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邪神さんが行く⁉︎異世界探索  作者: トーマス・マトン
7/19

〜初めてのだんじょん!〜

迷宮ダンジョンに突入じゃあ!笑

あの勇者御一行様アホどもを華麗にスルーし、迷宮ダンジョンの前に転移した私は、迷宮ダンジョンに入る事にした。と、入り口の前の兵たちが私を止める。

「そこの女!貴様はさっき許可証を持っていなかっただろう!迷宮ダンジョンは許可証がないと入れぬぞ!」

女性に女って失礼な奴。まあ許可証あるし見せてやろう。

「許可証とはこれの事?」

門兵たちは私から許可証をひったくると、照会し始め、しばらくするとざわめきだした。

「なんと、Sクラスの方でしたか。これは飛んだご無礼を致しました」

手のひら返しやがって。

「相手が偉いと態度が変わるんだ?」

「申し訳ございませんでしたっ!」

ふふふ、許してあげよ♪

「…次回からは気をつけなさい?さもないと・・・」

唐突に殺気を出す。

門兵はへたり込む。

「わかれば良いの。今からいくつか質問するわよ?噓偽りをせずに答えなさいよ?」

ついでにわからない事も聞いちゃえ!

「は、ひゃい!」

男の震え声なんて需要ないって。まあいいや。

「魔物は倒すとどうなる?」

「え、魔物?ですか?」

無言で圧力をかける。

「ま、魔物とは魔力によって迷宮ダンジョンマスターによって作られる生命で、人に対し凄まじい敵愾心を持ち、襲ってきますが、神や悪魔に対してはさらに積極的に襲ってきます。一度従属したものはそのボスを倒すまでずっとボスに従います。この習性を利用し、従わせるものもいます。なお、魔石コアと呼ばれる器官を持っており、自律行動をしたり魔力を生み出す原動力となるものなのですが、同時に弱点ともなります」

ふーん。そうなんだ。

「で、他には?」

一応聞けるだけ聞いとかないとね。

やはりというか、案の定まだ隠していた。

「ごく稀に、素材ドロップアイテムを落とす。販売価格もよし、武器に使ってもよし、装備の強化に使うもよし、さらに魔石コアと売れるところがたくさんあって、モンスターによっては一頭で云十万にもなります」

「倒したモンスターは?」

ここで心理学をっと。何を考えてるのかな?

「(いつまでこんな下らねー事を…)そのまま残りますが、魔力の強い環境に置くと、急速に腐敗し消滅します」

あれはカチーンときたから少し怒ってやろう。

「下らない事でごめんなさいね。それで、召喚生物を連れて行くのは?」

再び心理学を。まあある程度わかるんだけどね。

「(こいつ、俺の心を読みやがった⁉︎)え、ええ。大丈夫です。ただ、召喚するのは迷宮ダンジョン内でとなっております」

顔に出さないあたり流石といったところか。でしかもこいつ実はCランクだったんだね。少しレベルの低さにがっかりしたよ。なので忠告する。

「君は下のものに対して態度が尊大過ぎるよ。警戒態勢も緩いし、すぐ格上に気圧される。そんなことだからCランクどまりなのさ。そこに気をつければBランクも近いよ?」

それだけ告げて颯爽と消える。

さあて、迷宮ダンジョン初潜入だ!





今回は短め。

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