近所”の話をしているみたいだ。



「まぁ、その“知恵の実”をここに置くようになったワケだけど・・・


アダムとイブが追放されて、後に残ったのは人のいない楽園

でも、“知恵の実”を喰らったアダムとイブの子孫が

知恵をつけて楽園に戻った時に

再び“禁断の果実”に手をつけられぬよう


この世界に神殿を造り、そこに置く事となったのよ」



・・・え? つまり?

本当にこの泉に生えてるこの大樹こそが“知恵の樹”なの?

・・・マジで?


あっさりと語るラルーにマリアも俺も絶句していた。

この世界に来てからは驚かされてばかりだな・・・?



「ししし・・・

ラルーや、今回の迷い人は活きがイイねェ・・・?

楽しそうな若者達じゃ・・・!」



不意に響いたのはかすれた声だった。

その独特の口調で、俺は一瞬でその声の主の正体に気付いた。


本人の事は知らない。

だが、この声に検討するであろう人物の存在は聞いている。

俺はその声の方を向く


俺たちがいる泉の向こう側に、その杖をついた人物がいた。

まさに、自分が思い描く魔女のイメージそのものだった。



「あ、魔女のおばあちゃん!

こんな所で遭遇するなんて珍しいわ!」


「えっと・・・確か、おばあちゃんはこの向こうにある

沼の果てにいるんだっけ?」



マリアは驚きつつ、ラルーに確認を取る。

沼の果てに住んでいるのなら、相当な距離のはずだ。

それを、目の前のおばあちゃんはずっと歩いてきたというのなら

相当、凄い事だろう・・・!



「うん! 何日もかけてやっと越えられる沼の果ての小屋に

住んでいるの! おばあちゃんが元気そうで良かった~!」


「・・・え? 私達、何日も歩く事になってたの」



ラルーは何の悪気も無い無垢な笑顔でマリアに答える。

・・・俺たち、何日も歩かせられるところだったのか

しかも、目の前のおばあちゃん、その距離を歩いてきたのかよ・・・。


元気が良いどころの話じゃねぇぞ、ソレ・・・。

この婆さん、魔女じゃなくて超人じゃね?



「あ、あの・・・おばあちゃん、お身体は大丈夫ですか・・・?」


「おぉ、優しいの

ちょっとばかし、膝が痛む程度じゃが

この泉に浸からせていりゃ、勝手に治る

気遣い、ありがとさん」



マリアは職業柄からなのか、おばあちゃんに優しく声をかける。

そりゃ、何日もずっと歩いてきたと聞けば黙っていられない

が、当の本人はそれほど疲れた様子は無く、ケロッとしている。

なんだこのお茶目な婆さん。


てか、この泉にはそんな効果があるのか



「魔女のおばあちゃん!

今回、迷い込んだこの二人を紹介するね!

あ、実際は3人目の人がいるんだけど、怪我をしていて・・・」


「これこれ、ちょいと興奮し過ぎじゃないのかい?

若いのぅ・・・」



ラルーがハイテンションに俺たちを紹介しようとするが

変なところにこだわって、婆さんに咎められる。

・・・この世界に来て、初めてマトモな図を見た気がする・・・。


幼いラルーと魔女の婆さんの組み合わせは自然な感じがする。

まるで、元気な孫の世話を焼くお祖母ちゃんみたいだ。

ほのぼのとしたよ、素直に。



「女の人の方がマリア! 男の人の方が仇野!

でもマリアはもう一人のアルフっていう負傷者の事が好きなの!

応援してあげてね!」


「ひゃ!? きゃーッ!?

な、何を!? ラルー、違うからね!?」


「ほほほ・・・若気の至りじゃなぁ~・・・

良い良い、サッサと告白なされマリアさんや」



興奮したラルーが思いっきりマリアの片思いを暴露。

それに顔を真っ赤にしてマリアが叫ぶ。

そして、婆さんがそれをからかう。


・・・何だ、この年の差コンビにからかわれてるナースの図は

これは笑うところか? まぁ、可愛いんだけどさ



「仇野! マリア!

こちらは魔女のおばあちゃん!

名前は“ヴィクトリア・サンリット”

でもおばあちゃんって呼んであげてね?」



珍しく、この世界で名前のある人物登場。

というかだいぶマトモそうだ。


・・・カマキリが心配してきた理由が分からないな・・・?



「魔女、っていう事はホウキで空飛んだりするのか?」


「そういうイメージが強いらしいが、

年寄りがホウキで空飛ぶのは無理じゃろう・・・?」


「・・・ですね・・・!?」



なんだ、普通にマトモな人だ。

俺の素朴な疑問に良識ある回答をする婆さんに親近感が湧く。

・・・言っておくが、俺は年寄りじゃないからな・・・?



