表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

武蔵 二刀流になるまで

そして2人は貧民街から出た

2人に対して

貧民街の人達が大きく手を振ってくれた

「また来いよー」

などの言葉を聞いた2人は前を向き歩きながら

「次来る時は、お前たちが、いつでも腹いっぱい

飯が食える時だー!」

と宮本武蔵は右手を掲げ大きくその右手を振った

こうして2人は黙々と歩いていった

そんな中こんな話題を佐々木が振ってきた

「お前、俺と戦った時、二刀流の理由について

言おうとしていて言って無かったけど、

なんで二刀流なの?」

と佐々木が宮本に質問を問いかけた

「それはな

俺に昔、姉貴がいたんだよ。

俺よりも剣術は上手くて、強いだけど、

(やべっ強さを認めた奴2人だった)

体がとても弱かった

そんなある日、俺と試合していた

『初め!!!!!!』という合図で

いきなり、ドタッ!!と姉貴が倒れた

姉貴が倒れた原因は結核だった

姉貴は広い倉庫の中で1人で死を待つばかりだった

姉貴はだんだんやせ細っていった

そして木刀も振れない体になってしまった

そんな姉貴を俺は見ていられなかった

次の日から俺は姉貴の分まで剣術に励んだ

木刀を2本振った最初はとてもきつかった

毎日、筋肉痛の日々だった、

だけど1日も欠かさなかった

そんな努力も虚しく

姉貴の結核は悪化していく一方だった

それから10日後

姉貴は死んだ

俺の涙腺が崩壊してしまった

大粒の涙がぽろりぽろり

と流していた

俺は姉貴のこんな言葉を思い出した

『泣け!小さい内にどんどん泣いとけ

そのうち、その泣いている子の気持ちを

わかってやれるからな』という言葉を思い出した

それで俺は泣き止んだ

それからはずっと2本の木刀で剣術の練習をした

こうして二刀流の道を進んだ」

と宮本武蔵は泣くのを必死に堪えて話してくれた

そんな中佐々木小次郎は

鼻水を垂らし、涙をボロボロ流して、

泣いていた

そんな話しをしているうちに

城下町に着いた


武蔵は泣きません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