魔王女との出会いと悲しい過去
そこに立っていた女性は2人を城に泊めてあげた
「ん?どこだここ?」
宮本武蔵が石で作られた広い洋風な部屋を見て言った
宮本武蔵は自分の体を見た
体の傷が全て塞がっていたのだ
宮本武蔵がベットから出ようとした時
ガチャッ
誰かが入ってきた
「だっ誰だ!!!!!!」
と宮本武蔵が机に置いてあった刀を持って構えた
「あらっ!おはよう、体は大丈夫、かしら?」
と昨日の2人を泊めさせてくれた女性が部屋に
パンとりんごが入った籠と小さな鍋を持って
部屋の中に入ってきた
それを見た宮本武蔵は刀を机に置いて椅子に座った
「よいしょっと」
女性が鍋を机に置いた
女性は宮本武蔵にそっぽを向いた
(やばい!あの宮本武蔵様が私のお城の中に!!!)
と心の中の女性がはしゃいでいた
「おっお主、わらわも一緒に
食事をしても良いか?」
と顔を赤くしながらとても噛み噛みな声で言った
「うん、いいぞ
飯はたくさんの人と食べる方がうめーー飯が
さらにうまくなる調味料があるからな」
(やった、食事にまで私!誘っちゃった)
女性は鍋に入っていたシチューを
木の器によそり、皿を置いて、
その皿の上に持ってきたパンを置いた
宮本武蔵はそのパンやシチューを初めて見た
「何だ?こんな料理は俺のいた国では無かったな
でも何か美味しそうだ!!!!!!」
パンを片手で持ちそれをガブッと豪快に食べた
「おーーーーーうめーーーーー!!!!!!」
と宮本武蔵が大きく目を開き叫んだ
「これっお前が作ったのか、この汁物も」
と宮本武蔵は女性に顔を近づけ言った
女性はあまりに緊張して顔から湯気が出るのを必死に我慢した
「はっはっはっはははははい
このパパパパパパンはわわわわわ私が
つつつつつつつつ作りままました」
と必死に女性は宮本武蔵に言った
「この料理うめーなありがとう作ってくれて、
また食べたいまた来て時作ってくれねえか?」
と宮本武蔵はその料理を気に入ってしまった
(キャーーーー宮本武蔵様が私の料理を食べて
褒めてくださった、私は世界一幸せ者だわーーー!)
と女性の心の中は、パーティー状態だった
「ここに住んでください」
と女性は自分で何を言っているか分からなかった
宮本武蔵は女性の目を見た
「ありがたき幸せ、その御恩をありがたく頂戴致します」
と宮本武蔵は女性の目の前に膝まずき
土下座をして感謝をした
「いやっこちらこそ料理を褒めてくださり、
しかも町を大怪我をしてまで1つにしてくれた
、私には出来ません」
と女性をは宮本武蔵を見て、言った
「なぜ?町の人たちを1つに出来ないのですか?」
と宮本武蔵は女性に問いかけた
女性はその事を話し始めた
「昔に私の先祖がこの世界をを
恐怖のどん底に落とし入れたの
それで新しく来た魔王が
私の先祖の魔王を倒して、世界の人気者になった
そんな中私たちの先祖はたくさんの人々から
石を投げつけられた、そしてこの町に流れ着いた
それからというもの私たちはずっと嫌われてきた
だから私は世界をむしろこんな小さな町でも
人々を一つにするなんて出来ない」
と女性は悲しげに宮本武蔵に言ってあげた
「でも最近、魔王会議があって、大魔王が
通路でこんなことを言っていた
『裏ではお前ら人間を抹殺するために
魔界とこの世界を繋ごうとしているのに
ちょっと怖いことから救ってやっただけで
こんなにも俺を信頼してしまう
バカだな』と通路で北の魔王と話していた
私は人間を守りたい、
たとえ守った後でも嫌われたとしても
でも今の自分が大魔王に勝てるとは思いません
なので、あなた達の力を貸して頂きたい
お願いします力をお貸しください
お願いします世界中の人たちを救いたいです
守ってやりたいです
たとえ、その後、嫌われたままでも」
と女性は土下座している宮本武蔵の前に膝まずき
土下座をした
宮本武蔵は
「あなたがそのようにおっしゃるのなら私は
あなたに力を貸します、着いていきます!!!!!!
あなたがどれだけ嫌われようとも」
と宮本武蔵は女性の方に顔を上げて言った
「ありがとうございます!!!!!!」
と女性は涙を流して言った
「さぁ食事の続きだ」
と宮本武蔵は女性と食事を続けた
「貴方様の名前は、何と言われるのですか」
と宮本武蔵は女性に名前を聞いた
「そういえば自己紹介がまだでしたね」
と女性は椅子から立ちあがり自己紹介をした
「私の名前はサレス グリグラーこの町の魔王女
です」
と宮本武蔵はその名前を聞いて、サレスに
「いい名前だな、大切にしなよ」
と宮本武蔵は言った
サレスは
「私はあなたが大好きです」
と宮本武蔵の顔を見てニコッと笑って言った
その可愛い笑顔を見て宮本武蔵は
(何だ、この女子は、可愛すぎるではないか
こんな可愛すぎる女子の居る城で過ごすのか
ここの世界に来てよかった)
とサレスの可愛すぎる笑顔を見て
顔が赤くなって、思った
彼らはこの日から大魔王の陰謀を
阻止するためにために
色々作戦を考えた