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友だちの詩  作者: 詩とかいてウタです


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ドライブスルー

ワンブロックあまりの行列。

右車線は長蛇の列。

まるで焦げたパティの匂いがそのままかたちになってしまったかのように。


「ぽぺぺぴくぽぱくなくた」


「ぽぺぽぺ?」


「ぽぺぺぴくぽぱくなくた、ぺぽぺぴ」


「あー、ぽぺぺぴくなくたくくた?」


「んん。ぽぺぺぴくぽぱくなくた」


やっとこさ。

穴のぶつぶつあいたマイクに語りかけるとき。


「ぽぺ?」


「んぴっぴ」


「ぽぺー」


まさかぽぺぺすら伝わらないなんてね。

そんなこと初めから分かっていることなんかないでしょう。


ぽぺぺ、ぽぺぺと繰り返す毎日なんてあるわけないでしょう。


あるていどのぽぺぽぺと、すこしのぴぴで。

なんともらちが明かないから。

結局は彼女の顔にはそばかすがあった。


「ぽぺぺぴくぽぱくなくた」


「ぽぺぺぴくぽぱくなくた?」


「ん」


「ぽぺ」


受け取った袋が後部座席に投げられて走り出すのはでこぼこな車体。


「なんだこれ」


「ケチャップ4つも入っとるがな」


わあはは。ときみが笑うから。

なんだかトラウマの意味がほろろと崩れ落ちていくといい。




ぽぺ

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