第19話No.0部隊会議
ジャンテはNo0部隊のメンバーの中でも精鋭クラスの4人を集めていた。
「諸君らに集まってもらったのは、これからの部隊の在り方について意見をききたかったからだ。別に1人でも決めれるが私が認めた君らにも考えて欲しくてね。1人ずつ意見を述べてくれ。まずはニックからだ。」
「私 ニックが意見を述べさせてもらいます。私はこの部隊は少数精鋭部隊なので先陣を切り、帝国の1番槍としての働きをするのはどうでしょうか?」
「なるほどね、確かにそのような考え方もあるね。次はグラントニ述べてくれ。」
「私はニックさんと似ていますが、やはり少数精鋭が強みだと思うので他とは違う動きをした方が良いかと。」
「確かにこの部隊は命令系統は軍ではなく魔帝王閣下直属だからね。次にソフィア述べてみてくれ。」
「わ 私は、お2人と同じ考えです!」
「そうなのかい?まぁいいか、時には自分の意見を言うことをするんだよ。最後にエクス述べてくれ。」
「そうですねー、確かにこの部隊はジャンテ様が独自の試験で受かった少数精鋭ですが、それよりも他にはない多種属部隊なのですよ、なのでそれぞれの部隊でまとめ役を作りジャンテ様からの命令を送りやすくします。次にそれぞれの部隊の交流を多くして信頼関係を作ったらよいかと。命令系統は軍との連携をしながら独自で動いていったら良いかと。」
「エクス君の案は中々良いよ、参考にしよう。諸君君たちは私が認めた精鋭の中の精鋭だ実力に過信せず、自信をもってこれからの行動に当たれ!」
「了解!!」
No0部隊の会議は幕を閉じた。
その後ジャンテはエクスの案を丸々つかい、2週間ほど部隊の訓練と修行に明け暮れていた、また今回の事でエクスは副隊長へと昇格していた。またニックは情報 暗殺 騎馬隊のまとめ役、ソフィアは防衛 盾のまとめ役、ソフィアは天空 遠距離狙撃のまとめ役へと昇格していたのだ。
ジャンテが部隊員と訓練をしていると、タナトさんの部下の1人が必死の形相で駆けてきた。
「申し上げます。ピリル王国が挙兵して魔帝国へと進軍する動きを見せております。緊急軍会議を行いますので急ぎ魔帝王城の会議場までお越しください!」
「わかったすぐに行く。」
ジャンテは急いで魔帝王城へ登城するのであった。
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