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貧民街に最強のサムライコンビ現る

日本のサムライといえば

困っている人を見捨てないところですよね


宮本武蔵の名前は、現実世界でとても有名だが

異世界でも、とても人気だった

この宮本武蔵が佐々木小次郎とライバル対決

『巌流島の戦い』

は異世界や現実世界でとても有名だった

そんな中、宮本武蔵の名前を聞きつけた

魔王女が巌流島の戦いを魔王城で見ていた

それを見て魔王女は見たこともない光景を

宮本武蔵は見せた

自分が倒した相手を助けてあげていた!!!!!!

この光景を見た魔王女は宮本武蔵を

つい!この異世界に宮本武蔵を召喚してしまった

「あらっ!つい!私ったらこの男を召喚してしまいましたわ。」

と無意識に召喚してしまった

「なんで私はこの男を召喚してしまいましたのでしょう?」

とほっぺたを赤くしながら、首を傾げた

そう!

魔王女は日本のサムライ宮本武蔵

に惚れてしまったのだ

というより宮本武蔵が世界だけでなく

異世界の魔王女を惚れさせたと言ったところだろう

宮本武蔵が召喚される1時間前

「全く世話のかかるやつだぜ」

と宮本武蔵と戦い敗れた佐々木小次郎を担いで

船に乗せ巌流島を出た

そして1時間後

島に着いた

そこには見たこともない光景が広がっていた

「なんだこれは!?」

と宮本武蔵はでかい声で行ってしまった

その声で佐々木小次郎は起きた

「ん?・・・はっ!武蔵!!!!!!お前!俺に何を・・・」

(お前!!!!!!俺を助けてくれたのか)

傷口が包帯で治されていたのを見て

宮本武蔵のその人間心の良さに

佐々木小次郎は涙を流した

「おめっ!!

この俺を助けてくれたこと、感謝するぜ」

と佐々木小次郎は涙を拭きながら宮本武蔵の

方を向いて感謝をした

「戦いが終わったら敵も味方もない

むしろ俺と戦ってくれたことを感謝してるんだ!

そんな俺と戦ってくれたのにあんな島に置き去りなんて俺には出来なかっただけさ」

と宮本武蔵は佐々木小次郎に大きな背中を

見せながら言った

泣きやみそうだった佐々木の涙がまた溢れてきた

「それより、佐々木、これ!どうすんの」

と佐々木小次郎に

すごい量の汗を流している宮本武蔵は言った

佐々木小次郎はその光景を今初めて知った

「なんじゃこりゃ!!!!!!」

と佐々木小次郎も大きな声を出した

「とりあえず、あの城を目指すか」

と大きな黒い洋風な禍々しい城を指さして言った

「おっおう」

と佐々木小次郎と宮本武蔵は

森の中を歩いて、行った

そしたら、小さな街があった

「ここは?」

と佐々木小次郎が周りを見渡した

「ここは、貧民が住む街だろう」

と宮本武蔵が佐々木の肩に手を置いて言った

「お前ちょっと1回戻るぞ」

と引き返そうと宮本武蔵は言った

「えっ?なんで?」

と宮本武蔵の言ったことがよく分からない

佐々木小次郎が言った

「釣りをしよう!」

と宮本武蔵は明るい笑顔で言った

「はぁあーーー」

と言いそうだったが佐々木小次郎は持ちこたえた

「お前腹減ってるだろ」

と宮本武蔵は言った

佐々木小次郎はこの言葉を聞いて察して

また涙がこぼれ落ちた

「お前なんで泣いてんだよ(笑)」

と宮本武蔵は笑いながら

泣いている佐々木小次郎の頭をポンポン優しく

叩いた

「そうだ釣るなら、とびきり、でかい魚がいいな」

と宮本武蔵が上を向いて言った

「うん!どっちが多く釣るか勝負だ!!」

と佐々木小次郎は、涙をふいて笑顔で言った

船に戻って佐々木小次郎と宮本武蔵は

宮本武蔵が作った不格好な釣竿を手に

魚をどんどん釣って行った

「オラオラオラオラオラオラァ!!!!!!

