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ラストエピローグ 探索は続き、未だ底は見通せず、ソレは唄い続けた





 


 ………………………………


 〜人と★〜





 チン、と楽器を鳴らしたような電子音を味山只人は聞いた。


 続けてウィンと短く自動ドアの開閉音を聞く。


 屋上へと昇るエレベーターは十秒もかからずに目的地へと辿り着いた。


 開いたドアから陽の光が差す。七月の最終日、今日も暑い一日になりそうだ。


「ついたわ。お先にどうぞ」


 目の前の女性、アレタ・アシュフィールドがドアの開閉スイッチを押したまま只人に出ることを促す。


「ありがとう」


 軽く会釈しながら只人は、すっとエレベーターのドアをくぐる。


 まずかんじたのはくらりとした目眩にも似た感覚。陽光がまるで質量を持ったかのごとく只人の脳を揺らした。



(うお、きっつ)


 手で庇を作りながら只人は屋上フロアの中心へ向かう。広めのスペースの端っこには白いパラソルと何個かのイスとテーブルがセットになっていた。


「タダヒト、あそこに座りましょ」


 只人の後ろからアシュフィールドが声をかける。


「あいよ」


 只人が少し歩くペースを緩めるとすぐにアシュフィールドが並ぶ。青い空にはポツリ、ポツリと肥えた羊のような雲が空を揺蕩う。


 雲が作る陰がゆっくりと探索者街を覆う。夏の一日。


 只人がパラソルセットの椅子をざざっと引く。


「どうぞ」


「あら、いいの? 紳士なのね」


「エレベーターのお礼だ」


 そう、とアシュフィールドが表情を柔らかくしながらウッドチェアに腰掛ける。


 アシュフィールドと対面になるように只人が座る。パラソルが陽光を遮り、二人の顔に陰が差した。


 どこか、遠くで海鳥が鳴いている。只人はその声にしばし聴き入る。これももし死んでいたら聴くことはなかったものだ。


 死と生は似ている。死にかけた人間が自らの生を得難いものだと再認識するのは人の常だった。



「暑くなりそうね、今日も」



 対面に座るアシュフィールドが呟く。その瞳は空や海と同じ碧色。

 その瞳は陽光に弱いのだろう。すぐにアシュフィールドはポケットから取り出したサングラスをかけた。



「外で良かったのか?」



 その様子を見て只人が声をかける。手をひらひらと動かしながら


「問題ないわ。これ、かけたら平気よ。それに大事な話は狭い部屋ではしない方が良いってママに教えられたの」


「なるほど」


 大事な話……ねえ。と只人はぼんやり考えた。未だに目の前の女とこうして向き合い会話をしている事がどうも信じられない。



 夢を見ていると言われた方がよっぽどに納得が出来るのだ。


 それほどまでに目の前の女、アレタ・アシュフィールドは遠い存在だった。


 テレビでしか見たことのない芸能人がいるというレベルを大きく超えている。



 例えるならば野球少年の目の前に、あのイチローやオオタニがいるような、そう自らの生業の第一人者を目の前にしているこの状況。



 間違いなくこの時代を象徴する人物がいま、目の前にいる。



 しかし只人はこの現実離れした状況を、どこか他人事のように感じていた。




「で、その話ってのは?」


 だからこのようにまるで気安い知人に話しかけるような態度を保つ事が出来ていた。


 アレタが内心その態度を好意的に受け取っていることにも気付かずに。


