表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正しい英語学習法  作者: 母徒
4/8

発音練習 発音記号

さあ本編その一が始まる。


まず最初に、イギリス英語とアメリカ英語は混ぜてはいけない。


次、イギリス英語とアメリカ英語の特徴を理解しよう。

残念だが前置き置かないと何も練習ができないから。



まず、イギリス英語から。

アクセントはピッチアクセント、高低差でアクセントをつける。

次、音節、英語ではシラブルと言う物、辞書に出てくる発音の区切りの事だが。

母音、母音+子音、子音+母音、子音+母音+子音の四種類ある。


次、アメリカ英語。

アクセントはブレスアクセント、口から吐き出す息の量でアクセントをつける。

音節、全部母音の塊になる。


特徴はこんな所だ。


簡単に言い直すと、英語は言語、アメリカ語は鳴き声。

正確にイメージを伝えるなら、英語は弦楽器、アメリカ語は管楽器。

これは特にトロンボーンをイメージすると良い。

もっとも、タンギングせずに息を吐きながら音程を変えるイメージだが。



ノートの取り方。

発音記号ごとに中表紙を付けて、母音に着目し分別。

あとは延々と発音記号の発声練習。



それでは、実際の発音方法の練習に入る。


最初に学ぶべきなのは二重母音。

特にマジックEが付く、アルファベット読みの物だ。

アメリカ英語に限定するがこれは結構特徴的だ。

エイ、アイ、ユー、ウー、イー、オウ、と言うのは間違いだ。

エィ、アィ、ユゥ、ウゥ、イィ、オゥ、がカタカナ表記なら正解。


具体的には、最初の文字にアクセントが来ているので、二文字目は使われる息の量が少なくなる。

結果的に、一つの発音記号と呼べるような纏まりが生まれる。



次、アメリカ英語の発音記号の鬼門。

アッシュ、open-oの二つだ。


アッシュについては、"Thank"や"bag"あたりのエァなんて言われるあれだ。

発音方法は簡単だ、子音にアクセントを置くだけ。


まぁ、これを説明する為の前置きだった。

ブレスアクセントのアクセントが乗ってない"a"がそう聞こえるって話だ。

長音母音の二文字目の様に、母音の時点で息を大量に吐き切ってから口をアに近づけると良い。


次、open-o。

並びから推測すればわかるが、これも子音にアクセントを取られ、息を吐き切ってから口をオにする。

すると、"オァ"に近い発音になる。

"box"とか"fox"などのあれだな。


因みにアッシュの意味は灰で、どうも日本語の灰色と同じ用法のようだ。

"e"と"a"のどちらかわからない、と言う意味ではなく、アクセントが有るか無いか分からないという意味のようだが。



次、日本人が最も苦手な母音とうわさされる物。

シュワー、曖昧母音について。

これはイギリス英語から練習すると良い。

今まで見てきて、二連続の母音が潰れているというのには気が付いたと思う。

"sew"などのイギリス発音が分かり易いが、半母音と呼ばれる文字が付くと一つ前の母音が潰れる。

"w""r""l"辺りの直前は殆ど潰れている。

"first"なんかもそうだ、前にアクセントを移す"fast"後ろに移す"first"と言う感じ。


因みに、アメリカ英語では何故かアクセントを曖昧記号に乗せる事がある。

潰す練習をしたら発音を憶えてから、前の方にアクセントを移す練習が必要になる。




母音最後、"i"。

英語では"i"が"イ"、"iː"が"イー"だ。

アメリカ英語では違う。

"iː"伸ばす方の"イ"だが、アメリカでは早口が優先で伸ばさなくなった。

結果、両方同じ発音になったので、短い"イ"の発音を変える事にした。

どう変えたか、アクセントを前の方にずらした。

"sit"なんかもS要素が強くなり、"スィト"に近い発音になっている。

当然コツは、前の子音にアクセントをずらす事。




本当はここで終わりたかったけど、最後に母音では無い物を一つだけ。

"R"みんなが"ゥラ"って呼んでるあれだけど。

母音として下を丸めた状態で、アクセントを乗せます。

完全に母音です。

実際にはRよりUに少しだけ近づけるので、若干口を窄めます。


フランス系アメリカ人が、したり顔で少し"う"って発音する感じの"子音"ですよなんてyoutubeで話してたりしますが。


母音だから、勘違いするなよ?この言語学ど素人共が。

後ろにアクセントを付けて潰れる音の起源は、日本語の(とう)だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