第十話 休日
俺は呼人。なんの因果か、ある日突然拉致られて、何処とも知れない大陸に、船で連行された不幸な男。夜は魔物を警戒して樹上にて寝るという、トリッキーな荒行を課せられている。
俺とマリアは昨日の夕刻に、2本目の河原に到着した。夕食を取り、いそいそと木の上に登り就寝だ。あと少しで街に着く。俺達は宿のベッドを夢見ながら眠った。
朝になり、俺が木から降りて伸びをしていると、同じ境遇のガチムチ乙女のマリア(自称)も降りてきた。お互いに尻の肉を解すようにトントン叩きながら、挨拶をかわす。
清らかな水が流れ、小鳥のさえずりが聞こえる爽やかな朝だというのに、俺達の顔にはまったく覇気がない。
因みに、マリアは乙女と言っても口調がオネェなだけで、体躯はムキムキだし態度も堂々としている。服装は支給のコート、ズボン、ブーツだ。
元囚人なので坊主頭で化粧もしていないし、しゃべらなければチョイ悪なおっさんだ。乙女は、あくまで自称なので俺がリア充生活しているわけでは決してない。むしろ小心者の俺は、度々威圧されてタジタジのリア空虚だよ。マジで
「よぶちゃん、おはよぅ。朝からグチりたくはないのだけれど、早く森を抜けてベッドで寝たいわぁ。まったく飛行魔法が使えれば、こんなに苦労しなくて済むのに理不尽だわぁ」
同感だ。樹上キャンプを1週間も続けていると流石にキツイ。俺達は魔法の基本セットというものを与えられ、飛行魔法も使えるのだが今は制限されている。
こんな日常は、早く何とかしないと尻が持たない。しかし如何せん、何が起こるかわからない未知の大陸で油断はできなかったんだよ。
……昨夜まではね。フフッ
「その事なんだけどなマリア、今夜からはベッドで寝られそうだぞ」
「あら、嬉しいわぁ。昨夜も遅くまで何かやっていたみたいだけど、ハンモックでも作ってくれたのかしらぁ」
ハンモック? 俺を舐めないでくれたまえよマリアくん、さぁ刮目せよ! 俺の叡知の、全てを注ぎ込んだ傑作を! 俺は目の前に魔石を置き魔力を流す。
出でよマイハウス、主の御前に!
ウニョ~ンと擬音が聞こえそうな感じで、目の前のソフトボール大の石が膨らみ変形していく。
「まぁ~、驚いた! 大きな岩? これが何か?」
「マリア、ここに魔力を通してくれ」
「こうかしら。……あら嫌だ、お家になったわぁ」
今、俺達の前に家が建っている。
家と言っても「駅前の交番か?」「田舎の公衆便所か?」という位の小さな掘っ建て小屋だ。されど家だ、樹上に比べれば格段に生活が向上することは間違いない。
「フッフッフッ、これぞ魔法の奇跡。家を作っちゃいましたー。最初に岩に見えたのは認識阻害の魔法なんだ。登録していない者には岩に見えるようになっているから、安心して寝られるってわけさ」
「よぶちゃん、あなた天才なの? まさに魔法は万能ね。開いた口が塞がらないっていう感覚を初めて味わったわぁ」
そうだろう、そうだろう。苦節一週間、寝る間も惜しんで研究したんだ。くーっ、苦労した甲斐があったよ。本当。
「まあマリア、いろいろ言いたいこともあると思うけど、とりあえず中で話そう。」
「あら、よぶちゃん。私をご招待頂けるのかしらぁ」
「勿論!」
俺が扉を開けると10畳程のフロアに、テーブルとそれを挟むように2つのソファーがある。
「あらぁ、シンプルなお部屋ねぇ」
「すまないなマリア。時間が無くて仮設住宅状態なんだよ。灯りもまだ無いから必要なら生活魔法で自分で点ける方向で…」