「そうね、その前にあなたには伝えないといけない事があるの」



「伝えたいこと?」


 風が、少し強くなる。雲はその流れる速度を速め、遠くの海では白波が立ち始めていた。


「私達が戦い、()()()あの怪物種が、新種として認められるわ」


 まだ内々での話ではあるんだけどねと小さくアレタが補足する。


「おお、まじか」


 只人は目を丸くする。


 新種認定。

 それは探索者の仕事の中でも花形となる大きな仕事だ。


「まじよ。実に一年二ヶ月ぶりの新種認定ということで、組合の研究機関ではその話で持ちきりらしいわ」



「へぇー。もしかして、これかなりのインセンティブが発生する感じか?」


 只人は目をぱちと開き、親指をグリグリとこめかみに当てる。


 えっと確か、新種発見時のインセンティブにも規定があったよなと記憶を思い起こし始めていた。


「そうね、ざっと、日本円にすると二千万ぐらいじゃないかしら?」



「へえ、にせんま…… にせんまん!!?」


 思わずといった風に只人が椅子から立ち上がる。


 目をぎらつかせながら立つその男はとても二週間意識不明のまま眠りこけていたようには見えない。


「そんなに驚くこと? 未知の新種、しかも危険度の非常に高い個体よ。発見と討伐を同時にこなしたのだから、これでも相場としては少し安いぐらいじゃないのかしら?」



 只人とは対照的にアレタは自分の毛先をいじりながら事もなげに答えた。彼女にとっては特段珍しい事でもないのだろう。



 だが只人は違う。頭の中ではレジカウンターの音が鳴り響き、にせんまんえんという文字が踊り狂っていた。



「いや、待て、アシュフィールドへのインセンティブはどうなる?」


 あの狩りは只人一人では為すことが出来ないものだ。


 それどころか今ここで息をしていることすらできなかっただろう、そう考えていた只人が問いかける。



「ごめんなさい、あなたの功績だとは主張したのだけれど。今回の新種発見はアタシとの共同探索として処理されるから、タダヒトには半分の一千万円が支払われる事になるわ」



「い、いっせんまん……」


 呆然としながら只人が椅子に座り込む。今まで見たこともないような大金。


 彼の頭の中で一千万円という文字が飛び跳ね回っていた。


「で、どうするの?」


 アレタが、髪をいじりながら只人を見つめていた。肩口まで伸びた金色の御髪をくるくると細い指で弄ぶ。


「どうする?」



 只人が怪訝な顔で、アレタに問うた。


 アレタは、毛先を眺めてそれから小さく息を吐いて只人を見つめた。



「探索者、続けるの?」



「続けるけど?」


 アレタが只人から目をそらしながらゆっくりと問いかけると、只人が即答する。


 街の喧騒が徐々に大きくなってきた。只人の耳に風に流れて人々の生活音が届く。



「即答なのね……。あんな目にあったのにやめようとかは思わないの? 今回の報酬で別のことをやろうとしてみたりとかは?」



 アレタがサングラスを少し下げて只人を見やる。


「たしかに死にかけたが……。それも含めて俺の仕事だ。今回の報酬で次はもっと良い装備でも買うさ」


 斧もベストもなくしちまったからな……と只人は胸の中で呟く。


「ふうん、そう……」


 アレタが下を向いた。只人からはその表情を見る事は出来ない。




 そう。只人は探索者をやめる事はない。彼は既に知ってしまった。