「魔女のおばあちゃんは薬草を作ったり、呪術を得意としているの

意図的に奇跡のような現象を起こすのは大変だものね?」


「その点では、ラルーは優秀じゃ

さすがは“永遠と世界の主”じゃのぅ・・・」



穏やかな笑みを浮かべる婆さんは

“よっこらせ”と言いながら、ゆっくりと地面に杖を置いて

腰を下ろし始める。


マリアはそれを見て、婆さんに駆け寄り

婆さんを支えて、座るのを手伝う。



婆さんは手編みの赤いカーディガンを身にまとい

長い藍色のスカートがよく似合う。


年を感じさせる真っ白な髪はひと房だけ左肩にかけていて

長い髪をフリルのついた白いリボンで後ろにまとめている。

薄い緑色の瞳は長い人生を物語っているようで、優しそうな印象。



無事、泉の淵に座れた婆さんは靴を脱ぎ、手編みの靴下を靴と一緒に

杖の隣に置いて泉に足を浸からせた。


婆さんの足は年とは裏腹に若々しいようだ。

これも魔女だからなのだろうか?



「それにしても、魔女のおばあちゃん?

わざわざ、沼からここに来たのはなんでなの?

丁度、私達はおばあちゃんに挨拶しにいく予定だったから

ラッキーなのだけれども、気になるわ?」



ラルーは首をかしげて婆さんに質問をした。

確かにその通りだ、数日もかけて何故ここまで来たのか

数日の苦労が元気な婆さんのおかげで省けたのは良かったが・・・。



「久しぶりに、アップルパイが食べたくての

それに相変わらず引きこもっているだろうお前さんを

いい加減、叩き起さにゃならんと思ってな?」


「アレ!? 仇野たちが来てなかったら私は

おばあちゃんに叩き起されてたみたい!!」



・・・おーい、ここに“知恵の実”を置いといたワケって

もう食べられないようにする為じゃなかったのか?

バリバリ、婆さんに食べられているようなんだが・・・。


しかも、婆さんの言動から

ラルーのかつての引きこもりっぷりの高さが分かった。


全国の引きこもりさん、

世の中にはこんなにも可愛らしい引きこもりがいるんですよー

案外、引きこもりも悪いモノではないようです。



「まぁ、ラルーは自分で起きているようだしの、

戻るのもしんどいから、

しばらく主様の屋敷に置かせては貰えんじゃろうか?」


「いいよー! じゃ、一緒にアップルパイを作ろ!」


「おぉ、それは楽しみじゃなぁ・・・!」



婆さんの頼みでラルーの屋敷に婆さんが滞在する事になりました。

薬草を作れるのなら、アルフの回復の手助けになるかも知れない

俺たちはラッキーだ。



「あぁ、それはそうと・・・

おばあちゃん? 仇野、マリア、アルフに手を出さないでね?」


「おやおや、随分と気に入っているようだねぇ・・・

若いの、良いじゃろう、喰わんよう気をつける」


「「・・・え」」



だが、ラルーが唐突にも婆さんに釘を刺したと思ったら

婆さんトンデモナイ事を口走った。


え? 何? 喰わないように気をつけるってドユコト?


驚愕のあまり俺は言葉を漏らした。

マリアも同じようで、奇跡的に全く同じタイミングで

驚愕の言葉を揃えて呟いた。



「んー? あぁ、言わないとだねぇ~!

魔女のおばあちゃんはね?

食人鬼なんだよね?」


「・・・嘘、だろ・・・!?」



一瞬でもマトモに思った俺の気持ち返せ。

どうして俺はこの婆さんをマトモに思った・・・!?


食人鬼って事は・・・人を食べるって事だろう・・?

え、でも婆さんアップルパイを食べるとか言ってなかったか?

いや、でも、別に食べようと思えば食べれるだろうし・・・。

え? え? え?



「仇野、混乱しているねぇ~?

でも事実なモノは事実なのよ」



ラルーはのんびりとした口調で事実だと断言する。

・・・マジかよ、笑えない。

一瞬にして婆さんが恐怖の対象となった。



「お、おばあちゃん・・・?

ほ、本当・・・ですか・・・?」


「マリアさんや、その通りじゃ

そして早めに告白なさい」


「さらりと、流れるように告白を迫らないで!?

大問題でしょう、そこは!」



食人鬼だと判明したのに、婆さんはマリアをからかって遊んでいる。

別にバレても構わないのかよ・・・。


どうやらこの世界ではマトモな人なんて幻想のようです。

俺にとってマリアやアルフは大切な仲間だと思い知りました。



現在、俺たちが遭遇したこの世界の住人を改めて思い出してみよう



最初に出会ったのはこの世界の“主”を自称する美少女、ラルー

“永遠と世界の主”という格好良い二つ名があるが、普通に可愛い幼女。


次に出会ったのは解体趣味のある死神。

ラルーの住まう屋敷の番人を務めているが、金に目が無いようだ。


呪われた巨大カマキリはあまりにも残酷な過去を経験して

“飢え”と“暴食衝動”に苦しみ、世界の主であるラルーを普通に貪ってた。


そして食人鬼の魔女老婆。

名前があって、普通に人間の婆さんで、マトモだと思ったのに・・・。



・・・何この、濃いメンツ。

早速、異世界に迷い込んで初日でこの濃い面。

キツすぎる・・・辛すぎる・・・絶望しかない・・・。

この世界で生き延びる自信が無いんだが・・・。



「マリア! 仇野!