「よぶちゃん、ごめんなさい。嫌味を言ったわけじゃないのよ。木の上で寝ることを考えたら、十分過ぎる程 素敵なお部屋だと思うわぁ。それにしても、外観に比べて中が広く感じるのは気のせいかしら? 不思議だわぁ」
その通り、外部は粗末な掘っ立て小屋だが内部は意外と広いのだ。マニュアルからインストールした魔法の中に、「収納」という魔法があった。6畳ほどの亜空間に荷物を収納する魔法だ。俺はこれに目を付けた。
「それはなマリア、収納庫の魔法陣を解析して、このゴーレムの内部に転用したんだ。だからこの部屋は亜空間であって、広さはある程度自在なんだ。外に気配が漏れることもないし魔法様々だよ」
「よぶちゃん、なんか凄いことなのだろうけど、私には理解できなくて申し訳ないわぁ。しかしゴーレムって?」
前に戦った泥ゴーレムは、泥で人型を作っていた。そのゴーレムの魔石を使って家の形状を作り上げているのがこの家であり、扉の内部には亜空間魔法が使われているという訳だ。
「この前倒したゴーレムの核を 改造して作ったんだよ。まだ外観と内部構造しか設定してないから動かないんだけど、一応ゴーレムってことで…」
「そのゴーレムの核とやらに設定して家を作り、このソファーやテーブルも作ったってこと?」
「そうだ。色や質感なんかのイメージを流すと設定できる」
「なんか嬉しい半面、呆れるわねぇ」
俺はこの1週間で得た魔物の魔石に対して、いろいろなことを試してみた。叩いたり、炙ったり、透かして見たり、鑑定してみたり、魔力を流してみたり…。
その結果いくつか分かったことがある。
◆魔力を蓄えたり放出したりできる。
◆あることをすると魔法陣が浮かび上がる。
◆魔法陣には魔物の基本的な情報や、行動プログラムのようなものが組み込まれている。
◆プログラムや情報は書き換えが可能である。
つまり魔石は人間で言うところのDNAや、パソコンで言うところのCPUのような役割を持っているわけだ。
ゴーレムの魔石にある魔法陣なら、ゴーレムの特性を再現でき、スライムの魔石ならスライムの特性を再現できるという具合だ。
そして魔法陣はパソコンのプログラムのように、変数を書き換えて威力などを変えたり、ルールに則っていれば付け足したり、切り離したり改造が可能だった。
魔法陣はプログラムと言っても、変な模様や知らない文字の集まりだ。どの部分がどういう意味なのかはさっぱりわからない。
そこで俺はゴーレム魔石の魔法陣を見て、他の魔法陣と比較したり、部分的に魔力を流したりした感覚で、おおよそ魔法陣のどの部分がどういう機能を有しているかあたりを付けた。このような研究を繰り返して魔法陣を解析したのだ。
俺は結果として得た知識を利用して、ゴーレムの外観情報を持つ部分に魔法を通しながら、イメージを焼き付けた。
まずは手の平サイズの小さな人形だ。
その魔石を土の上に置き、魔法陣の起動式に魔力を通すと土が盛り上がり、泥人形が動きだしたのだ。
正直嬉しかった。ゴーレムだぜ? マイゴーレム、火や風の魔法なんかより達成感が半端なくあったし、同時にこれで行けるとも思った。何が? それは今は秘密です。
こうして魔石を研究し、魔法陣を研究し、ゴーレムを研究し、収納庫の魔法を研究して、何とか基礎理論の さわり部分くらいにたどり着けた。
そしてゴーレム魔法陣がイメージと魔力で外観を変更出来る特性を生かし、外観をハウス形状にしたのがこの家だ。
形、色、硬さ、質感などイメージと魔力を流せば変更出来る優れものだ。寝る間も惜しんだ成果なのだ。
今回はゴーレムの核(魔石)を使ったが、最終的には勾玉を使いたいと思っている。勾玉も魔石と同じように使えるので、ゴーレムの魔法陣を移植するわけだ。魔石より高性能、高容量だし、精霊さんにいくつかもらったので数もある。