 この世界の底にある異なるもう一つの世界を。そこに住まう異質な生き物たちのことを。


 ヤツらとの戦い、探索の喜びを。


 それは重篤な麻薬よりもタチが悪い。今更ほかの生き方などできるわけもない。


 こんなにも怖く、辛く、そして楽しい事はほかにない。


 それに加えて只人は約定を結んでいた。



 それは破る事のできない、終わらせねばならない約定。



 只人はしばし、瞑目する。


 頭の中に踊る一千万円と、ある事実を秤にかける。


 答えは、すぐにでた。



「アシュフィールド」


「なに、タダヒト」


 呼ばれたアレタが顔を上げる。少し余裕が出来たのだろうか、サングラスを外して机に置いた。


「一千万円ていうのは、発見と()()二つのインセンティブか?」


「そうよ? 発見が七、討伐が三ってところかしら」



 アレタが指を折りながら数える。只人は頭の中でもう一度秤にかける。


 答えは変わらなかった。






「討伐じゃない」



「え?」



「撃退だ。あの化け物は今もまだ生きている」



 言い切る。これでインセンティブの額は大幅に変わる。しかし、あの"耳"を死んだものとして扱うのはマズイ。


 あれはまだ生きている。そして生きている以上、アレは他者を害し続ける。


 危険を知らせなければならない。それは俺の報酬よりも大事な事だと只人は判断した。


 生来の小物的な思考がバレた後のことを恐れたのもあるが。


 只人がまっすぐとアレタを見つめる。二人の色の異なる瞳が交差した。



「……証拠は?」


「俺だ」



 そう言って只人は患者衣の右袖をまくる。


 うっすらと血管の浮き出た日焼けした右腕。しかしその日焼けは左腕と比べると薄い。


「アシュフィールド、あの現場には人間の右腕が落ちてなかったか?」



「……ありえないわ」



「いや、ありえる。あり得たんだ。その様子だとやっぱり落ちてあったんだな。あるはずのない俺の右腕が」



 只人が静かに告げる。アレタはその碧い瞳で彼の腕を見つめた後、静かに答えた、



「タダヒト、全部聞かせて。アタシが倒れた後に何があったのかを」



 気温が上がる。アレタの白い肌を一筋の汗が流れた。


 只人はうなづき、言葉を選びながら話し始めた。



 英雄なき、化け物と人間の戦いを。


 その末に交わした約束の事は伏せたまま。






 …………





「以上がアシュフィールドが眠った後に起きた事だ。信じれないだろ?」


 只人は話した。あの化け物から手に入れた異質の力。木の根を操る"腕"の業を。


 只人は話した。恐ろしく、不気味で、そして強く、小賢しい、"耳"と"腕"の化け物の事を。


 彼は手を開き話を終えた、もうこれ以上話す事はないとでも言うように。



「にわかには信じられない話だわ」



「だろうな。俺も話していて、途中でファンタジーの話かと勘違いしそうになったよ」



 只人が、嘯く。自分で腕を切り飛ばした事などにはあまり触れていなかった。


「でも、あなたの話が本当だとすれば全て辻褄が合うわ、不気味なほどにね」



「出来れば辻褄が合わない方が良かったんだけどな」


 只人が肩を竦める。小さなため息とともに。本音だった。


 アレタは、只人の様子を見つめる。嘘を付いているようには見えないし、何より彼には嘘を付く理由も見当たらなかった。



 だとしたのなら。


 アレタは思わず右拳を握りしめた。


