英文法もスポーツである
英文法もスポーツである。
当然これは分野毎に復習する事が大事だという話だ。
では、英文法に求められる能力は何かというと、即訳能力。
ただこれだけだ。
現在の英文法で学ぶのは、品詞、不定詞、分詞、句、節、五文型。
大体こんな所だ。
板書教育で必死に教師が書いた寝言を書いて、馬鹿じゃね?
これをスポーツに例えると、「あのラインの外から投げるのがスリーポイントシュートだ」って説明されただけだ。
当然十本に一本も入らないな。練習していないから。
練習の方法は複数ある。
話を聞く、本を読む、文型を解析する辺りだ。
もっとも簡単で効果があるのは本を読むことだ。
そもそも日本人は英語が聞き取れないから文法を学ぶ側面があるので。
問題は、英単語を知らなすぎると、一冊読むための時間がかかりすぎる事だろう。
一番最初は辞書を調べた時の例文。
その後、出来る限り子供向けの本。
漫画などの絵が付いた物。
そして一定以上の単語力が付いた後はSF辺りだろうか。
ゴシップ誌や広告でも良いが。
新聞は経済が絡んだりするので最後でも良いだろう。
ただし、これはヒアリングが出来るほどの翻訳能力が付くかは疑問がある。
他の方法は、英文の横に英文と同じ順番で書かれた日本語訳を書いたノートだろうか。
これは頭の中で日本語の文法の順番に並べ直す作業をしない事で、多くの文章に触れる工夫だ。
最後、五文型。
五文型は別に正しい何かではない。
"I live in Tokyo"なんかは、一文型でも三文型でも全く問題ない。
これは句動詞の解釈次第だ。
それと、Mの定義が不安定すぎる。
基本的に文型に直す時は、Mは副詞節以外使わなくて良い。
句や節に対してどの品詞として振る舞うかと言うのは別の問題が必要だろう。
これらの問題は、算数のドリルと同じ様に何度も解くのが最重要。
ストップウォッチで時間を測り、どれだけの時間で何問できたかをタイムアタックでやるのが良いだろう。
最後、文型の勉強で必要な定義。
補語になる品詞の種類。
不定詞と分詞の名前の由来。
不定詞と分詞はそれぞれどのような品詞として振る舞うか。
挿入箇所が決まっている形容詞、副詞の位置。
副詞の順番。
副詞句を作る単語の一覧。
大体こんな所か、文型で本当に必要な所は。
因みにここの文に書いているのが『このラインの後ろから投げたらスリーポイントシュート』って感じの定義。
全体をまとめると、五文型は定義が不安定で使えない。
使うならドリルとして文型問題を仕立てる必要がある。
そもそも学者次第では七文型とか言う奴もいるし、世界に広まり日本以外ではナンセンスだからと捨てられたものだから固執する必要なし、所詮道具に過ぎない。
復習しなければ意味がない。別の方法もあるよ。
って感じかな。