「よぶちゃん、あなた本当に何者なの? なんでこんなあっさり出来ちゃうの? 事前に情報もらっているの? チーターなの?」(チーター=ゲームのバグなどを利用して、不正行為やズルをする人)
「いや、チーターって失礼な! なんか閃いたことやってたらこうなっただけだ」
「イージーモード過ぎるでしょ。なんかこう、もっと試行錯誤がないと視聴者が納得しないわよ!」
知らんがな! プロデューサーがいて指示受けてるわけじゃなし、どないせえゆうんじゃ。
実際、目の前にカメラがあるわけじゃないから、TV番組のことは忘れがちと言うか忘れてた。それに本当に自分達の姿がお茶の間に流れてるのかさえ疑っているしな。
「ほら俺って小心者な上にステータスがみんなより劣ってるじゃん。現地人含めてさぁ。だから結構必死なんだよ。何かしらアドバンテージがないと、早々に死ぬ未来しか思い浮かばないじゃん」
「体力が劣る分、魔法でってわけね。実際問題あなたの魔法が無かったら…、と考えると恐ろしいわよねぇ」
おっさんは両腕を抱えてガクブルしている。
「だろっ!? 魔法と言語に関しては簡単に手に入ったし、初心者でも高火力でイージーモードに見えるけど、そこに気が付いてなかったら、とんでもなくハードモードになってたんだぜ。初っぱなワイバーンとかゴーレムとかさぁ。
後、ゲームみたいなレベルアップの恩恵も無いわけじゃない? 手持ちで何とかなりそうなのって魔法しか無いじゃん。これでも俺なりに死なないように、必死に考えた結果だと思ってるし、悪いのはこの番組の仕様だと言いたいよ。まったく」
「確かに私1人だったら、確実に気付かなかったでしょうね。これもあなたが毎日夜遅くまでコツコツやってくれたおかげね」
「マニュアル調べて有効な情報をまとめたり、魔石とかいろいろと検証してたんだよ」
「はぁ~、この状況全てが理不尽に思えるのは私だけかしら? なにか凄まじくバランスの悪いクソゲーをやっている気分だわぁ」
その後はマリアがバツが悪そうに謝ってきた。俺の魔法に助けられたくせに生意気を言ったと。そして俺の魔法はチートっぽいけど、それなりに考えて努力して手に入れたものだと認めてくれた。
少し嬉しかったのは黙っている。仲間っていいよね。
俺達は朝食を取るために、いったん外に出ている。今日は若干曇り空で日差しが弱い。聞き慣れた川のせせらぎは変わらず俺を癒してくれる。
慣れた手つきで焚き火を焚いて朝食を済ませたあと、また家に入って今後のことを話し合う。
いくら慣れても、元の世界のような便利さがない場所での生活は疲れるものだ。俺は家も出来たことだし、完全に身体を休めたいと思っている。
「マリア、この後なんだけど、今日は1日休みにしないか?」
「この大陸に来て1週間経ったことだし、良いのではないかしら。私は賛成よぅ」
「この家は、まだベッドは無いんだけどとりあえずソファーで寝られるし、亜空間だから外に気配が漏れることはない。
外装はかなり硬化してあるし、認識阻害の魔法もあるから、外で危険を感じたら逃げ込んでくれれば良い。
後、トイレも作ったし食糧もまだ大丈夫だから、俺は今日は1日寝ていたいと思うんだ」
「ん? よぶちゃん、トイレがあるの?」
「ああそうだ、こっちの扉の先がトイレだ」
「裏口じゃないの? だってあの扉の裏は外じゃない?」
「亜空間だからな」
