第13話No.0部隊結成1
王国が魔帝国との戦争の準備を進めている頃、ジャンテはNO.0部隊のメンバーを考えていた。
「魔帝王閣下が部隊編成の命を頂いて1週間か…いちようメンバー志願者のリストまでは作れたな。書類での審査の後に実技試験と面接をしてからきめるかな?」
ジャンテは軍の事務室まで向かい5日後に0部隊の実技試験をする胸を伝え志望者に伝えるようにしてもらった。
ちなみにジャンテは0部隊長に任命されてからギデの家から離れ軍の寮に住んでいた。
5日後ジャンテの書類審査で合格した約100人の戦士達が集まっていた。
「諸君にはこれから3日間魔帝国の近くの魔の森にて実技試験をしてもらう、3人1組となって行動してもらう、グループ分けはこちらでやらしてもらった。試験はタナトさんの協力のもと1グループごとにちゃんと審査しているから気を抜かぬように。では各々支度をして魔の森の近くで集合するように、集合時間は自分で決めろ。」
会場がざわめきの中ジャンテはタナトの元へ向かった。
「タナトさんこの度はありがとうごさいます。私のわがままを聞いていただき。」
「いいよ、頼ってくれて!それより面白い試験だな、集合時間は各々で決めろか、いついくのだい?」
「今から2時間後なので12時30分あたりですかね。」
「君も人が悪いねー、いつ来るのかわからない状況で昼飯時に試験が始まるのだもん。」
「私の狙いをここまで見破られるとは思いませんでしたよ。」
「ちなみに君が試験場についた時点で居ないものはどうするのだい?」
「そんなやつ要りませんよ、それぞれの部隊に戻ってもらいますよ。」
「ちなみに君が思う合格者は誰なの?」
「私が思うに、元暗殺部隊副隊長ニック、元天空部隊中隊長グラントニ、元警備隊の守護者ソフィア、元暗殺部隊情報担当テクストぐらいですかね。」
「元警備隊の守護者ってのは聞いたことがないぞ?誰なんだ。」
「酒屋に行った時に噂で聞きまして、なんと結界使いらしいんですよ。」
「結界使いだと?なぜ誰も知らない?」
「それが彼女同僚から疎まれているらしくて、それで私が進めたのですよ。同僚が何かと五月蝿かったので少し脅しておきましたが…」
「なるほどな、やはり軍を拡大していくにつれ使えない奴や、バカな真似をするやつが増えているな。少し軍を引き締めなくてはな。」
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