みんな大好き助動詞(白目)
今回は助動詞についてだ。
助動詞、そんな品詞は存在しない。
機能に注目すると、全部感情を付加している事が分かる。
『付感詞』この辺りが最も意味が近い。
主観から、『観』の字を付けたくもあるが。
助動詞の学習で最も重要なのは、日本語を捨てる事だ。
いちいち日本語に直していたら、話す時に翻訳が間に合わなくなる。
それに、感情を翻訳するなんて馬鹿げている。
考えるな、感じるんだ。
比較級と最上級の関係と同じで対比しながら覚える事。
確信度、使う時の意志の強さ、客観性辺りに着目し、英文を出してもっとこのような形の助動詞をなどと言う設問が良い。
二つの英文の対比をし、使った方が良い例文がどちらかに言及。
その理由を問う設問。
mayとcanなんかは偉そうに話しすぎるからなんてのがある。
和訳した時に謙譲語になるから疑問文だけ使えるとか。
shallをwillに直されたなんて話だと、誰かに強制されているのか?と指摘される。
通常の文、否定文、疑問文。
be動詞、一般動詞。
一人称、二人称、三人称、it。
これらの違いで訳し方が異なるので一覧表を作ると良い。
止めた方が良い練習法。
英文を日本語に訳す。
分からないから辞書を引く。
当然、理由は他の物と対比しながらではないと身に付かないから。
上手く訳せなかったら、単元を取って学習するという感覚の方が正しいだろう。
伝わり難そうなので小話。
shallに対して、神の意志とか予言なんて言葉を使う解説書があるんだが。
これを見た時はカルトの気持ちなんて分かるか馬鹿と思った。
で、実際どういう物かと言うと。
shallは神の事だという話。
ローマや北欧神話風に言うならソールって女神。
旧約聖書やインド人風に言うならサラ。
ギリシャ神話風に言うなら精霊。
日本風だと山の神。
ヤクザ風だと姐さん。
で、mustはマスターとかと同じ語源になるようで。
一神教の神とか、アマテラスオオミカミとかって意味。
これから、宗教色を抜くと。
王妃と領主夫人。
意味的には毎年収穫が終わったら交易って感じだったので。
定期的に行われている習慣、転じて当然すべき。
更に実感しやすくする為に直すと、法律と条令。
これが結論になる。
で、法律と条令には本人の意思が全く介在せず、義務のみの話になる。
本人の意思を乗せるとどうなるか?ってのがwillだ。
ここら辺の話を理解すると。
ダグラスマッカーサーのI shall returnとか、ターミネーターの I will be backなんかが理解できる。
全体的に、グラフや線分を書いて単語の位置を決めて。
実際に使われる英文にどんなのがあるかってのを憶えるのが良いのだと思う。
因みに、過去形って言われる物の本来の意味は『弱系』弱めるってのが近い、線分を書いたら弱めてみると良い。
追記
感情を付与する。
さて、いったい誰の感情を付与しているのだろうか?
主語の人物だと思うかな?
私は話者の感情だと思う。疑問文はともかくとして。
日本語では例えるなら。
(私は)"彼は宿題をする"べきだと思う(must)
のように別の節に成っているべき物だ。
基本的に"feel" "think" "wish" "want to"の親戚でしかない。