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紅の巫女  作者: 音寒琴
17/20

王宮編5

えええええええ!!!!!


いやいやいやいや?


散々奇麗だなんだかんだ言われたけど・・・!!!


美人どころじゃねえか俺!!!絶世の美少女!!!!!


俺・・・ナルシストっじゃないっすよ?


「これでよろしいでしょうか?」


何言われるのか、理解するまで少し時間がかかった。


びっくりしすぎて、声が出なくて、首を縦に振った。


「では、食堂に向かいましょう。」


言われるままに二人についていった。


朝食は、大変美味で、豪華でしたよ。


でも、やっぱり、結構ショックだったので、あんまり食べられなかった。


世の中って、不条理じゃないですか?なぜ俺が美少女!?


平凡はどうした?どこに置いてきた俺?皆が、俺を見て固まった意味分かったよ・・。


部屋に帰って、ソファーに座りこんだ。コルセット息苦しい。


まあそれでもそれなりにゆっくりしていると、


部屋のドアの方から、声が聞こえた。


「いけません。まだ・・!!だめ・・」


「なにが・・だめなものか。。こんなにも待たされたのに!!


どんなに・・この胸がこがれた事か・・。」


「今は・・まだ駄目・・なの!!。」


ええ!!俺の部屋の前で・・?うわお、今頃の若者ってお盛んなことで・・。


うん?あれ?この声って聞きおぼえがある。男の方の声って、


昨日のむかつく美形のブライアン王子ってやつじゃないか?


女の方の声って・・


「本当に、だめです!!!!」


リリアかライアの声だよな・・。聞きわけはつかないけど、


「まだダメ・・。」とかいってるのから、推定すると、


恋人同士だろうけど・・。恋人が王子とだと、そりゃあここでしちまったら、


だれかに見られたら、破滅だろうしな・・。


青春してるんだねぇ。。。あまずっぱいぜ。


おおう・・初恋の君の事おもだしちまったぜ。


見つかって、破滅になっちゃったら、あまりにも、かわいそうだよな・・。


ここ部屋いっぱいあるし・・。中に入れて、いちゃいちゃさせてやるか・・。


おじさん二人のために一肌脱ぎますかな・・。


扉のノブをひねるとドアにもたれかかっていたのか、


二人と思っていたが、三人が雪崩のように倒れ落ちてきた。


もちろん俺は危険察知能力で避けたけど・・。


倒れた3人は予想以上に、刺激的な感じだった。


リリアとライアを押し倒す王子という図・・。


二人ともかい!!ものすごく羨ましいが、まあ今回ばかりは、許してやろう。


「ばれたらまずいんですよね?


私他の部屋にいるので、ごゆっくりなさって下さい。


でも、二人が嫌がることはしてはいけないですよ?


じゃあ、お邪魔虫はこの辺で・・。」


笑顔で言ってあげた。三人とも呆気にとられてる。


ああいいことしたなあ・・。


そそくさと、ほかの部屋部屋に移ろうと思って


隣の部屋のドアノブをひねろうとして、ふと思い立った。


あれ言ってみたかったんだよな・・。


「あとは、お若い人たちでごゆっくり・・。」


俺の言った事が、やっとわかったのか、3人とも赤くなって、


すごい勢いで、離れた。


「「「ちがいます、誤解です!!!」」」


おお!!見事なシンクロ!!


すごい剣幕で、言ってきたが照れてるようにしか見えない・・。


青春してるんだねぇ。。。おじさんにやにや笑いが止まらんよ。


「分かってます。分かってます。しのぶ恋なんですよね?


私も、そういう経験あります。絶対誰にも言いませんし、


早めに言っておいていただければ、いつでもお部屋もお貸ししますよ


ご協力もさせていただきますから・・。じゃあこの辺で失礼を」


「巫女殿!!おまちください!!!ご、誤解ですから!!」


王子が止めてきた。素直じゃないなあ・・。


「分かってます。本当ですから。立場とかあるんでしょう?


私は、忍ぶ恋応援しますから・・。ね?」


「・・分かってない・・。絶対に分かってない・・。」


王子がぼそぼそと何か言った。



あとがき

三人とも思いっきり、健太に誤解されてます。

やっと出番来たと思ったら王子・・不憫な気もしますが・・。

可愛い子は崖から突き落とせ☆ですよね♪(違っ!!)

本当は、どういうことだったのか・・。

乏しい文章力なので、分かりにくいと思いますが、想像できますか?

まだもうちょっとほのぼのします。

健太との出会いを王子視点で書いてみました。

興味があったら読んであげてください・・。

糖度が高いです。

感想とかご指摘、誤字脱字の報告本当にありがたいです。

なんと8人の方が、紅の巫女を評価してくださいました。

ええ!!とかなりビクビクしております。

皆様の暇つぶしになるように、これからもがんばります。


すみません。今日本編更新予定でしたが、

今日が無理になりました。

土日も忙しいので、次の更新は14日(多分)にします。

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