おばあちゃんとアップルパイを作るから、

“知恵の実”を何個か取ろう!」


「なんて罰当たりな・・・」


「大丈夫、大丈夫!

どういうワケかこの世界だと問題無く食べられるから!」



ラルーはあっさりとそう言い、

黒いドレスのスカートを持ち上げて泉の中を進み出す。

その仕草がやはり、可愛い・・・。


真っ白な細い足で、力強く進む度に

泉の底の黒く細かい砂が舞い上がる。


泉がそれほど深く無いおかげで、小さなラルーでも簡単に

“知恵の樹”の元に辿り着く。



それを見たマリアがラルーの後を追うように

泉に入ろうとしたが、俺はそれを止めた。

俺は特に何もしていないから、

これくらいのことは俺がした方が良いと思ったからだ。


俺の意図を察したマリアは無言のまま頷く

それを確認して、俺は靴と靴下を脱いで

泉の中に足を入れた。


あまりの冷たさに驚いて固まってしまったが、

すぐに慣れて泉の中を進んだ。



「仇野~、大丈夫~?」


「大丈夫だ、こっちのリンゴ、いいか?」


「うん、ありがとう!」



大樹の元に到着すると、

ラルーが俺の様子を聞いてきた。


スカートを片手で持ち上げ、スカートにリンゴを幾つも入れている。

リンゴがこぼれ落ちそうなほど、たくさん入れているので

俺はラルーに近寄り、何個かリンゴを代わりに持った。



「籠を持って来たから、使いなされ

若者達よ」


「・・・!?

・・・婆さん、ありがとう」



おばあちゃんとは思えない勢いで

籠を俺に向けて投げてきた。

反射的に俺は籠を掴んだが、びっくりしたぞ・・・。

一応、感謝はするが・・・。


籠の中に俺が持っていたリンゴを入れ、

まだ余裕があるのを確認して

ラルーがスカートに持っているリンゴを入れられるだけ

詰め込んだ。


後、三個を残してラルーが持っているリンゴを詰め込めた。



「うん、これくらいで十分ね?」


「・・・取り過ぎじゃないか・・・?」


「平気よ、平気

どうせ明日になればすぐに同じ数に戻っているから」


「・・・マジかよ・・・」



あまりの量に俺は驚いたが、

むしろたくさん取った方がお得らしい。


・・・主婦みたいなことを言う日が来るとは思わなかった。



「じゃ、屋敷に戻りましょう

魔女のおばあちゃんがいる事だし、

いよいよ夜になりそうだわ」


「・・・え? もう夜になるの?」



ラルーがキリッと真面目な顔をすると

夜が近い事を伝えてくれた。

マリアが恐る恐る、ラルーに聞き直している。


・・・この世界では常に深過ぎる霧が掛かっているおかげで

日光が差し込まないのだ。


空も、雲が掛かっているのか銀色の空で

太陽も見えない。

だから、今が何時なのかが分からない。


ラルーはこの世界の主だから

感覚的に時間が分かるのだろうが、

イマイチ実感が湧かない。


しかし、世界の主に従った方が良さそうだ。



“一つ、夜に外出をしてはならない”



最初にラルーに教えてもらったこの世界で守らなければならない掟。

夜ではこの世界の生き物達が活発化して、危険だから

夜の間はラルーの屋敷にいなければ恐ろしい目に遭う・・・。


考えても見ろ、明るい間でも既に

恐ろしいメンツに出くわしまくっているんだ。

夜になればきっと、このメンツの何倍も恐ろしいヤツが出る。

しかもウヨウヨとな・・・!


それらに囲まれた日には・・・地獄を味わうしかない。


故に、この世界の主であるラルーに従うべきなんだ。



「ししし・・・じゃ、急がにゃならんの

マリアと仇野が喰われてはアタシも黙っていられないからのぉ?」


「婆さん、何げに戦慄する事を言わないでくれ・・・」



魔女の婆さんがお茶目にからかってくる。


真剣に怖いじゃないか、

普通に恐ろしいじゃないか、

勘弁してくれ・・・。


泉から俺とラルーは上がり、

俺は脱いだ靴と靴下を履き、

ラルーは少し濡れたスカートの裾を絞っていた。

当然、ラルーは可愛い。


魔女の婆さんはマリアに支えられてゆっくりと立ち上がり、

杖で身体を支える。

婆さんの脅威の体力なら、蛇舟に乗る際も問題は無いだろう


ラルーは俺の手を取り、歩き出す。



・・・この世界に来てから初めての夜。

何かが起きそうな予感がするのは、気のせいだと信じたい・・・。


せめて夜くらいは無事に過ごさせて下さい・・・。

割と真面目に。


それと、アルフにこの婆さんを紹介しないとならないよな?

・・・食人鬼だという事は伏せておこう・・・。

今、アルフが最も無防備な状態だから、

不安を煽るような事を言ってはならないはずだ。


婆さんも死神もラルーも、変に暴走しないでください・・・。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