第12話 ハルの本音⁉︎
私が目覚めるとソラくんの手が胸の上にあってビックリ。
寝ぼけてるのかなぁって思ってるとソラくんの手がモミモミと動き出した。
私はビックリしたのと恥ずかしかったのとで、寝たフリをしてた。
でもソラくんの手は止まらない。
むしろだんだん大胆に触ってくる。
私とソラくんは、まだキスしかしたことがなかったし、ソラくんもそれ以上の事はしようとしてこなかったから私も全く警戒してなかった。
でも大好きなソラくんの手が私の胸を揉む度に、何だがフワフワした感じになってきて、だんだん気持ち良くなってきちゃった。
私、エッチな女の子なのかなぁ?
ソラくんに嫌われちゃうかなぁ?
そう思いながらも身体をソラくんに委ねていると胸の先が硬くなってきたのを感じた。
私感じてる⁉︎
「ンッ、アッ、ファッ!」
声が出ちゃう。
これ以上はダメ。
ソラくんに起きてるって気付かれちゃう。
それは恥ずかしい。
しかも下の方も何だかムズムズしてきちゃったし。
あ〜、もうダメッ。
これ以上は変になっちゃう。
初めての感覚にどうしていいか分からず、私はつい逃げるように寝返りを打っちゃった。
顔が火照ってるのが自分でも分かる。
そしたらソラくんが私の顔を覗いてきた。
気付いちゃったかな?
う〜、恥ずかしいよぉ〜。
するとソラくんはそぉ〜っと部屋から出て行っちゃった。
「ふぅ〜。」
私が言うと、隣で寝てたシルヴィーが顔をあげた。
「シルヴィー、おはよっ。」
「ギャア〜。」
私はシルヴィーを抱っこしながら、ソラくんとの事を思い出す。
もうビックリ、いきなり胸を揉んでくるんだもん。
感じちゃった。
多分先っちょが硬くなったのソラくんも気付いてたなぁ。
意識すると顔が真っ赤になった。
替えの下着どうしようかな?
この村にあるかなぁ?
あ〜、恥ずかしかったぁ。
でもすっごくドキドキしたけど、嫌じゃなかった。
ちょっぴり進展。
今度は寝てる時じゃなくて、起きてる時にして欲しいなぁ〜、なんちゃって、てへへ〜。
シルヴィーを抱きしめながらはにかむ。
そんな事を考えちゃうちょっぴりエッチなハルなのでした。