と言いながら扉を開けると、ちゃんと洋式の水洗トイレがある。ウォッシュ機能は無いが魔石に水魔法をインストールして、水が出るようにはなっている。まぁ、紙は無いので魔法や葉っぱで代用なのは、ご愛嬌と言うことで…
「よぶちゃん、グッジョブよぅ。グッジョブ。それにしても、部屋はいくらでも増築出来るってことかしら?」
「ああ、時間が無くて今はこんなだけど、その内マリアの個室やキッチン、風呂も作っていく予定さ」
「まあ、寝室にお風呂もなんて嬉しいわ。よぶちゃんのことは信じているのだけれど、やはり男子は狼だから少し怖かったのよぅ」
うーん、突っ込んだら負けだ。
「でも、これって排泄物は何処にいくのかしら? 私は排泄なんてしないのだけど気になるわぁ」
「別の亜空間にポイッだ」
実はこの家、スライムの体組織で出来ているので溶かして吸収もできるのだけど、なんとなく嫌で止めた。だって壁とかベッドに排泄物が混ざってるなんて嫌じゃん。
最終的には解体の魔法で肥料にするつもりだが、そこまで手が回っていない。
因みに、マニュアル調べなんだけど、ゴーレムは土、岩、木、鉄など数種類あって、ほぼ単一組織で出来ているらしい。特に無機物に拘って無いようだ。
単一組織と言っても泥ゴーレムのように、中に宝石や鉱物が混ざっていたりするのだが、ゴーレムの機能には何ら関わっていないようだ。
そこで俺は「スライムの体組織で、ゴーレムが動くんじゃね?」と思い立ち、さっそくスライムを捕らえ、その核をゴーレムの魔法陣を内包した魔石に差し替えたら、上手くいったので、今に至るというわけだ。
あと特筆すべきはスライムだ。スライム自体は、大きなアメーバーって感じの外観をしている。戦力的にはやはり雑魚で、酸弾飛ばすでもなく、体に絡み付いて溶かすでもなく、本当に弱々なんだけど、これは魔石の魔法陣にある、攻撃プログラムが単純過ぎるからなんだと思う。体の特性を活かしていない。体組織は凄い高性能なのに勿体無いないことだ。
スライムの体組織は調べてみたら不思議の固まりだった。
イメージと魔力によって、体積が増えたり減ったり、硬くなったり柔らかくなったり、変形も自由自在だ。
こんなに素晴らしい素材なら使わない手はないよね。
そんなわけでスライムの体組織とゴーレム魔法陣を組み合わせて家を使った訳だ。
この技術はまだまだ発展途上で今は動かしていない。だがゆくゆくはゴーレムとして動かしてみたいと思っている。
形状や硬さはスライム魔法陣、動作はゴーレム魔法陣で制御するスライムゴーレムはかなり使えそうだ。夢が膨らむぜぃ。フォー!
あれから俺は夕方までソファーで爆睡した。いつの間にかソファーから転げ落ち、床に涎で地図を描いた程だ。
室内の温度は快適な温度に設定してある。疲れが貯まった身体にはソファーの感触が心地良い。思わず寝すぎてしまった。
「あら、よぶちゃん、良く眠れたかしら?」
「ああ、久しぶりに寝起きが心地良いよマリア。風呂に入れないのが残念だ」
「浄化の魔法があるし、あまり贅沢は言えない状況だけど、お風呂が早く欲しいと言う意見には賛成だわぁ」
「マリアは寝なかったのか?」
「寝たわよぅ。でもお腹が空いちゃったから、お昼過ぎに起きて川でお魚を獲ったりしたわ。お魚もお肉も焼いておいたから夕飯にしましょう。果物もいっぱい採ってきたわよぅ」
「すまないな、雑用を押し付けちゃって」
「いいわ、疲れてるときは仕方がないじゃない。ほら食べて食べて」
肉も魚も、俺が持ち込んだ塩とコショウで焼いてある。1週間この味なので正直飽きてきているのだが、俺もマリアも文句は言わない。文句を言ったところで何も変わらないことが分かっているからだ。