「ファッキンイヤー。あの化け物。生きているのね。久しぶりだわ、怪物にしてやられたのは」


 声は平坦。しかしてその拳は万力が如く握られている。


 近隣にいた鳥が、一斉に飛び立った。この場を離れるかの如く。


「アタシが次は滅ぼしてやる」



 英雄が嗤う。怒りを決意に塗りたくりながら宣言する。


 彼女がいつものように、高い。誰もたどり着く事の出来ない高い塔の上で踊り始めた。


 その宣言を、その踊りを何人も遮る事など出来なーー







「ダメだ。アレは俺の獲物だ」



「邪魔は許さない。例えあんたでも。アレタ・アシュフィールド」


 踊りが乱される。観衆としか思えない、思えなかった目の前にいる無粋な乱入者によって。


 アレタは始め、自分が何を言われたのかわからなかった。


 だからその大きな碧い眼をぱちりと開いて閉じた。豆をぶつけられた鳩のような。


 しばらくしてから、その言葉を理解した。



 邪魔だと言われた。


 今、アレタ・アシュフィールドの孤独な踊りは止められた。狭く高いその塔に、初めて邪魔者が現れたのだ。


「アレは俺が殺す。絶対にだ。」


 静かに、しかし何の反論も許さないようにタダヒトが言葉を紡ぐ。彼はアレタから一切眼を逸らさなかった。



 孤独な踊りを止めた乱入者が勝手に踊り始める。それはちぐはぐで、荒々しくとても見るに耐えない粗末なもの。


 しかし



「あ」


「ん?」


「ずるい」


 まるで遊びからハブられた幼子のような言葉がアレタの桜色のくちびるから浮き出た。


 孤独に踊り続ける英雄にはその乱入者の雑な踊りがとても楽しそうなものに見えていた。





「ずるい?」



「ずるいよ。タダヒト。とても、あなた楽しそうだわ」



 アレタは自分の口が、勝手に動くのを自覚していた。ちがう、こんな事を話すつもりではない。


 なのに、止まらない。



 ーーいつか、お前と一緒に踊ってくれる奴が現れるといいな。


 大切な友人の言葉がアレタの脳裏に蘇る。


 アレタは想う。


 ああ、アリーシャ。一緒に踊ってくれるかどうかはわからないけど。


 見つけたかも知れない。


 一緒に踊りたい人間を。



「アタシも混ぜてよ。独り占めはズルいわ」


 だからその言葉は自然と出てきた。ここに来て、味山 只人の顔を見てからいつ切り出そうか迷って、ずっと言えなかった一言。


 あの戦いで、自分と張り合ってくれた、初めて自分と共に踊ってくれた人間に伝えたかった一言。



 アレタが立ち上がる。勢いがつきすぎて座っていた椅子を蹴飛ばしていた。





「タダヒト、仲間になりましょう。あなたと私でパーティを組んでくれない?」



 言った、言えた。机に手を置き身を乗り出してアレタが只人を見つめる。


「へ」



 今度は只人が眼をパチクリ。潤んだ碧い眼を見上げる。



 え、何? 仲間、ナカマ? ナカーマ?



 誰とだれが?


「俺と、アシュフィールドが?」


「いや……なの?」




 只人は自分よりも身長の高い彼女が途端に小さくなった錯覚に襲われる。小さく呟く彼女はまるで仲間外れを恐れる幼子のようでいて。



「いや、いやじゃない。いやなわけあるかよ」


 只人の頭が混乱する。そもそも指定探索者と組めるのか? とか、なんで俺? とか。



 様々な思考が巡って、巡って、一つの結論を出した。


 それはとてもシンプルでいて、身勝手な結論。



 味山 只人の唯一大凡ならざる人間性の発露。

 