ぶりゃぃぃぃぃいやあああ!!!!!!」

と2人は自分よりも倍大きい魚を釣りまくった

それを大きな袋に詰めた

「釣りすぎたんじゃないか

俺がつい本気を出しちゃったからごめんね」

と宮本武蔵が佐々木小次郎を見て笑顔で謝った

「ふざけんな!!俺の方が多く釣ったわ!!!!!!」

と佐々木小次郎は宮本武蔵と張り合った

「そんなことより、まじで、これ、どうするか」

と佐々木小次郎は本気で悩んだ

悩んだ結果

佐々木小次郎は3つの提案を考えた

「提案1、2人で引きずって持って・・・」

「よしそれで行くか」

と宮本武蔵は即答した

「まぁお前がいいなら俺はいいんだけど・・・」

と佐々木小次郎と宮本武蔵は

その提案でやってくことにした

「はぁはぁ何とか持ってこれた」

と佐々木小次郎はとても息が上がっていた

「おめーだらしねーな、

こんなんで息が上がっちまうなんてよう

本当にお前俺に傷をつけた本人か?」

と宮本武蔵は佐々木小次郎に呆れ顔で言った

彼らを貧民街の人達が睨みつけていた

「お前なんかやったの」

と宮本武蔵が佐々木小次郎の耳元に囁く

「何もやってねぇよ」

と佐々木小次郎はつい大きな声で答えてしまった

それで貧民街にいた赤ちゃんが泣いた

おギャーおギャー

「なんかしちゃったじゃん」

と宮本武蔵が佐々木小次郎の耳元で囁く

(ちくしょー後でお前斬る!絶対斬ってやる)

と思いながら言い返せなかった

そこに海で取った、大量の魚を

宮本武蔵が短刀でさばき始めた

とても器用で、それはまるで何かの舞を踊っている

ように佐々木小次郎は見えた

そしてその料理をしている姿を

貧民街の貧民達はボロ家の窓から見ていた

佐々木小次郎の心にも火がついた

「あちちちち

なにやってんの?バカッ!」

と背中に宮本武蔵に火をつけられた

「なんか熱くなってるから中だけでなく外側も

熱くなって欲しいと俺は・・・」

とボケを繰り広げていたら

やせ細ってボロボロの服を着ている女の子が

2人を見ていて笑いだした

そしたら、その子のお母さんが、その子の

口に手を当て

「やめなさい、あの人剣をさしている

怒らしたら私たちを殺すかもしれない

だからお願い耐えて」

と子供に親が泣いて頼んだ

そしてその光景を見た、宮本武蔵は

(俺が・・・みんなが平気で笑える

笑われても、笑い返せる

楽しい、世の中に変えてやる!!!!!!)

と宮本武蔵は思った

(まずはこの街を変えていくか)

とさっき笑っていた女の子の近くに宮本武蔵

は歩いていった

「ちょっとこれやっててくれ」

と佐々木小次郎に料理は頼んだ

「お、おい!」

と宮本武蔵を佐々木小次郎は止めようとしたが

止めなかった

女の子とお母さんは目をつぶって、命を捨てる

覚悟できた様子

「そんな顔をすんなよ、笑ってくれてありがとう

俺たちを見て幸せになるならどんどん笑ってくれてそれが俺らのパワーにもなるから」

と女の子を撫でて

戻って行った

女の子とお母さんはその宮本武蔵の心に

思わず涙を流した

そろそろ料理もできてきた

「さぁ皆さん料理が出来ました

皆さんのために作りました残さず全部食べちゃってください」

と佐々木小次郎が街中に響く大きな声で言った

そしたら、だんだん体がやせ細い老若男女がよろよろと出てきた

「あっこれ全部食べていいの」

と男の子が近寄って来て弱々しい声で言った

男の子は沢山あった魚の刺身の中から

マグロの赤みを手で掴み、食べた

パク、モグモグ、ゴクリ

思わずその男の子はあまりの美味しさに

「うめーー」

と万遍の笑みをうかべた

周りにいた人達もその刺身をほうばった

「なんとお礼を言っていいのやら」

とおばあさんが近寄ってきて、

佐々木、宮本の前で手を合わせた

「いやっ俺は自分のサムライ魂を貫いただけだ

あと俺はこんな光景が好きだ

たとえ、どこぞの国かどんな所かわからんが

俺の好きな光景は変わらねぇ

どんなに悪いヤツでも、戦いで俺に傷を

つけた奴でも、金持ちも、お前たちみたいな奴ら

もだ無理やりじゃない自然に笑顔が出る、

幸せな世界にしたい!!!!!!」

と宮本武蔵は自分の願望をおばあさんに語った

「俺もだ!!!!!!」

と佐々木小次郎が宮本武蔵の後ろで

魚の味噌汁をよそりながら言った

そしてその味噌汁をおばあさんに差し出した

おばあさんは、その味噌汁を飲んで

「美味しい」

と小さな声で言った

パンッ!!!!!!

と佐々木小次郎と宮本武蔵が

硬い硬い握手をした

「俺はお前を1番信じてる」

と2人は手を組み佐々木小次郎は言った

「俺はお前を認めてやる お前は最強のサムライだ

俺が最強を認めたのはお前が初めてだ」

と宮本武蔵と佐々木小次郎を認めた

こうして最強のサムライのコンビが生まれた












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