でも生活魔法の灯りが、フヨフヨ浮かぶ中で食べる食事は結構オツなものだ。前に座ってるのが、おっさんじゃなければ最高なんだけど。
「そういえばよぶちゃん、お昼にお魚獲りしていた時に、獣の気配がしたからお家に逃げ込んだのよ。そうしたら森から大きな熊さんが、ノッシノッシ歩いてきて生きた心地がしなかったわぁ」
「大丈夫だったのか?」
「ええ、直ぐ近くを通っていったのだけど、この家のことなんか全然気にした様子はなかったわぁ。本当、高性能なのね」
「そうか、それは良かった」
「ところで、灯りは外に漏れないのかしら?」
「ああ、窓ガラスは昼は透明、夜は色付きに、自動で切り替わるから大丈夫だ。ガラスと言ってもスライムボディだからな、色も形もどうとでもなるのさ」
「そんなことも出来るの?」
「マリア、原理を知ってれば魔法でチョチョいだよ」
「そんなものかしら…」
「そんなものさ! それで今後の事なんだけど」
俺は2~3日時間を掛けて、このゴーレム技術をもう少し発展させたい旨を伝えた。
正直、森は危険なので早く抜けたいし、街で美味いご飯が食べたいと言うのが本音なのだが、すぐに都合のいい街があるとも限らない。
魔法があるので戦闘でそうそう遅れを取るとは思えない。しかし物理攻撃の面では、今の装備では少々心許ない感じは否めない。
今後、このままサバイバルや旅を続けて行くには、今の装備ではいけないと俺は思っている。
街の所在や手持ちの金の問題で装備が、いつ買えるのか分からない以上、せめてスライムゴーレムによって、剣や鎚、盾や胸当てなんかを作ってから動いた方が、生存率が上がるのではないかと言うのが俺の考えだ。
「マリア、森を抜けて草原だったら隠れる場所もないし、ワイバーンやドラゴン、野盗の集団に襲われたらイチコロだろ?
まあ、魔法が効かないとか切れた時の話だし、剣や鎚でどうにかなるとも思えないけどさ。スライムゴーレムの剣なら、かなり切れ味の良いのが出来そうだから、牽制や一当てして逃げるにしても、今のナイフや槍よりは格段に良いと思うんだ」
「うわーよぶちゃん、先行き不安になるわねぇ。魔法で何とかなりそうだけど、切れたらあなたの言う状況もあり得るかしらね。元の世界では考えられないことでも、考えて行動しないと長生きできないってことね」
「ラノベと同じとは限らないけど、命が軽そうな感じはするじゃん。何せ初っぱなからワイバーンに喰われる人間見ちゃったし」
「思い出させないでちょうだい!」
「あとなマリア、元の世界の人間にも何時遭遇するか分からないだろ? 拳銃、マシンガンなんか、魔法より連射性が高いんだぜ。それにライフルで1㎞先からスナイピングされたら、魔法以前に知らない間にあの世だよ」
「よぶちゃん、あなたねぇ…」
「無いと言えるかい?」
「…」
相変わらずダミ声でオネェ口調だから緊張感がないのだが、流石のマリアも命には代えられないと俺の提案に乗ってくれた。
さて、作業開始だ。
まず部屋を2つ増やさなければならない。俺が昼夜関係無く動くので、マリアの安眠の為に寝室が必要だからだ。
もう1つはキッチンだ。外の焚き火で調理するより室内の方が安全なのは明らかなので、増設することにした。
そして俺はスライムゴーレムの制作を担当し、マリアには焼き肉、焼き魚作りや果物を採取してもらった。無いと思うけど魔物に囲まれて、家の中に閉じ籠らないといけない場合の食糧は多いほうが良い。
結局俺達は一週間以上この河原に留まった。その間、特に問題も無く日々は過ぎ、意外と良い骨休めになったので良い判断だったと思っている。