 必要だ。あの"耳"を殺すためには、彼女の力は必ず必要になる。


 何も問題ないじゃないか。


 そもそも今生きているのが奇跡みたいなもんだ。なら、こんな夢みたいな事も起きるだろうさと、呑気に理解した。


 必要だから、自分の器を超えた出来事も受け入れよう。


 只人はそう結論づけた。


 目の前にいる少女がどのような想いでその言葉を綴ったかも考えないままに。



 その冷たい合理性、効率性こそが味山 只人を凡人の身でありながら探索者として今日まで生き長らえてきた遠因でもあった。



「嫌じゃないの?」


「アレタ・アシュフィールドに仲間に誘われて嫌って思う探索者なんているか?」



「ほかの人はどうでもいいわ。あなたはどうなの?」


 アレタが只人にずいと顔を近づける。只人はそのまま後ずさりすることなく、彼女を見つめた。



「顔が近いって。俺なんかでいいのか?」


「ティーンの小娘みたいなこと言わないで、似合ってないわ、タダヒト。あなたに、あなたにしか言ってないの」



 太陽が昇る。遍く全てに平等に生きるための熱を与えていく。



「アタシは指定探索者、アレタ・アシュフィールド。探索者アジヤマ タダヒト、あなたをアタシの補佐探索者として任命したいです。答えは?」



 アレタが、タダヒトに手を差し伸ばす。右手をゆっくりと差し出した。



 すぐにその手は握られる。あの時と同じように。凡人ソロ探索者が指定探索者の狩りに参列したあの戦いと同じように。


「探索者味山 只人。了解。宜しくおねがいします」


 只人が笑う。アレタはそれを見てニヤリとその形の良いくちびるを歪ませた。


「タダヒト、まずは笑顔の練習から始めましょ」


 握手を返す。それは決して離れる事のない約束。


 "耳"との呪われた約定にもよく似た、人と人の約束。


 暑い夏の一日。これから二人には話すべき事が沢山ある。


 これから続く、探索のために沢山の事を話し会わねばならない。


 お互いの事をもっとよく知らねばならない。



「これからよろしくね、タダヒト」



「ああ、宜しく、アシュフィールド」


 凡人と英雄。二人の探索が始まる。


 遠くで、海鳥が鳴いた。




「あ、そう言えば、あの新種の怪物種の命名権。アタシたちにあるのだけど、どうする?」



 アレタが思い出したように呟いた。


 只人は一瞬、あ、と呟き、アシュフィールドの真似をしてニヤリと笑った。



「それなら決まっている。あいつは、あの恐ろしい怪物の名前はーー」







 太陽が眩しい。


 遍く全てが、夏の日の絵に溶けていった。




































 ………………



 太陽の光が届かぬ、暗い場所。


 人類最深到達点、バベルの大穴、三階層よりも、もっと深く。












 死臭。


 そこには、その肉を千切られ、穿たれ、潰されていた生き物の死体が積み上げられていた。


 太い脚に長い尾、鋭い歯を兼ね備えた、巨大な生き物。


 見る人間が見れば気付いただろう。それは太古の昔に地球を支配していた存在に酷似していた。



 すでに事切れていたものの。





 それら死体の山の上に座りこむ存在が一人。



 暗い場所に、誰にも聞こえぬ唄が響く。



 唄のぬしは上機嫌に口のない顔で唄を紡いだ。


 手に持ったとある道具。刃が潰れたそれ。どのような膂力で振るえば鍛造された金属が開いた歯ブラシのようになるのだろうか


 ある強敵から奪いとった、人間が斧と呼ぶそれを眺めながら。



 唄を紡いだ。



 €Head, shoulders, knees and toes.€


 €Head, shoulders, knees and toes.€


 €Eyes and Ears and mouth and nose.€


 €Head, shoulders, knees and toes.€



 €あたま、かた、ひざ、つまさき€


 €あたま、かた、ひざ、つまさき€


 €おめめ おみみ おくちにおひさ€


 €あたま、かた、ひざ、つまさき€





 その唄の主の頭部は、まるで人間の"耳"のような形をしていた。



 その唄は暗闇に浮かんで、そしていつしか消えていた。


















[凡人ソロ探索者は現代ダンジョンに酔いながら恐ろしい怪物に立ち向かうようです]



 おしまい




 第2部へつづく。






最後まで読んで頂きありがとうございました!



ぜひ次回作もご覧下さい!


ここまでお付き合い頂き本当に、本当にありがとうございました!


読んで頂けるあなたのおかげでこのお話は終わりを迎える事が出来ました!



ありがとうございました!



新作始まりました!


ヒロシマ〆アウト〆サバイバル 〜凡人の生存者は世界を救えなかった特殊部隊の遺産と共生しながらこの終わったヒロシマで醜いクリーチャーを狩りつつ、超人達と協力したり争ったりしながら生き残るようです〜


https://ncode.syosetu.com/n2999fh/


探索者の物語ではない、生存者の物語を是非お楽しみください!

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非常にまずい。 読みたかった知りたかった答えが既にあった。 始まりは当然の如く有った。書籍勢は此処に辿り着かない方が楽しめるんじゃなかろうか。 上手く続けば、外伝として発売出来るネタでもある。 なんな…
コミカライズを切っ掛けに凡才探索者、凡人探索者を知り、なろうで凡人探索者を読もうと思った時に前作があるのに気付いて一気読みしました。 これから凡人探索者読みますがここまでで既に面白いので、続きも楽しみ…
二部読んだ後に来ました。微妙に名前が違ったりするのはなんでなんですかね。別世界線なんだろうか。 ずっと謎だった夏の耳との戦いがようやく判明。そりゃこれだけちゃんと描写されてれば二部では降れられない訳で…
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